第一話
ジョブなどが本格的にではじめるのは6話ぐらいが予定です。
鑑定とは人生の一大イベントだ。15歳になればジョブが貰える。それこそ健がいっていたような勇者にでもなれれば実力と人生は必ず保証される。だがニートなどのハズレジョブについてしまえば常人の倍がんばっても普通の生活すら厳しい。まぁどちらもなる確率は宝くじの一等よりも低いのだが
そしていまだに判明していないジョブなどもあるのでそれらのジョブが自分のものであれば国から100万ほどのお金がもらえたりする。それがダンジョンに潜れるほどの
ジョブであれば装備を整えたりも出来る。逆にダンジョンに適していなければ一人立ちのお金や小遣い(100万の小遣いとは?)などにもなるので損はない。
まぁこんな話をしていてもとらぬ狸の皮算用なのでまたいつか続きを説明する。
そしてサブジョブは10人に1人ぐらいの確率であるオマケみたいなものだ。まぁだいたいが身体能力強化(弱)や魔力強化(弱)などだ。魔力とは魔法や召喚術などにつかうものだ。召喚術はおいといて魔力はドラ◯エのMPみたいなものだと思ってくれてかまわない。こちらはお金がもらえない。「一番の可能性なのになー」なんて思っていたりもしたがないものは仕方がない。
クラスに入ると皆待ちきれないと言った様子で話ていた。
「皆おはよう勇者になる予定の健だよー 応援よろしく(キラッ)」
そういって中に入っていったが皆は無視して話を続けていた。
「おいなぜだ勇気いつもなら反応してくれる皆が今日は無視するぞ」
「いつも無視されてんじゃねえか、お前に羞恥心はないのかわからんが尊敬する。」
俺はそう言うと席に座った。健は「敬え」と言って隣の席に座った。
それは当たり前だ。今日は興奮と同時に不安が込み上げてくる日だ、いつもよりも反応が冷たいのは仕方ない。
よくみれば目の下に隈がある人が何人かいる。
5分ほどたって先生がやってきた。
「静かにー みんな待ちきれない気持ちは分かるが落ち着けA組が終わったらB組の番だから一時間まっとけ」
横で健が騒ぎはじめると先生が皆の前で公会処刑をした。
「あと健は宿題やってないので今日残るわけにもいかないし今自習しろ」
「先生、、それってマ?」
クラスの大半が健に「ざまぁ」といったところで先生が「静かにしろ」と言って去っていった。
あいつ頭いい方なのになぜだろうか?
~一時間後~
皆で体育館に移動した。
皆静かだ。
「はい 今日はこの鑑定士さんに鑑定してもらう。まぁ無茶なことだとおもうがあまり騒がないように」
「はーい」
信用できないようなすぐに爆発しそうなテンションで返事をした。
「では前の子から順番に鑑定していきますね」
どんどん鑑定されていくなかで俺の番が来た。興奮していないかだって?それはお年玉貰うときの10倍ちょい興奮している。
だが俺は知らなかった。ここが人生が360度変わる起点になるなど、、、
「はいではゆうきくーん鑑定こちらに来てください」
「分かりました。」
「はいでは鑑定します。」
鑑定士がなにか見えないものを弄っているといきなり吹き出した。なんだよ汚い
「剣せ、、ぶっ こほっこほっ」
そして鑑定士はこちらの顔を二度見すると先生をよんだ。なんだよ失礼だな、そんなことを考えていると先生も鑑定士と同じ動作をして肩をたたいて「お前のジョブは剣聖だ、夢が叶いそうだな」と言ってあまり触れないでくれた。
だか俺はそんな気遣いがわからないぐらいパニクっていた。「剣聖?俺が?もっとこう剣士とかだといいなぐらいにおもってたのに?」そんなことを考えていると鑑定士は「サブジョブもあるのですがクエスト?という名前ですね。新しいサブジョブなので国に報告してもよろしいですか?」
まぁ適当に「はい」と答えておいた。がこれが間違いだったのだ。これからさらにめんどくさくなることも知らず、あとから後悔するともしらずに。
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