第13話
「「「「「今日までありがとうございました」」」」」
「おう!じゃ〜な」
俺は今校門で後輩たちと別れの言葉を言い合ってある
「卒業式見に来るからな」
「「「「はい」」」」
別れ際にそう言い走って待たせている2人のもとに走った
今3人で帰宅中
んでもっていきなり瞳が
「今日が最後ってどういうこと?」
と言ってきた
「3年生に大会が終わるまでコーチを頼まれてたからな。先週、大会で負けて今日が3年生最後の練習だったから今日でコーチも最後だったってわけ」
「なるほど………」
納得してもらえたみたい
「タクちゃん膝は大丈夫なの?」
「大丈夫って言っただろう?まぁ〜心配してくれてありがとよ」
そう言って俺は薫の頭を撫でる
「えへへ♪」
薫は気持ちよさそうに目をつぶる
「あのさぁ〜私の前でイチャつかないでくれませんかね?」
「別にイチャついてないだろが!いきなりなんてこと言いやがる!?」
「そ、そうだよ瞳!!」なんで薫の顔が真っ赤なのかはメンドクサいのでツッコまない
「薫は本当にわかりやすいわね。顔が真っ赤っかよ?」
「え?あなかあまら」
何かの呪文か?
それより………
「なにが判りやすいんだ?」
「…………。」
え?なに?
俺なんか悪いこと言った?
なんで2人して睨む?
「この鈍感は……ん??メールきてる…………………………………………………………………………………ヤバいわね」
「瞳?どうしたの?」
よかった話が逸れた
「健太との約束忘れてたわ……私先に帰るわね!あ!拓也!!」
「な、なんだ!?」
ビックリした………
「明日聞きたいことあるからヨロシく♪」
聞きたいこと?
なんだろ?
「バイバ〜イ!!」と言うなりタクシーに乗る…………っておい!!
高校生がタクシーで帰るか普通??
「行っちゃったね」
「あぁ……聞きたいことってなんだろな?」
「さぁ〜変なことじゃなければいいね」
「そうだな……まぁ〜明日になればそれもわかるだろ?それより早く帰ろうぜ?」
「うん♪」




