みんな「運命が変わる」とか「運命に勝った!」とか言ってるけど、それってなんか変じゃない?
運命が変わった。運命に打ち勝つなんて言葉があるが、正しい使い方なのだろうか。
こっから、先は全て持論になる。意見が違うなら、感想にでも教えて欲しい。
それを批判的なコメントと捉えず、一つの意見として捉えます。でも、自分の意見は断固として変えません。
折れたら、そこで負け決定。
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まず、俺が考える運命とは。
自分が進んできた「軌跡」のこと。 つまりは、「過去に起こった事実」だと思っている。
1秒前は、全て過去。全て事実。全ては軌跡なので、全てが「運命」なのである。
だから、「運命に勝つ」なんて言葉は使われない。
きっと、「運命に勝つ」は、「望んでいた事実になる」という意味なのだろう。
「運命」が変わった。なんてことも有り得ない。
「運命」はその事実なのだから。
「死ぬ」という軌跡がズレて、「生存」しているだけなのだ。運命が変わるとは言わない。
結果が変わっただけなので、「事実」自体は変化していない。
また、ループ系でも別の「過去」───別の「事実」であるため、もちろん結果も変わる。通る軌跡も変わる。「事実」が違えば、「結果」も変わる。「結果」が変わったことにより、「運命」が変化するので、当たり前のことだろう。
「運命」は変わらない。変わるのは「事実」だ。
「運命」に勝敗はない。勝敗は「望むもの」だ。
「運命」は決まっていない。「事実」で変えられるからだ。