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現代魔術師の暇潰し  作者: 元音ヴェル
惑星魔改造(SF)
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ランドメイ〇付きターボ

 とある日の朝。

 天気は彩華によって起こされる。下半身を責められているので、起きないと二回戦、三回戦と絞り取ってくるのだ。


「彩華、もういいでしょ」


「むん……もっと……」


「ご飯食べよう?」


「はーい……」


 渋々離れる彩華。掃除してメイド・モードになると、僕の手を引いて洗面台に向かう。


「歯磨きをしますね、ご主人様」


「ダメ人間にされる……」


 シズルお姉ちゃんがトイレから出て来る。


「弟君、おはようっ! 朝食を作って待ってるからねっ!」


 最初こそシズルお姉ちゃんはゴネていたが、彩華とヤりあって役割分担する方向でまとまった。

 リノちゃんがトイレに入る。

 で、入れ替わるように僕と彩華はトイレへ入る。


 小学二年生頃から、二人で済ませるようになったんだよね。

 彩華がショーツを降ろして座る。脚を広げて、その隙間に僕が出す。

 最初は交代で座って出していたけど、片方のするのを見る。もしくは見られていると、中々出なかったりもした。が、視線に慣れると恥ずかしさも無くなったね。


「今回はシズルお姉ちゃんが早かったね」


「まぁ、朝だっちを鎮めるのに時間がかかったので……」


 違うよね? 彩華が掛かっていただけだよね?


 ジト目で見つめると、彩華は明後日の方向を向く。


 トイレを済ませてリビングへ。


「ご主人様が悪いんです。お情けの味がクセになって……」


「禁欲しよっか」


「飲まないと活力が出ません」


 僕の()をお食べよ! ってなるかい! ア〇パンマンにワンパンされてまうわっ!


 リノちゃんとシズルお姉ちゃん、お義母さんにお義父さん、オムリンとブルボン、彩華に僕。

 ……待って、人間モードのオムリンとブルボン?


「マスター、おはようございます。風呂場にワーム・ホールを繋げました」


「おはようブルボン、オムリン。なんで風呂場?」


「タコモードで来たら、たらいがいるだろう? うっかりタコのままで来ても大丈夫な場所が、風呂場しかないからな」


 うっかりでこっちに来たら、重力の違いで潰れるんじゃねーかなぁ。


「それにしても、水色の肌は目立つね」


 異世界なら髪色で水色のヤツはいるだろうけど。前世にも居たし。


「外は歩けないか」


「キャラクター・クリエイトで肌色にしよう。……あっ、元に戻ったらタコ色で、人間モードになったら水色のままだね。うーん……、オムリン達専用の擬人化魔法薬を作るかぁ」


 影分身にやらせておこう。今はご飯だ。


「……ご主人様、ブルボンって空間魔法が使えるの?」


「ダンジョン・コアのお陰でしょ。地形とか操れる以上、一定の空間をループさせるとかあるだろうし?」


「イエス・マイマスター。その認識で概ね合っております」


「ターフとか出来そう?」


「ワーム・ホールを設置したので、また魔石を貯める必要がありますね」


 勝手に設置するからじゃん。いや、別にいいけどさ。致命的なやらかしじゃないから。

 魔石に頼らなくても、僕の魔力を分け与える方法もあるし。

 ただ、予想外な出来事に備えているだけ。細かい魔法や魔術、収納魔法の維持に割くと、残りの魔力が心許ないんだよね。

 残りMP500万は前世だと、三分間しか全力戦闘が出来ない。これをゼロにすると、彩華の負担が大きいよ。

 大気中の魔素が薄いから、体力の余剰分を変換しても、毎分100しかMPは自然回復しない。リジェネ込みだと毎分5000は堅いけど。上級魔法三発程度にしかならない。

 彩華クラスの敵対する存在に、上級魔法三発は無いも同然だね。命乞いも出来ない。

 ……だが断る! 使っちゃおう!!


