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悪役令嬢ですが、シナリオを順守することに決めました  作者: 飴屋


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94/108

93,討伐

剣を弾きとばされ膝を付く魔王様と、魔王様に隙無く剣を向けるビクター様。


ゲームと立場が逆だ。


ここで、ビクター様が勝つなんてシナリオ、どのパターンでも無かった。


嘘でしょう。

どうして…。


「ソフィア。もう大丈夫だから、先生方を呼んできてもらえるか」


ビクター様は、落ち着いた声で言った。


「…え」

「この不審者を、俺とティファニーで見て…ら、君は先生に報告…城…騎士団を…」


ビクター様の言葉が頭に入ってこない。

不審者。

城…騎士団…。


うつ向いたまま、魔王様は微動だにしない。


何が起こっているのだろう。


だって、魔王様は魔法が使えるのに。


私がちゃんと悪役令嬢を演じられなかったから、シナリオが歪んでしまったの?


「…ごめんなさい」

「ソフィア様?」


私は、ずっと大事に持っていた魔法石をティファニーちゃんに渡した。


「私、先生を呼びには行きません」


落ちていた魔王様の剣を拾い上げる。

ずっしりと重たくて、両手でなんとか持ち上げられた。


「ソフィア?」


私があまりにもふらふらだからか、ビクター様は私が剣を持って歩いても、戸惑うだけで止めなかった。


私は二人が油断している隙に、魔王様とビクター様の間に立つ。


「この方を討伐なんて、させません」




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