マジカル・ホール
火星での金属資源はかなり深く掘らないと出ない。だが、掘りすぎるとマグマが出て来かねないので、コボルトは慎重にならざるを得ない。
マグマを刺激して、死火山を噴火させたり、新しい活火山となって全滅は避けたいものだ。
火星には隕石が降り注ぐも、隕鉄は少ない。また、持ち込まれた隕石の欠片はほとんど岩だった。残念だ……。
火星の質量は地球の十分の一。絶対量が少ないので、砂鉄を集めては釘に精練する。
重力が地球より小さいので、必然的に異世界のコボルトやゴブリン、地球生まれの天気達は、ちょっとしたスーパーマンだ。
……異世界の重力が地球と同程度なら、という注釈が付くものの、モンスターはピンキリとはいえ強い。
特にオートマトンのブルボンは、素でガンダ〇と同程度の出力と性能。
やっぱりコイツガン〇ムや、ダディ。大気圏突入してもピンピン(?)してるぜ。ほぼバイオロイドなので股間にも特殊装備が付けられるし。双丘たる胸部装甲は硬いけど。
「ねぇ、ご主人様」
「何さ、彩華。オムリンの人間モードでのリュックサックが気になる?」
「中身は未成熟な卵子とか、受精卵らしいですよ」
「……オムリン、人妻説?」
「わーご主人様NTRされてやんの。BSSだった?」
「旦那さんに殴られたり、修羅場になるんじゃ……」
(あの、入っている時もあるだけでだな。我はまだ、人間でいうと処女だ)
「お、処女厨なご主人様良かったね。膜チェックする? 定期的にさせる?」
別に処女厨じゃねーし! 頭足類の処女膜ってどこさ……?
(人間モードで広げればいいのか?)
なんでノリ気になってるの、オムリン?
「そう言えばご主人様。コレって何?」
彩華はオートマトンの追加装備をテーブルに置く。
ピンク色の筋肉質な肉感的形状。…………何故ここに!?
「ねぇ、彩華。僕の収納魔法に不正アクセスとかしてる?」
「チャクラをご主人様の体に繋げて、精神感応の反射や反応から魂へと繋いでいけば、収納魔法へ辿り着いたわね」
…………終わった……。恐怖よりも諦めや絶望が勝るよ。
PCの中身を公開処刑されたクラス。親、いや、義親や姉妹にも見られたく無いのに。
取り敢えずアマキちゃん横にな、いや、正座します。あ、鉄板と焚き火もいるか。
「ご主人様も男の子だし? 前世のヤツは合法だから仕方ないにしてもさ。朝三回、日中七回、夕方三回、夜五回じゃ足りない?」
「むしろ毎日求める方がどうかしてるよね」
「求めたらご主人様は、ちゃんと応えて下さるじゃないですか」
(人間は凄いんだな……)
(誤解だからね、オムリン!?)
若い時だけだから、というか出なくてもウマだっちしたままになるだけだから!
「で、これはエロゲーにあるようなヤツなんですか? 誰とリンクしてるの、ご主人様?」
「……えっと、コレは……」
そういうマジカルなホールだけども、わざわざ聞くかな? 羞恥プレイ?
ホールを念力で引き寄せて、指を穴に突っ込む。
「はぅっ!?」
彩華が悶えて膝から崩れ落ちる。
なおも人差し指と中指でホールをかき回す。
「ん~誰だったっけ? この特徴的な感じは……こことコッチは覚えがあるね」
「あ、あ、あ、ご主人様……。やめて下さい。うっ! ハンターなマンガで、あ、あっ! 脳ミソをかき回される、あひっ! 感じになりゅからっ!?」
分かってて用意するあたり、彩華は確信犯だよね。もう少し責めて、サドスティックに振る舞ってやるか。
「違うよね? 触覚をリンクさせた程度で、ローションも浸けないままでの、ランボーな扱いが望みなんでしょ?」
「ち、違、違いイッ! ますぅ!」
ホールが壊れるのもアレだし、ローションを指先から発生させておこう。
「ならなんで感じてるの? 違うんならさ、ほら、立ってよ」
震える脚で立ち上がる彩華。指先を抜いて、良く洗った細い芋を突っ込む。
「あー! いきなりなんてモノを!?」
「ん? 芋はイヤ? オムリンの触腕の方がイイ?」
(え、コレに突っ込めと? 食われたりしない?)
