オシオキ
彩華に近づくと、まだ頬が紅潮している。
「潮吹き二回は堪えたみたいだね」
「男の子って、女の子と違って、基本は一回が限度なんですね」
「敏感になるか、一周回って鈍感になるかだからね。それはそうと、彩華。オシオキだべぇ!」
「な、なんで、ご主人様今はまだダメです! 逆4Pですか? 逆ハーでパコったのに怒ってるんですか?!」
そうだよ。
「安心して、彩華。シズルお姉ちゃんとリノちゃんも後でヤるから。パコって醜態をさらすのは彩華だけじゃないよ」
「ハーレム宣言?! あのご主人様が遂に!?」
あー、そう捉えちゃうか。一対一を三回繰り返す、レイ〇まがいのコトなんだけども。
とりあえず、彩華を抱き潰すか。
良かったね。明日が土日で。
「……はっ! 今は、お昼時か。土曜日。土曜日? あれから、ずっと?」
「あ、起きたか。彩華、待っててね、リノちゃんの次に彩華を抱くから」
リノちゃん。あーだの、うーだのしか反応してない……。
シズルお義姉ちゃんは、白目剥いてダブルピースしてる……。
「良かった、目が醒めて。無意識のうちに口へと突っ込むところだったよ」
「まだ怒ってます!? もう勘弁して下さい!」
「……わかった。続きはお風呂の時にしよう」
「ご主人様。そこはムリヤリ襲う感じでヤるんですよ?」
コイツ……。しおらしい態度を見せたかと思ったら……!
「今度泣き言言っても聞かないからね。機嫌が悪くてもムリヤリするから、一日中」
「そ、それはお母さんも一緒の時ですよね?」
「え、彩華だけだよ? 性的に廃人コースとなるけど、彩華なら大丈夫だよね」
「ごめんなさい。乗り切ったからか、調子に乗ってました!」
「そう。調子に乗るのは誰だって仕方ないよ。でも、今回は一回だけ付き合って貰うから」
「あうっ。ぜ、絶倫……」
「精力回復という魔法があるから、絶倫みたいになれるだけだよ。この魔法がなかったら、五回くらいで中折れするんじゃないかな?」
「あ、魔法ありきだったんですか。なら魔法を封印してから続きをしましょう」
魔法封印の手枷を僕に付ける彩華。また不正アクセスしてるし。
「これ、効かないんだよね。そもそも、自分が不利になる道具を、収納魔法に入れてると思う?」
「そこは入れておいて下さいよ」
そんなムチャな……。
「 うらっ! 姉妹が起きるくらい、喘がしてやるよ!」
ライ〇の通知音。
「お昼ご飯が出来てますよ。そろそろ起きなさい」
お義母さんからだ。朝方には昨夜はお楽しみでしたね。ってキてるし。
その後に、ほどほどにしないと部屋に突入するわよ。ってある……。また遮音し忘れてた? いや、気配でヤってることが分かったからか。
まぁ、それはともかく、お昼ご飯にしよう。助かったね彩華。
「お昼ご飯だってさ、彩華」
「あら、名残惜しいですけど、ご飯を食べてから風呂に行きましょうか、ご主人様?」
「そうしようか」
足腰がプルプルしてるけど、気丈に振る舞ってメイドに徹している。ちょっとしたプロ根性かな?
お義母さんも含めた五人で昼飯を食べ、リノちゃんとシズルお姉ちゃんが、先に風呂へと向かう。
「おや、ご主人様は入らないんですか?」
「彩華と入るからね。というか三人だと、今はギリギリ入れるだろうけど、後々一人、風呂に入れなくなるじゃん」
「あぶれてしまうから、今のうちに風呂場でヤるのですよ!」
「……なんでグイグイ進めるの?」
「私は今日、お母さんと入る予定があるので、ご主人様は一人で風呂に行って下さい。もしくは今、リノちゃん達にまざって、軽く汗を流して来て下さいね」
「え、珍しいね。彩華がお義母さんと入るなんて」
「久しぶりに親子水入らずで、お話したい事とかがあるから~」
「……お湯は入ってますよね」
「ご主人様、挙げ足取りはいけません」
日本語って難しいよね……。ギャル文字とか方言とか、通じない人にはわからないし、これって方言なの!? ってヤツもあるから。方言とは思ってなかった言葉はありふれているし。
「あ、そうだ。天気君、お父さんと入る?」
「タイミング次第ですね。僕は構いませんけど」
「メールしておくわぁ」
お義母さん、お義父さんとのやり取りはメールなんだよね。ライ〇とかは信用性が低いんだって。
韓国海軍は、カカ〇トークで軍事機密のやり取りをしてたとかがあるし、ベッキ〇の卒論問題でライ〇の中身が、警察とか文春とかに公開されてるから、防諜としてはカスと言える。
「そう言えばご主人様。オムリンやブルボンもいますね。連れて来れます?」
「ブルボンは風呂に入らなくてもいいでしょ。オートマトンだし。オムリンは、人間モードにならないと、地球の重力に負けるんじゃないかな?」
オートマトンは基本野ざらしでもいい。自己整備したり、整備専用のオートマトンやゴーレムがいるから。逐次取り出すなりすれば済む。
火星と地球では重力が違うので、オムリンは下手すると潰れてしまうかも。ドラゴンボー〇の重力を使った修行みたいに。
火星人は地球では貧弱なのだ。まだタコだけど。
「では、間をとって、チケゾーにします?」
「狼人間だから、抜け毛がスゴい事になりそう……」
「あー、コボルトは抜け毛がありましたね」
「……ペットを飼いたいのなら、お世話をきちんとしてね~?」
「違うよ、お義母さん。ペットじゃない、下僕みたいなのだよ」
「そうそう……ブルボンは下僕? オムリンはタコだし」
「ブルボンは下僕だね。ガンダ〇だけど下僕枠だよ」
「……タコを飼うのかしら? ロボットを飼うのかしら?」
お義母さんへ火星での説明をして、火星の現地へ転位し、ブルボンとオムリンに会ってもらう。
「ようこそマスターのマザー。ここは火星の拠点です。私はオートマトンのブルボンと申します」
(オムリンだ)「以後よろしく。こっちの姿になる時もあるぞ」
「あら~。素早い変わり身の術、お母さんじゃなきゃ見逃してるわね」
見逃してるって言うか、見抜けてないって言うか……。
「しっ、ご主人様」
「ナニも言ってないよ……」
その後、再び地球へ転位し、シャワーを浴びる。




