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RAN&JUMP  作者: 月明かり
13/53

第13話

「「「「「今日までありがとうございました」」」」」


「おう!じゃ〜な」


俺は今校門で後輩たちと別れの言葉を言い合ってある


「卒業式見に来るからな」


「「「「はい」」」」


別れ際にそう言い走って待たせている2人のもとに走った










今3人で帰宅中

んでもっていきなり瞳が

「今日が最後ってどういうこと?」


と言ってきた


「3年生に大会が終わるまでコーチを頼まれてたからな。先週、大会で負けて今日が3年生最後の練習だったから今日でコーチも最後だったってわけ」


「なるほど………」


納得してもらえたみたい


「タクちゃん膝は大丈夫なの?」


「大丈夫って言っただろう?まぁ〜心配してくれてありがとよ」


そう言って俺は薫の頭を撫でる


「えへへ♪」


薫は気持ちよさそうに目をつぶる


「あのさぁ〜私の前でイチャつかないでくれませんかね?」

「別にイチャついてないだろが!いきなりなんてこと言いやがる!?」


「そ、そうだよ瞳!!」なんで薫の顔が真っ赤なのかはメンドクサいのでツッコまない


「薫は本当にわかりやすいわね。顔が真っ赤っかよ?」


「え?あなかあまら」


何かの呪文か?

それより………

「なにが判りやすいんだ?」



「…………。」


え?なに?

俺なんか悪いこと言った?

なんで2人して睨む?


「この鈍感は……ん??メールきてる…………………………………………………………………………………ヤバいわね」


「瞳?どうしたの?」


よかった話が逸れた


「健太との約束忘れてたわ……私先に帰るわね!あ!拓也!!」


「な、なんだ!?」


ビックリした………


「明日聞きたいことあるからヨロシく♪」


聞きたいこと?

なんだろ?


「バイバ〜イ!!」と言うなりタクシーに乗る…………っておい!!

高校生がタクシーで帰るか普通??


「行っちゃったね」


「あぁ……聞きたいことってなんだろな?」


「さぁ〜変なことじゃなければいいね」


「そうだな……まぁ〜明日になればそれもわかるだろ?それより早く帰ろうぜ?」

「うん♪」

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