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RAN&JUMP  作者: 月明かり
20/53

第20話

「タクちゃん大丈夫?」


「タク元気出せ!」


「拓也死ぬな!」


現在放課後

いつもの3人が声をかけてくる


「あのな……心配してくれるのはうれしい……が!」


「「「が?」」」


俺は椅子から立ち上がる




「俺を残して逃げるな〜〜〜!!!」




ーーーー午前中ーーーー


「椎名あれマジか!?」

「おい!説明しろ!」

「椎名君……」などクラス全員+他クラス生徒20人ほどから質問責めに……


ただでさえ朝の騒動で疲れたのに…………

誰だよ?

黒板にあれ書いた奴!!


とにかくコイツ等どうにかしないと


「薫!説明……薫?」


説明するの手伝ってほしいのに………………………………………………………………………………薫が居ない………………ケンと瞳も居ない…………………あ!居た!!…………………………………………………………教室の外に避難してんじゃねぇ!! あ………居なくなった(泣)


「説明しろよ椎名!」

「椎名君どういうこと?」


誰か助けて…………


ーーーーーーーーーーー


てなわけで朝から死にかけたワケ


「ゴメンなさい」


「「以下同文」」

↑これにはムカついた



「薫は許すが……そこの2人………なにが『以下同文』だコラ〜!…………逃げ足速やすぎ」

薫を見た後に2人の方向を見ながら叫ぶとすでにいなかった



「タクちゃん帰ろ?」


「あぁ〜帰って寝たい」


俺は死人のような目で薫と手を繋ぎ家に帰った


ーーーーーーーーーーー


風呂から上がりリビングでテレビを見ていると薫が


「タクちゃん明日ひま?」


なぁ〜んて聞いてきた

たしかに明日は日曜で暇だ


「ひまだな……なんでだ?」



「映画見に行かない?」そんな上目遣いされたら嫌とは言えん

はじめから言う気はないけど……


「オーケー行こう」


「やった〜♪ありがとう」


「コラ!抱きつくな!!」


母さん達が見てるだろうが!



「え〜……せっかく彼女になれたのに……」


《パリン》

皿が割れる音が………

キッチンにいる母さんが驚いてる

キッチンの前にある椅子に座っている親父はなぜか笑顔だ



《バス!》

不意に親父が後ろから殴られた(まな板で)


母さん……なぜに親父を殴った?

親父は笑顔のままで気絶してるし……キモい


「さ〜説明しろ!」


母さんが笑顔で命令する


「……はい」


結局家でも休むことができなかった

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