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勇気の勇は優香の優

作者: 菊川美月



 夏が始まる…


 嫌いな夏…


 1年前-------


 ふはぁ〜

 友達「大きなあくびだね〜」


 私「いやいや〜今日も眠い!!!」


 友達「そんなのんびりしてていいの?」

 友達「今日で拓也と

 会えないんだよ〜」


 拓也とは私の好きな人である

 私「うん…わかってるよ…」


 夏休みが始まると拓也は

 サッカーの部活で会えない


 合宿だってあるし

 練習だって違う場所でする


 ここ1ヶ月見ることもできない


 私に勇気があれば

 気持ちを伝えて…

 あなたのそばにいれるかも…


 は〜勇気なんかあれば

 悩んだりしないよ!!!


 だいたい恋なんていやだった


 悩んだり

 考えたり

 悲しんだり


 めんどくさいことだらけだ…


 しかし恋は止められない

 好きな気持ちはなくならない


 こんな私に

 勇気をだせる日はくるのだろうか


 友達「今、思ってること

 言わなきゃ後悔するよ…」

 「優香にはそんな思い

 して欲しくないからさ…」


 私は友達のいつもと違う

 真剣な声に不思議と「うん…」と

 答えていた


 放課後、先生に提出物を

 だそうと職員室にいくと


 お母さまが死んだって

 いうのにいつも通り明るく

 接するあの子をみてると

 胸が痛いわ…


 私の友達のことだった…


 私は走り出した




 あの人のいるグランドへ



 大好きな夏…





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