表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

日々

-MADOROMIのそばで-

作者: SARASA

ひとはいつも

個の生き物


だけどひとたび

時を同じくするだれかと出会い

知らなかった感情にも触れていく


それがたとえ

身近な誰かでも

遠い誰かでも


同じ何かを共有できることは

とても幸せなことなんだと思う


個は別々な何かでも

共通の何かが同じであれば


それはもう

幸せの断片になる―


もうどのくらい

この夢と現実の狭間で

幸せなときを過ごしているだろう



かすかに聞こえる外の音が

イメージを浮かんでは消え

消えては浮かんでを繰り返させる



まだこの微睡に漂っていたい

そう思ったけど




ふと近くで

布と何かが触れ合う音がした



頬にあたたかなぬくもりを感じ

きみに好きだと言った香りが

鼻をかすめてそのばに()まる



現実に戻れば

幸せそうなきみがいるのを確信して

微睡みの世界を捨て

ゆっくりと目を開けた



幸せそうに微笑むきみが

俺の視界を支配して

あたたかなものが体中を駆け巡る



そのままきみを包み込み

胸の中に閉じ込める



重なる鼓動が安心をくれる

あたたかなきみが幸せをくれる



そしてまた束の間の

微睡みのなかへ


きみとふたりで




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] いいお話です。 [一言]  忘れがちだけど、顔も見ていない誰かのおかげで生きています。
2016/07/22 10:52 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