表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
暇潰し  作者: ハズカシダリア
11/15

11(仮)

拝啓読者様へ


これを読んでいるとき、私こと#は後書きで主人公の行動を見て、感想を喋っていることでしょう。

そのため、今回は…ってめんどくさいな。

とりあえず、前回のあらすじ、主人公が死んだ原因を知ってとりあえずリスポーンすることに…。

さて、どうなることやら…。


P.S.主人公にはこちらの言葉が通じていませんが、読みやすさ重視で読者様にこっちの言葉を翻訳しています。

そのため、もしかすると誤字があるかもしれません。

あらかじめ、ご注意下さい。


親愛なるメタイキャラクター#より

 ス男「おい!出てきたぞ!」


 ス女「うわぁ!?」


 知らない言語が聞こえる…。

 たぶん、先ほどの場所に出られたんだろう…。


 目を開けると、先ほどの3人がいた。


 グ女「ねえ、あなた?」


 口を開けて何か話しているようだが、全く分からない。

 とりあえず、首を振ってみると、3人が集まって話をしているようだ。


 グ女「首を振っていたけど、あれって、こっちの言葉が通じてないんじゃない?」


 ス男「間違いないだろう…ど、どうする?」


 ス女「わ、わかんないよ、そんなの~。」


 なにやら、揉めているようだ…たぶん、私に言葉が通じていないから困っているのだろう。


 ……こんなことになるのなら、はじめから"言語"を取ればよかったな…。

 ん?ここに置いてあるのが私の所持品かな?


 沖「あのー。」


 ス女「!言葉が分かるの!」


 沖「?何言っているか分からないんですが、とりあえず、私は"言語"のスキルを持っていません。

 後、別に謝罪とか必要ありませんので、気にせず帰ってください。」


 そう言い終えて、近くの木に置いてあった袋の中身を確認し、その袋から剣を取り出して、ついでに地図を探す…。


 そう言えば、このゲームはメニューとか…。


 そう考えていると、メニュー一覧が出てきた。

 お、マップがある…押してみるとどうやら半径2mくらい?の場所だけが明るくなっていて、後は森の緑色も見えない真っ黒だ。


 ス女「え、ちょ、ちょっと!」


 沖「すみませんが、言葉が通じないことには謝罪されても分からないので…。

 そちらもお忙しいでしょうから、お構い無く。」


 ス女「!そんな言い方する!?」


 ス男「おい待て!」


 背後から何かが近づいて来る…振り返ろうとしたその時、スラハの女性が私の肩を掴んで呼び止めようとしたこともあって、重心が後ろに引っ張られ…。


 沖「!?ッ!」


 硬い地面に激突してしまった。

 かなり痛い…矢で射されたときよりは痛くないがそれでも、痛いものは痛い……。


 ス女「あ!ご、ごめんなさい!」


 沖「…いえ、謝らなくても結構です。

 分からない言語で謝られても無駄ですから。」


 ス女「で、でも…。」


 体勢を起こしながら話を続ける……会話になっているのだろうか…。


 沖「困られても、私も困ります。

 私だって、あなた達に言葉が伝わっているのか分からないし、状況把握だってまだ途中ですから、あなた達に構っている余裕は今のところないんです。」


 と言ったものの、たぶん、相手は少なくとも言語"スキルについて知っていると言うことは、この世界では"言語"スキルは一般的な教養と同じ当たり前のようなことだと思う。


 そう考えると、もし倉木と一緒に遊ぶ時に私の言葉が倉木に伝わるのか少し心配になってくる。


 もし、今しゃべっている日本語が倉木と違う言語になるのなら、"言語"スキルを持っているプレイヤーの言葉はほとんどがこの世界の言葉に置き換わるだろう…。


 ……これはまずい…。


 とりあえず今いる場所をできるだけ安全にしてから行動した方が良いだろう…。


 沖「すみませんが、一番近い街、もしくは村の方向はどっちですか?」


 ス女「え?ムラ?マチ?」


 ス男「確か、ハルト様の探検記録にたまに書いてあったが、俺達で言うところのイフォのことだろう。」


 グ女「それなら。」

 ス女「それなら!一緒に行こうよ!どうせ今から戻るところだし!」


 !何を言っているのか分からないけど、嫌な予感が…。


 沖「え?ちょっ!」


 急に手を捕まれると、スラハの女性が嬉しそうに動き出す。


 もちろん、急だったため足が縺れそのまま…。


 沖「グハッ!?!」


 今度は真っ正面…から硬い地…面にぶつかって………。


 ス女「え!?ああ!?」


 ス男「シュナ!急に走り出したら…って、あちゃ~」


 グ女「見事に顔からぶつけて気絶しているわ…気の毒に…。」


 ス女「え!?嘘でしょ!?起きてよ~。」


 ス男「おい!怪我人を揺らすな!!」


 グ女「はぁ…全くシュナはもうちょっと落ち着いて、相手のことを考えて行動するべきよ…。」


 ス女「う、うわ~~ん。」

#「いや~、痛そ~だな~。」


#「にしても…言葉が通じないのは不便だよな~。

早いところ主人公に"言語"スキルを習得してもらわないと…。」


#「まあ、私の知るところではないか。」


#「さて、次回は最初に主人公が気絶しているから、その後の描写からかな。

というよりは、相手の了承を得ていないというのは、一種の拉致だよね~。」


#「あ、ちなみに今回スラハ女性の名前っぽいのが出てきたけど、この小説では、喋っている人の名前の頭文字を出しているけど。」


#「主人公が相手の名前を知らないことには何時まで経ってもスラハ(種族名)+性別で出すから、いつか複数の知らない同じ種族、性別が出た場合はABCで増やすからそこんとこよろしく!」


#「と言うことで、今回はここまで、

では、バッハハ~イ(*゜ー゜)ゞ⌒☆」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