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現代魔術師の暇潰し  作者: 元音ヴェル
惑星魔改造(SF)
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TS魔法薬

「火星にダンジョン(仮)があるなら、地球には無いの?」


「隠してあるか、無いんじゃないかな。パターンを変えて探査魔法を使っても、何の痕跡も出なかったし」


「看破出来ないレベルってこと?」


「僕より強いか、凄腕の魔術師ってことになるけど。ちょっと現実味が薄いような、でも僕や彩華がいるから、あり得るのかな?」


「ま、そのうち会うんじゃない? ここで育てたジャガイモやサツマイモ、ニラも出回るだろうし」


 太陽光が少なくても育つ野菜を、主に植えていく。

 果たして、緑色のジャガイモを食べても、ゴブリンは生き残れるのだろうか?

 コボルトはネギを食べられるのか? 見た目が二足歩行の犬になるので、おそらく犬と変わらない生態となるはず。

 ちなみに猫やキツネ、タヌキの姿をしたコボルトもいる。


「虫はアリと蜂でいいとして、鳥は鳩やカラスでいいか」


「金星は調べたの? 水星にも将来的には、何人か人が住むらしいし」


「水星の〇女は限界集落だったから。アシモフの短編のような、水星生活もギリギリだったし」


「木星はマイクロ・ブラック・ホール爆弾にする?」


「アレを魔法で造れって、無茶苦茶なことを言うね。僕クラスがあと三、四人は欲しい。半分程度の実力なら、安全面を考慮して十人はいるんじゃないかな」


「作らないでよ、絶対に。フリじゃないから。約束を破ったら、スマホとタブレットの中身を、ネットに公開してやるから」


「人間のする事じゃねぇ!! 人の心とかないんか?!」


「ついでに処女管理の事実として、全員の膜チェック写真も公開するから」


「やめて、彩華……。僕、ダーク・サイドに墜ちたくないから……」


「ご主人様、ダークご主人様になっちゃうの? その時はメガネ掛けてね」


「……伊達メガネなら掛けてあげるよ」


「サディスト的な責めっけ口調も」


「え? まぁ、覚えてたらね」


 やけに具体的なキャラ変後の設定だな。

 ネチネチと責められたいのか? 忍者だから堪え忍ぶ事に快感でも感じるの?


「コホン。金星は何かしらあるね。微弱な魔力反応がある。……あれ、水星にも反応があるぞ?」


「ほらー、ちゃんと調べてよね。役目でしょっ」


 そんな役目イヤすぐる……。ハチミー下さい。


「メイド・イン・マーズなハチミードリンクは、来年からでーす」


「アースじゃないんだ。というか、心を読むのはいいけど、勝手に発情しないでよ? ソロぴょいは禁止だからね」


「あ、なんかSっぽい。メガネ着けて?」


 鬼畜メガネちゃうから。……それはそうとメガネはかけるけども。反応が気になるし。


「…………」


 彩華は無言でスマホをカメラにして、シャッターをきる。フラッシュもたくし、ローアングルから撮ってくる。

 ハスキーとかの立った犬耳のカチューシャを着けて、手を肉球のように握る。グーの変化形ね。

 彩華、鼻息がちょっと荒いよ。あと、使い捨てカメラなんて良く持ってたね……。


「大変、イケメンが服着て歩いてる!」


 まるでイケメンは服なんて着てない、みたいな言動はやめてよね……。

 公園で全裸になってたスマッ〇の草〇かな?


「お母さん、見て見て! メガネが似合うイケメンだよ!」


「……あら~。本当にイケメンね! ところで、ここどこかしら?」


 口寄せの術でお義母さんを呼びやがった!?

 ちょっとメイドさん、それは大丈夫なの? 記憶消去用のシャベルいる? フラッシュを発するペンサイズの棒がいい?


「ここは火星よ、お母さん。ご主人様にメガネと、犬耳のカチューシャを着けてもらっているの」


「仮性? 包茎? 真性じゃなかったら、病気でもないから、手術する必要はないのよ」


「ウマだっちしたら剥けるから、仮性かな。イケメンは下もイケメンだよ」


「二人とも、猥談はよそでやってね?」


 イケメンな息子って何さ……。黄金比とかあるの? 年老いたら龍も蛇になるって。背中の刺青とか特に。


「赤土だらけで、雑草がほとんどない。……外国かしら?」


「それよりも、スマホを構えて。ご主人様はコレに着替えて。この場で」


 彩華はホストが着るような、スーツ一式を手渡してくる。

 サイズもピッタリ、……革靴もあるし。


「ストリップ・ショーをするの? ドローンとかで監視されてないかしら……」


「……その手があったか。周りに人なんて居ないから、ドローンのようにスマホを飛ばしてもいいわよね」


 お行儀良くマナーを守って撮っていたけど、誰もいないならカメラに視線向ける必要、あんまりないってこと?


 スーツを着て、適当にホストがしそうなポーズをしていると、彩華は念力でスマホを飛ばし、念力でシャッターをきっていく。

 お義母さんもシートを敷いて、腹這いになってるし……。


「TS魔法薬を飲むよー。僕は男の子をやめるぞっ! 彩華!」


 次は学ラン着てURYYYして、ジョ〇ョ立ちする。

 え、ライバル? スーツと被るじゃん。却下だね。

 男の子から男の娘になる。学ランだし。


「メイド服着てよ」


「胸元がちょっと苦しいかも?」


「お、お約束ね。……コフッ!」


 彩華がスタイルで負けた事に、精神的ショックを受けている。

 TSあるあるだよね。たぶん。幼馴染の服借りたけど、なんか合わないってヤツ。知らんけど。

 まぁ、水星の〇女ではやってたし?


