最初からそうだった【異端篇】―覗く手順―
最終エピソード掲載日:2026/02/09
誰にも迷惑をかけず、
誰にも心配されず、
「ちゃんとしている」まま生きてきた佐伯美咲。
赤い返却箱。
署名しない同意書。
毎夜二時十七分の“覗く手順”。
彼女は少しずつ、自分を社会から切り離していく。
そして最後に残ったのは、
扉の隙間から“向こう側”を覗き続ける役割だけだった。
救われた「私」と、救われなかった「私」。
母に抱きしめられた側と、暗闇に残された側。
これは、誰にも殺されず、
誰にも責められず、
自分で自分を消していく物語。
――最初から、そうだった。
誰にも心配されず、
「ちゃんとしている」まま生きてきた佐伯美咲。
赤い返却箱。
署名しない同意書。
毎夜二時十七分の“覗く手順”。
彼女は少しずつ、自分を社会から切り離していく。
そして最後に残ったのは、
扉の隙間から“向こう側”を覗き続ける役割だけだった。
救われた「私」と、救われなかった「私」。
母に抱きしめられた側と、暗闇に残された側。
これは、誰にも殺されず、
誰にも責められず、
自分で自分を消していく物語。
――最初から、そうだった。
1話 返却箱
2026/02/09 00:00
第2話 同意書
2026/02/09 07:20
第3話《覗く手順》
2026/02/09 19:14
最終話《解除できない救い》
2026/02/09 20:34