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神々の贈り物

遥か昔、人々がようやく大陸を見つけ開拓を試みていた頃のこと。

未知なる土地で新たな道を切り開こうとする人間達の中から5人の高貴な血を持つ者に神々はこれからの発展に役立てて欲しいとギフトと呼ばれる特別な異能を与えた。


『時間』『治癒』『操作』『記憶』『生死』


神々に与えられた5つのギフトは人々の希望の光にもなれば、絶望の闇に堕ちる神聖な異能。

選ばれた5人は神々にの期待に応える様にギフトを使い大陸を開拓し、その聖なる力を悪しき者に渡らぬ様に護り人々を助け続けた。


だが、各地の大陸で文明が進むにつれて人と神々との繋がりが徐々に薄れていった。

ギフトを授かった者達もそれぞれの思想によって明暗が分かれてゆく。

神々から授かった力を我がモノだけにせず信頼できる弟子や民達に伝授させる者、分け隔てなく傷ついた民を癒す者、神々が願いから背き悪に染まった者、悪しき者から力を守る為に皆の前から姿を隠した者。

そして、ギフトは本来の持ち主である神に返すべきだという歪んだ思想を持った者から逃れる為に大事な人と離れざるを得なかった者。

ギフトを授かった者の人生はその神聖な異能によって大きく狂わされた。

人々の発展と幸福の為にと神々から得られた筈の力はそれとは真逆の方に突き進ませた。

尊敬と感謝という光と、嫉妬と偏見に苛まれながらギフトは次の代へと受け継がれてゆく。





ギフトに人生を翻弄されたとある青年もその1人。

ギフトを持った者にしか聞こえない宝石達の声は彼を光の道に導こうとする。

神々に選ばれし5人の内の1人の子孫によってその青年の人生は大きく変わろうとしていた。

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