第1章 第5話 香花館の仲間
ー香花館 東大鏡 東廊下ー
「わあ凄い」
東側にある大きな鏡の先には、幅が5mほどの廊下に天井には巨大なシャンデリアがいくつも連なっていた窓は普通の長方形の形をして、窓枠は木材でできていた。
「あれ?君は…誰だい?」
突然話掛けられ優多はビックリし、こけてしまった。
「おっとと!大丈夫かい?」
「はいありがとうございます」
彼はこけた自分に、手を差し出した。見ると髪の毛は黒髪で天然パーマの顔はふわっとしていて日本人の顔の輪郭で目の色は青で優しそうな人だった
「すいません…」
「いえいえそういえばここの世界では見かけない顔だけどどこから来たんだい?」
「ええと日本から来ました」
優多はどう答えていいのかわからずとりあえず「日本」と言った
「そうかいそうかい。わかったじゃあこれからよろしくね♪」
何だか安心したような素振りで話を続けた
「僕の名前は 飯多 間広15歳 魔物
人の心、意、情を見る能力だよ ここの掃除委員なんだ」
「ええと陣之内 優多です14歳 人間 重力を操る能力で無限さんの執事です」
自己紹介をしてまず気になっている事を聞いた
「あのいきなりなんですが間広さんの能力の見るってどんな意味なんですか?」
一番気になっていたところ心、情、意。全て「こころ」と読むがどういう意味なのだろうか…
「見るっていうか僕は人の感情が読めてしまうからこんな能力なんだ!わかりにくいとは思うけど一緒にいたらそうゆうのはわかってくるもんだから大丈夫だよ」
そういえばとある事を思い出したので間広さんとは軽く会釈をし、無限のところへ急いだ