「……ターボを起動させよう。ブルボン一体じゃ、そろそろ手が回らないかもしれないし」


「オートマトンを増やすのね。コアも増やす?」


 ちょっと待ってね。ダンジョン・コアをコピーして、胸部装甲に納まらないから、胸を盛って……。

 バランスが悪いから、全体的に大きくするか。いや、ターボ師匠には幼いながらの魅力がある。

 外側というか、外骨格を作る事にしよう。コアもそちらに移植する。盛った胸を戻すか。

 ……コレはガンダ〇というか、ランドメイ〇だね。


「庭に召喚というか、取り出したから、あとで確認しよう」


「庭にランド〇イトって、目立たない?」


「バイクに擬態させてるから、たぶん大丈夫だよ。お義父さん達なら大型二輪車も乗れるよね?」


「えぇ、乗れるわ」


「昔は職場まで乗ってたネ」


 戦場をバイクで駆ける衛生兵。その護衛がお義母さんか。怖いなー、ラフィング・パンサー。ヘルズ・ウィッチーズ。

 僕なんか不意打ちされたら瞬殺されそう……。いや、簡単には不意打ちさせないけどね?



 食後、歯磨きして着替え、ランドセルの中身を確認して家を出る。


「これが、ターボのランドメイ〇」


 ターボとはメカ娘のブルボンと同じオートマトン。ウマな娘のツイ〇ターボがモデルの外見をしている。小柄でギザ歯。オッドアイ、群青色のツインテール。貧乳だが、ボディを変えれば普通サイズの胸で大人モードとなる。

 これはブルボンもロリボディに換装可能。ダンジョン・コアをどうするかが問題だが。

 何故ターボなのか、ブルボンはサイボーグな要素があるからだが、ターボは空調ウェアを着ているためらしい。

 これがタマタマなのか、異世界から天啓を得てモデリングされたのかは分からないけど。

 意外とSFチックな()は少ないんだよね。プリティなダービーではなく、プリティを投げ捨ててでも、ダービーをするからだろう。たぶん。

 フルアーマー・フクキタルやら、ハロウィンコスのドットさんからは目を逸らす。ウェディングコスとかも絶対に走りにくいはず。

 アキツテ〇オーなんて着物を肩で留めてるみたい。広がって前方が見えないとかありそうなものだが?


 ランドメイ〇とは、アップルシー〇に出てくる、全高2~3メートルで乗り込むタイプのパワードスーツ。外見も同様だ。

 搭乗者の体の動きをトレースすることでかなり繊細な動作が可能。土木工事用や災害復旧用から、警察用、軍用など用途は多岐にわたる。

 大きなパワーと、小火器程度は楽に防ぐ装甲、センサーと情報処理・通信能力が得られるが、オートマトンのターボしか乗らないので割愛する。

 天気と彩華だと動きにパワードスーツが着いてこれず、わりとあっさり自壊するのだ。

 シズルお姉ちゃんやリノちゃんは、そもそも興味が薄いので乗って操作する事は無い。

 今回用意したのは、搭乗しているオートマトンの腕部(マスターアーム)がランドメイ〇自身の(スレイブアーム)とは別にそのまま露出し、四本腕のように見えるタイプで、動作の自由度が高くなる反面、アシストのかかっていないマスターアームを抑えられるだけで動きを封じられてしまう難点がある。……オートマトンとチカラ比べして、勝てるかどうかはともかく。弱点はあるのです。

 また、膝関節は構造上の都合でマスターの二倍角で動作するため、操作には多少の慣れが必要となる。

 とは言え、オートマトンのターボはジャンプ二回で差異の感覚を修正したが、オートマトンはほぼロボットなので、出来て当然でもある。


「パパは乗れるのかイ!?」


「……ターボの身長に合わせているから、物理的に不可能かと」


 小学生や中学生なら入るけど、今度は魔力が必要となるからなぁ。

 彩華はチャクラで通った、超能力でも通ったから、異能持ちなら起動出来るんじゃないかな?

 まぁ、起動に成功しても、魔力視や念能力の凝が使えないと、ディスプレイに映るパスワードが分からず、脳波コントロールで打てない。

 単体でも強力な兵器運用も可能なんだから、安全策は複数組み合わせておくのは当然でしょ?

 ましてやダンジョン・コアもあるし? 火星限定にしてあるけど、地球を領域に組み込む事も出来る。しないのはこれらが人造コアだから。本物は前世にもなかった、というか、ダンジョンらしきものはあったけど、誰もコアにたどり着けなかったんだよね。

 一説によると、個人的異能力で創られた場所なんて言われてたけど、どうなんだろう?

 今となっては分からないや。

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