「セーラー服。これは水兵?」


「学校のヤツ。改造前のデザインよ」


 そう言えば、こんなデザインだったね。前の学校のヤツっぽいな。でも、彩華はすぐにメイド服っぽくしてた。

 こっちは、シズルお姉ちゃんとリノちゃんのか。

 勝手に着ていいのかな……。


「お母さん、ツーショット撮って~」


「オッケー。腕組んで」


 体型とかサイズとかを服に合わせて、彩華とツーショットを撮る。


「シズルちゃんとリノちゃんに送っておくわね~。新しい姉妹よって!」


 男の娘は、姉妹のくくり? 完全な女の子はそう言えるけどさ。

 性別で秀吉とか、男の娘ってなったらどうしよう……。それこそフタナリ? 男女(おとこおんな)とか女男(おんなおとこ)とか、見た目で判別されるか?

 いや、ショタだと思っていた従弟が、女の子だった展開はあるだろうけども。


「弟君とメイドちゃんが、楽しそうなことをしている気配がするっ!」


「何ここ、生物の気配がほとんどしないんですけど!?」


 お姉ちゃん・パワーで、自力でやって来たシズルお姉ちゃんと、巻き込まれたか、連れていけと強引に引っ付いたかして、リノちゃんも火星にやって来た。

 とうとう、星間転位までやりだしたぞこの姉。僕と彩華並みの、超能力者になるのも近いかも。

 え、リノちゃんも妹・パワーでやって来たとかじゃないよね? 発現から一年近く経つけど、そんな短期間で惑星間航行、もとい、ワープなんて出来るかな?

 いや、でもファスト・トラベルで狩人はどんな状況でも、ベース・キャンプに戻れるから、ひょっとして出来るのか?


「……どう思う彩華。姉妹・パワーでワープって出来る?」


「一つ一つはただの火でも、二人合わせれば炎となる。コーチも言ってたし、2のお姉さまも言ってたはず」


 人力ガンバス〇ー……。


「地球弟君帝国宇宙軍、太陽系参謀本部直掩、第一軍団マフィア第一部隊直属第一班、第六感型恒星間航行決戦ヒットマン、自律人型知性体及び人造人間。第一航空魔導団隊長のお姉ちゃんだよっ!」


 混ざってる混ざってる、トップのヤツに、消防団の出初め式の口上の一部に、幼〇戦記の所属をまぜるな!

 あと、地味にエヴ〇も混ぜてるし。人型な人造人間の件、決戦兵器から繋げてるでしょ。

 いや、人造人間は本当かどうか怪しい部分だけど、人間同士でも、体外受精や人工受精は人造と言えなくもないけどさ。

 少なくともネネカさんが産んでるし……。本当に一夜の間違いだけだったのかは知らんけど。


「お、同じく、太陽系直掩部隊地球直属、生体決戦狩人。共和国Aランク、鳥の第三部隊着き、リノですっ!」


 こっちはハンターか。


「ワイルドなハンターなら泳げるよね」


「あっ、ちょっと脚がつってしまったのでムリです!」


「弟君帝国にツッコミがないっ。つまり! 地球を統一してもいいんだよねっ!」


「スミマセン、ツッコミ役一人だと複数のボケを、同時にさばくの難しいんです」


 僕はビュ〇ィじゃないんだ。いや、今は女の子だけどさ。女の子だから弟君って言われても反応しないだけだよ。


「あれ、弟君が妹ちゃんになっているっ?!」


「あぁ、この画像の姉さんの隣って、お義兄ちゃん、いや、お義姉ちゃんか……。ややこしいから戻って下さい」


「そうだよっ。妹は二人で充分だから、弟君に戻ってほしいなっ!」


「あら、お母さんは娘が何人居てもいいわよ? 息子も捨てがたいけど、義娘でしか得られないモノもあるからね~」


「ご主、お嬢様。お母さん達とつんぐほぐれつしちゃいます?」


 彩華にTS魔法薬を口移しで飲ませる。

 くっ、少し飲んだから、女の子から男の娘に……。


「あらら、娘が息子に、義娘が男の娘になっちゃったわ。……二倍お得?」


「あっ、メイドちゃんが義弟君になっても、妹ちゃんとは別人なので塩対応しちゃうかもっ? 男の娘は弟君だから、お姉ちゃん愛せるっ!」


「兄さんとお義兄さんか……。ヨスガっちゃうの?」


「むう。急になんてモノを飲ませるのさ。肉付きの違いで、ショーツが伸びるじゃん」


 矛先がそらせない!

 四人とも僕に集中砲火して楽しい?! ハチノスなんだけど?


「はい、チーズ!」


 彩華君と男の娘な僕とでのツーショットを撮るお義母さん。マイペースですね。


 実姉と義妹、性転換した彩華でしばらく写真撮影をする。

 更に、性転換した姉妹と僕とのツーショットも撮った。

 お義父さんはハブられたまま、満足した姉妹とお義母さんは送り返したよ。

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