表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
RAN&JUMP  作者: 月明かり
29/53

第29話

なぜなんだ?


朝までは

《タクちゃん大歓迎》


の文字が

《タクちゃんのみノックすること》


に変わっている……




薫の部屋のドアに掛かっているホワイトボードは書き直されていた



俺何かしたか!?


《コンコン》

「俺だけど?」


沈黙?

あ……微かに何か音が…


「ど〜ぞ♪」


機嫌は良いみたいだな


《ガチャ》


「いらっしゃ〜い」


いつもと変わらない可愛い笑顔で薫は迎えてくれた



「な〜……何で俺だけノックしなくてはならない?」



「なんででもだよ。あと3日だけ我慢して」



「え〜……わかったよ。話が変わるけど瞳からメールきたか?」


携帯を開き先ほど瞳からきたメールを見せる


【桜の様子が変(=_=;)明日みんな桜の家に集合してくれない?(>_<)】



「私にもきたよ。タクちゃん行くよね?」


「おう!じゃ2人とも行くってメールしと……ん?」


メール受信中……

受信完了


瞳からだ


【じゃ〜1時に集合ね(≧∀≦)よろしく♪】


「………。」


盗聴でもしてんのか!?

瞳ならありえる!!



「タクちゃんどうし―」


薫が携帯を覗く


「「…………。」」


世の中に何人いるだろう?


友達のメールで恐怖した人が何人いるだろう?


今2人は固まっている

フリーズ



「拓也〜薫ちゃん!!ご飯できたわよ!」



「……行こうか?」


「そうだね……」


「瞳…怖いな」


「うん…前は神様の存在否定してたしね」


マジで?!

怖!!


今日夢に瞳が出ないことを願わずにいられなかった

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