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第18話 あやしいおじさんとの再会

ギルドで魔石を売却することにしたので、ジュリさんも連れて、ギルドへ向かった。

近くの町までは歩いて30分程度。


街道を通れば基本的には安全だけど、たまにモンスターも出たりする。

ゴブリンに出会ってしまうのが一番多いのが、この移動だ。


まぁ、今までなら恐怖もあったけど、ここまで育ったジュリさんもいるし、自分もちょっとはレベルアップしている。

何とかなるだろうという気持ちが物凄くある。


これくらいの安心感があれば、今後の生活も少し余裕が出てくる気がした。


「そういえば、ジュリさんってスキル使っても、魔力は減らないんですか。」

「今も、猫に変化したままですけど。」


猫型で方に乗ったジュリさんに聞く。


『一応減ってはいるけど、この程度なら5日間くらいは問題ないわ。魔法だってバンバン打てるわ!』


武器精霊という変わった存在だけど一応魔力は精霊のものを使っているようだ。

魔力事態は減らない代わりに使用するための精度が落ちる感じなのだろう。

こちらとしては、武器で長時間使えるし、魔法も打ち放題ならありがたいことこの上ない。


はじめは騙されたと思っていたけど、強化書購入が結果としていい方向に向かってきたようだ。



「もし、そこのお兄さん。かなりご機嫌じゃないか。この強化書はいかがかな。割り引くよ…」

「あっ、おじさん!変な強化書まだ売りつけてるの!」

「変なとは何事じゃ、れっきとした強化書じゃろ。成功率は低かったがの。ほっほっほ」


ジュリさんを売りつけてきた、おじさんだった。

しかし、結果成功しているので、あまり強く文句も言えない。


「まだ他にも強化書は残っているの?」

「まだまだあるぞ。またどうじゃ。前回のこともあるからさらに割り引いてやろう。ところでその肩の猫は小さくて可愛いのぉ。初めてみるわい。」


あまりツッコまれて、ジュリさんの存在が分かってしまうと、いろいろ吹っ掛けられそうだし、適当に誤魔化しておこう。

「この前見つけたんです。小さくかわいいでしょ。」

「一応、ほかのも見せてください。」


おじさんの持っている強化書達を見せてもらう。

普通っぽいスキル強化書も多々あったが、やはり成功率はべらぼうに低い。

でもこっちには、【強化成功 極大】がある。


ちょっと気になった、【質量増加】とまたしてもあった【???】の教科書をしっかり見せてもらう。



・初級武器強化書



強化可能武器種〈全〉


効果〈スキル付与〉【質量増加】



成功率:10%


□□



・中級武器強化書



強化可能武器種〈全〉


効果〈スキル付与〉【???】



成功率:3%


□□


【質量増加】は壁役になる重戦士御用達のスキルで、主に[盾]を巨大化することでパーティを守る際に使われる。

俺の場合はジュリさんにこれを付与することで、【形態変化】の幅が広がるのではないかと思っている。

猫も巨大化すれば勝手に歩くだろうし、いろいろと助かる。


そして、二度目の【???】また武器精霊なのだろうか。

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