プロローグ
はじめまして。こんにちは。
深楼-ミル-といいます。
お先にですけど、文頭の1字下げの仕方がわからなくて、出来てません。読みにくくなってしまって申し訳ない。
良かったら読んで言っていただけると嬉しいです。
愛してる。
なんて言葉大っ嫌い。
この世界は嘘ばっかりで、綺麗事の集まりで、大人達は平気で子供を傷つける。気づいてくれないじゃない。助けを求めても、必死にもがいて抵抗しても意味なんてなかったじゃない。だから私は捨てることにした。自分の感情も、誰かに守られることも。愛されることも、愛すことも。
大人はわかってくれるいい人だと思われるための【同情】、さして興味無いくせに【可哀想ね】という。そんな大人を見て、【こうすれば人から嫌われない】と、子供たちが真似をする。まぁあくまであたしの周りではね。ただ、その結果作り上げりれたのは【みんな同じじゃなきゃダメ】という変なルール。
【お前は普通じゃない】そう言われ続けてもう16年も経った。短いようで長かった。辛いなんて感情は必要じゃなくて、無駄なくらいの笑顔振りまいて。人から言われるのは【八方美人】とか、【高嶺の花】。誰も私に近付いてきてくれる人なんていなかった。この頃私は悲劇のヒロインみたい。そう思ってた。誰も信じられなくて、誰もいらなくて。一人で生きていけるって信じてたんだ。
「どうして?君はこんなにも愛されてるのに。」
そんな生き方も一瞬で崩された。真っ直ぐな瞳が私を見てて、私は逃げることすら許されなかったの。【怖い】初めてそう思った。人が怖い。信じるのが怖い。本性を暴かれたくない。本気でそう思ってしまった。それほどまで私はひん曲がってたってだけの話なのだけれど。