マジックバッグとミユの宇宙
2-1. マジックバッグとミユの宇宙
「超目玉商品だね。魔眼だけに…」ここは当然スルー。
「ただし会話機能はアバター状態なのとミユの記憶は読めないからね」
「なんでーひどくなくなくない?」
「ミユの記憶は常人が見たらオーバーフローするだろが」 「さてと、あふら君の村もなんか騒がしそうだし、その獲物持って帰るか悩むなー」「お兄ぃあれ作ってマジックバッグぽいの!ミユもほしい!!」
「空間魔法だっけ?やってみるけど、まずは空間を切り裂いて亜空間を作ってっと、あ!」
「あ?」
「ミユさんの作った宇宙らしきものが入ってるんですけど??」
「そんなマジックバッグの中に宇宙なんて…太陽系あった地球もあってお家で私が手を振ってる?」
「ミユさんや、聞きたくなかったけど、何をイメージして宇宙作ろうとしたの?」
「うーんと、自分が知ってる宇宙?って、あ!…できちゃったみたい」
「なんで妊娠したみたいな言い方するんだよ!」 耐えきれずにツッコんでしまった。
「お兄ぃのツッコミが激しくて////」ここはスルーしなきゃ駄目なとこ。
放置気味なアフラくんが、遠い目をしてるとこ悪いけど、さっさと獲物をしまって村へと向かおうとしたら、なぜかミユは自分が作った宇宙へと遊びに行ってた。
「これで着替えもお風呂も大丈夫だね」