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暇潰し  作者: ハズカシダリア
15/15

15(仮)

#「少し間が空いたけど、ここまで連続して読んでたらごめんねー、前回のあらすじ!」


#「特に進展なし!以上!」


#「もしかしたら、これが続くかもねー。

それじゃあ、本編!どうぞー。」

 少し歩くと大きな入り口が見えてきた。

 中は長椅子と長机がいくつか置いてあった。


 へ「オヴィさんここが食堂です。

 ここでは、7時と20時に食事が出ます。

 一応、お金を少々いただきますが…。」


 沖「お金ですか…少々お待ちください。」


 お金…そう言えば、お金を持っていなかったな…どうしたものか。


 へ「ふふ…大丈夫ですよ、今回は私が出しておきましたから。」


 沖「!…申し訳ありません」


 へ「謝らなくて構いませんよ、それにそのお金はあなたを運んできた3人組からいただいておりますので。」


 沖「あの3人から?」


 そこまでしてもらうとは……早く金を稼がなくては…。


 ハ「そんな話より早く席に着いて食べましょうよ。

 早く食べないと冷めちゃいますよ。」


 へ「そうですね、とりあえず朝食をいただいてから、積もる話をしましょう。」


 沖「分かりました。」


 ヘロイラさん達に促されて席に着くとすでに配膳されており、お盆の上にコッペパンと白く大きな具材の入ったスープだった。


 へ「それでは…今日はベデさんが当番でしたね。」


 グ「なら、代わりに私が」

 ベ「すみません!送れました!」


 ベデさんが慌てた様子で食堂に入ってきた。

 少し遅れてレイラさんもやってきて、頭を下げて誤っている。


 へ「ははは、分かりました。

 早く席に着いて朝食としましょう、罰は後です。」


 ベ「は、はい!失礼します!」

 レ「■■■!■■■■■■!」


 元気よく返事をしているが、2人の尻尾と頭から少し出ている耳は元気を失ったかのように垂れている。


 沖「…グレゼさん…罰と言うのは、そこまで重いものなのですか?」


 そう、小声で話すとグレゼさんも小声で


 グ「あ、いえ、別にそこまで重くないですが、聖書の1章分を書き写すもので、量がちょっと…。

 …まあ、後、2人とも文官向きではないので…。」


 沖「なるほど…ありがとうございます。」


 へ「それでは、ベデさんお願いしますね。」


 ベ「はい!…いただきます!」


 全員「いただきます!」


 ここは、いただきますなのか…このゲームって異世界系のゲームなのに時たま日本の言葉が出るが…まあ、良いか。


 とりあえず、目の前にあるコッペパンをちぎって食べてみる…少し硬いが食べられないレベルではなく、味は普通のコッペパンだった。


 スープの方は肉が入っていなかった…宗教的な意味があるのか?

 それとも、肉というのは高級品なのだろうか…その辺りの常識も覚えていきたいな……。







 何人かが食べ終わり、ゆっくり食べていた私とグレゼさん、それにヘロイラさんだけになり、その2人は私と同じタイミングで食べ終えた…。


 3「ご馳走さまでした。」


 他の人を見習い、返却場所で皿とお盆を返す。

 調理場では3人の女性が働いていた。


 へ「いつもありがとうございます。」


 女1「構いませんよ、ちゃんとお給金も貰ってますし!」

 女2「そうそう!こっちこそ雇っていただいて感謝してますよ!」

 女3「それに子供達の勉強まで見てもらってますから!このくらい!」


 へ「ははは、今日も美味しかったです。

 それでは、オヴィさん歯を掃除してから勉強としましょう。

 歯ブラシは予備のを使ってもらいますが、よろしいでしょうか?」


 沖「分かりました、お願いします。」


 へ「それでは、参りましょうか。」


 そう言って食堂を出て洗面所へ向かい歯を磨いた…歯ブラシが固い魔物の毛でできていたこと以外は変わったことがなく、そのまま洗面所を後にした。




 礼拝堂を通ると何人かの参拝者がヘロイラさんに挨拶していた…そしてそのまま礼拝堂を出て、外に出る……。


 目の前に大きな庭門が見え、そこそこ広い庭に色とりどりの花が咲いていた。


 その庭の中に木製の大きな家が建てられており、その前には何人かの子供達が居た。


 へ「■■、■■■■■■■■■■■。」


 全員「■■■■■■■■!!」


 ヘロイラさんが何かを言うと子供達も同じような発音で言葉を返していた…挨拶で間違い無いであろう。


 そのあとも何か話していたがもちろん聞き取れなかった…たまに私の事を話しているのか子供達が私の方を向いて話を聞いていた。


 ヘロイラがある程度話し終えて、建物のドアの鍵を開けると、子供達は流れるように入っていった。



 へ「すみません、まだ子供達は日本語を覚えておらず、オヴィさんに不快な」

 沖「構いませんよ、頑張って覚えますのでよろしくお願いします。」


 へ「…ふふ、分かりました。

 こちらこそよろしくお願いします…と言っても授業中は子供達にも教えなければならないので、オヴィさんはグレゼさんに教えて貰うことになりますので…」


 沖「分かりました、グレゼさんよろしくお願いします。」


 グ「はい!任せてください!」


 そう言ってヘロイラさん達と一緒に建物の中に入っていく。

#「いやー1月ほど間が開くとはねー。」


#「まあ、それはさておき、次回も遅れそうな予感がするんだよねー。」


#「まあ、失踪される事はないと思うけど…。」


#「にしてもまだ1日が終わらないなんてね、びっくりだよ。」


#「まあ並行して他のやつもやってるっぽいしー、

のんびり待っていてくれ。

それじゃあ、バッハハ~イ(*゜ー゜)ゞ⌒☆」

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