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夢を見る者  作者: 暇人
???
1/30

???

 ──やあ諸君、おはこんばんにちは。……私が誰かって? そんなことはどうだっていいじゃないか。そんなことよりも、だ。



 ──私から一つ、諸君らに聞いて欲しいことがある。



 ──それはこの物語の終わりについてだ。



 ──……まあ待ちたまえ。なにもネタバレをしに来たわけではない。私自身もあの方の意に沿わないことはしたくない。



 ──いいか。この物語は主人公と、それを目指す者が、それぞれの()()()真実に辿り着いた時、この物語は終わる。



 ──このことを、諸君らにはよく覚えておいて欲しい。



 ──それでは、またどこかで会おう。



 ──ああ、それと。これは余談だが、この作品の後書きが時々ただの豆知識コーナーみたいになってしまう時があるが、それは作者の趣味なので、そこについては目を瞑って欲しい。では今度こそ、一旦さよならだ。

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