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救済?

作者: 遊崎

「いのち。」を読んでから読んでいただけると良いと思われます。

関連は少なからずありますので。

ぼくはさらわれました。

かみとペンがあったので、日記をつけることにしました。

日記をつけると、おかあさんがよろこんでくれます。

ここには、おかあさんはいません。

ぼくと、こわい人と、となりのクラスの女の子だけです。

こわい人は、ぼくのことをなぐって、にやにやしていました。

いたいよう。いたいよう、おかあさん。


たすけてよたすけてよ助けてよ援けてよたすけてよ他須ケ手よ足す毛てよ田透けてよ



きづけば周りは血だらけでした。

どうしてだろう?くびをまわして周りを見ると、女の子もこわい人もたおれてうごかなくなっていました。

そしてぼくのみぎ手には、おおきなほうちょうみたいなのこぎりみたいなのがありました。

それにもあかい血がいっぱいついていました。

ぼくも血だらけでした。

ねむくなったので、ねました。

なんだかあし音がきこえたきがしました。




ぼくがおきたら、周りはあかくなくてまっしろでした。

ここはどこ?

とぼくがいうと、女の人がおきあがって、びっくりした目でぼくをみました。

そしてすぐになきました。

よく見たらぼくのおかあさんでした。

ぼくもなんだかなみだがあふれてきてなきました、とおもったらここからさきはおぼえていません。




「・・・誘拐されて暴行を受けているうちに精神がおかしくなりそこにあったなたでその場にいた人間を皆殺しにした、と?」

「そうなりますね。発見された時には右手に鉈を握っていましたし、その可能性が最も高いと思われます。」

「治ることはないんですか!?」

「まず無いと思われます・・・」

「そんな、そんな・・・・・」


誘拐された息子は帰ってきた。

しかし、学校に行くこともできず精神は8歳で止まったままになると言う。

果たしてこれは、救いなのか・・・?


今私に出来るのは、息子を愛することのみである。



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