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妹がさいつよすぎて怖い【連載版】  作者: おやすみ
第六章:帰還の可能性と亜空間の生活
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食卓の風景と「当然」のインターネット

6-3. 食卓の風景と「当然」のインターネット

「ふっふーん、美味しそうでしょ?食べたことないし名前も知らないけど」さらにボケを重ねてきやがった。

 「ハッハッハ!ミユが作るものならなんだってチーズマカロニより美味いはずさ」よくわからない返ししかできない。

  「お風呂お先でしたー」アフラ君が頭に手ぬぐいを巻き浴衣をきちんと着てテーブルに付いた。

 「これ魔法式組んだ魔法陣てやつ、できてるのから頭に入れとくねー」アフラ君も慣れたもので笑顔で礼をした。

「アイスティーと麦茶とコーヒー、少しづつ出してあるから飲み比べて気に入ったの教えて」ミユさん笑顔である。

アフラ君は少しづつ飲み比べ、一番甘いアイスミルクティーを指差した。

「やった、おこちゃま舌だ!ミユの勝ちー」そんな勝負誰もしていないが拍手を送る。

「お口にあうかわかんないけど・・栄養はありそうだからたーんとお食べ」

  「これはすごく贅沢だ!こんなスゴイのを毎日食べてるのですか?」

「まぁだいたいこんな感じ?いつもはママが作ってるけど」

 「まぁだいたいこんな感じだと思うよ、ママよりミユの手料理のほうが美味しそうだけど」 なぜか新婚ムーブを引きずりながらいい笑顔で相槌を打つ。

  「これは美味しい!この丸い肉はすごくいい!野菜も美味いこの御飯というのもいい」アフラ君大絶賛。

 (ふむ、ラタトゥイユというのかご飯に合わせてもいいって書いてあるからいいんだろう)

「この丸い肉はソーセージって腸詰め?お兄ぃ説明ヨロ」こっち来ると思った。

 「ソーセージはひき肉を塩コショウして腸に詰めた保存食かな。こっちでも似たようなのは作れると思う。この料理はラタトゥイユって言って野菜を炒めてトマトや香草を加えてぶどう酒で煮た感じかな?」 先に知識を引っ張り出しておいてよかった。

  「ミユさんはお料理上手なんですねーこの味噌汁というのも美味しいです」

 (いつからラタトゥイユは定食になったのだろう?)アフラ君も気に入ってるようだしいいか。

「ごちそうさまでしたー」三人とも満足したあとは、洗い物もササッと片付けアフラ君に客間を案内する。

「必要なものはだいたいあると思うけど足りないのあったら言って、それとパソコンの使い方はお兄ぃの頭からコピーしてもらって、おかずはバツビデオ?がいいらしいゾ」どんな罰ビデオだよソレはというかこの亜空間の地球コピーのコピーでネットつながるのか??。

「なんでネットつながるのって顔してるでしょお兄ぃ?パソコンがネットに繋がるのは当たり前でしょ??」

 「あー・・いつだってそうだった。ミユが当たり前と思ったことはどんな理不尽でも覆せない


「・・アメリカの事件の時のはお兄ぃがの方が絶対変だよ! 胸を打たれた程度でふたりとも死ぬわけ無いじゃん」

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