(大丈夫、ジョーク・グッズの類いだから)
「あう! ま、待って! ああー?! 待ってって言ったじゃんオムリン! あ、あ、あ、天気ちゃんのぉぉ、いや、お嬢様の舌とか、ご主人様の舌とかならともかく、火星タコに、あひっ! ちょっイイ!!」
「ふーん、タコ足はそんなにいいんだ。なら、今日はもう、無しでいいよね?」
「ご主人様のを、お情けを! 下さい!」
「……あのさー。もう少し粘ってもいいんだよ?」
「先延ばしにしたらホールを使うんでしょ! 読めてますからね!?」
「メタ発言……。感のいいメイドはキライだよ……」
「彩華が悪かったです。あっ、だからキライにならないでェ! 直すところは直しますから! あ、待ってそこは!」
「え、ガチ泣き……? 可哀想は抜けない時もあるんだよね。ほら、泣きやんで、……泣くなっ!」
「恫喝と責めは違います。あ、あっ!」
塩梅が難しいんだよね。テーブルを叩いて恫喝して怒る親もいるから。(作者の幼少期から中学生時代までそんな感じ)
「ちょっと興醒めしたね。ここに予備のホールがあります。彩華の直腸とか肛門にリンクさせてあるヤツね。ローションを中に入れて、挿入すれば擬似的な二穴になる。どう? オムリンと僕のはどっちがイイ?」
彩華は膝からだけでなく、腕まで崩れ落ちてうつ伏せのまま喘ぎ、痙攣して床に染みを作るだけ。
ホールを上下に動かすと、直腸内や肛門が締まり、子宮の裏側あたりをつついているからなのか、オムリンから苦情の思念が来る。
(なんか締まるんですけど!? たまに固そうなのが移動してる感じもするから、ちょっと痛いし熱いんですけど?)
(生理現象なんだ、ごめんね。もう、ホールから抜いていいよ)
(分かった。こんなところにいられるか! 我は帰るぞ!)
ブルボン、ネット掲示板とかもやってそうだなぁ。
口述タイピングで、オムリンがレスバしてそう。へっ、火星タコとレスバしてるとは向こうも思うまい。
……〇インは人間モードの時だけにしてね?
「おっ?!」
「オムリンはたらいに帰るってさ。寂しい? はい、芋をくわえててね」
「はうっ!? また来た!」
右手で自分のホールを、左手で別のホールに入った芋を動かす。
再び喘ぎ、潮やら尿やら漏らしては痙攣する彩華。
「ねぇ、彩華。どうしたい?」
「ぶっかけうどん!」
その発言はヤベーんじゃね?
いや、芋という食べ物を粗末にしてる僕が言うのは、道理に合わないけども。
ニンジンやキュウリ、ナスは火星では手に入りづらいんだよね。主にゴブリンのせいで。
まぁ、後で天ぷらにでもすればいいか。
直腸に注いで、芋を抜いて自分のを入れて注ぎ、最後はぶっかけて髪や顔を汚す。
「おっ! あっ? ひゃぁ!? やん! ……ご主人様、お掃除しまふ」
「あっ、待って彩華。強く吸うのはダメっ?!」
……根こそぎ回収された上、口を広げて見せてくるのは、控えめに言ってエッですかね。
「……つ、次はこちらに」
「床掃除してからね。インターバルとかじゃなくて、濡れたままだと滑るからさ?」
彩華をなだめてから二人で掃除する。
え、この後も濡れるって? それはそうだけどね。でも彩華に文句を言うのは違うし?
「ところで、コッチは?」
「落ち着いて聞いてね。コレはリノちゃん、こっちからはシズルお姉ちゃん、お義母さん、ブルボン、オムリン、お義父さんがTSしたヤツ、僕がTSしたヤツ」
「TSしてない時はどうなってるの?」
「直腸にリンクしてるよ。さっきのと同じようにね」
「前立腺パー〇チ☆」
僕の尻の奥に抜き手の感触が、激痛と快楽の二重感覚が、背筋と脳へ、電流が走る。
復活する息子。前立腺を押しては揉む彩華。
「ぐぁぁあああ!?」
「カウントダウンしますねー。3……2……1」
「まっ待って」
「ご主人様は待ってくれませんでしたよね?」
そうだけど、そうなんだけど!
それはSとしての、あっ、タマを揉むのは反則!
「ちょっと、まだ0って言ってませんよね? どうして我慢出来ないんですかぁ?」
「ご、ごめんなさい……」
「また顔にかかったし。ご主人様のご主人様も元気だし。まったく、私というモノがありながら、マジカル・ホールなんて持ってるし。コレは没収します!」
僕の直腸とリンクしてあるホールが、彩華の手中に渡る。
「何をするつもり?」
「彩華君になって使うんですよ」
それは、BLなの? リンク切ろう。
「リンク切ったら、黒歴史を公開しますからね」
「彩華、僕のこと嫌い?」
「好き! お嬢様になっても好き!」
くっ、性別を変えたらキライ? って聞けない。
「ねぇ、ご主人様。子供産むんだから、TSして私、いや、ボクの子供を産んでくれない?」
「彩華君の子か、産む。五十人は産む」
「あ、そこまでは求めないかな……」
TSに忌避感はない。でも逆ハーレムはイヤかな。




