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大食い大会

短いです……ごめんなさい

 

「クリシュ様! ジュエリーフロッグの網焼きが売っています! デザートで食べることが多い魔物なのに、網焼きとは新しいですね! あっ、あちらにはオークの……ジェラート!? とっても気になります……」


 アリスと2人でデートなどしたことなかったのだが、メイドではないアリスがこんなにはしゃぐ女の子だとは思わなかった……


 ちなみにジュエリーフロッグは外見は完全にカエルなのだが、宝石のように美しく、デザートとして食されることが多い魔物だ。


「ジュエリーフロッグの網焼き……美味しそうだな」


「はい! ちょっと待ってて下さいね!」


「ん? 俺が買ってく……」


「お待たせしました! 網焼きです」


「え……早すぎないか? 敏捷って俺のがステータス高いよな……? 完全に負けてたぞ……」


「温かいうちにどうぞお召し上がりください。私はオークのジェラートをいただきますので」


「それも買ってきてたの!? オークのジェラートとか絶対やめた方がいいだろ……腹壊すぞ」


「え? 解毒もできますし、回復もできるので全く問題ないですよ?」


「それもそうなんだが……」


「未知の味というものは気になります……もし美味しかったら、自分で作ってクリシュ様に召し上がっていただきたいのです」


「そ、それは嬉しいんだけど……オークのジェラートは遠慮しておくよ」


「えー! 何でですかぁー! はむっ、んむ……ん? んー!?」


「どうした!? ってもう食べたのか!?」


「……クリシュ様私はとんでもないものを見つけてしまったようです」


「オークのジェラートはとんでもなく美味しかったのか……?」


「いえ……全然美味しくなかったです。私が見つけたのはあれです!」


 やはりジェラートはダメだったのか……アリスが指差した方に目線を向けるとそこには特設ステージのようなものがあり、テーブルや椅子、何人かがそこに立っていた。


「ではこれより第28回ビルデン王国最強大食い大会を開始いたします!!」


「「「うおおおおおおおおおおお!!」」」


「今回は飛び入り参加で女性もいますが相当な自信があるようです!! 温かく見守ってあげましょう!!」


「はーはっはっ! 女がダイアンに勝てるかよっ!」


「ほほぉ、ダイアンに挑むのが女か。まったく見応えのない大会になってしもうたのう」


「ふっ、言ってるがいいさ。あいつの胃袋は底なしだ」


「あん? ねーちゃん、あの女の知り合いか?」


「友人であり仲間だ」


「ま、それなら応援したくなる気持ちは分かるがな、ダイアンはマジな化け物だ。賭けるならダイアンにしときな」


「この大会は金を賭けられるのか?」


「おうよっ! 今回は……はーはっはっ、あの女に賭ければ50倍だとよ! こんなの史上初だぜ!」


「む、では私の全財産を賭けようか……上限は決まってるのか?」


「上限? 金貨50枚だったかな……こりゃすげぇや! あの女に金貨50枚賭けて勝ったら2500枚だぜ!?」


「ふむ……おーーい! 零華ぁぁ! 私はお前に金貨50枚賭けるからなー! 勝てよー!」


「まっっかせなさぁぁい!!」



「……うん、俺にも見えたよ。アホ2人がアホなことやってるのが」


 目立つなとは言わなかったけど、誰の恨みを買ってるか分からない状況で大食い大会に出るのは考えなしすぎるだろ……


(おい、一体何をしてるのか説明してくれるんだよな?)


(あんたアリス放ったらかして私と話すなんてどうかしてるの?)


(どうかしてるのはお前の頭だ。誰の恨み買ってるか分からないのに、目立つようなことして……)


(仕方ないじゃない。私が出たくて出てるわけじゃないんだから……)


 side零華


 私とシーナ、イリスで街の見物をしていたら、なんとどれだけ食べても一定の金額で良いってお店を見つけたわ。


 いくらカードがあっても1つのお店で無料で食べ続けるのは気が引けたし、あれもこれもって買うよりも良いかなって思って、そのお店に入ったわ。


「へぇ、この街の名物料理……ジュエリーフロッグの網焼きねぇー」


「デザート系の魔物を網焼きか、興味がそそられるな」


「私はこのオークのジェラートの方が興味がありますわ……」


「とりあえずここにあるのを頼んでみましょ、すみませーん注文いいかしらー?」


「おう! ちょっと待ってなー!」


 奥から店主? の大きい返事が聞こえ、しばらくするとヒゲ面のおじさんが現れた。


「良く俺の店に来てくれたな! こんな廃れた店だが味は保証するぜ!」


「あら、お客さんが他に居ないのはご飯時じゃないからだと思ってたわ」


 今はお昼前で飲食店にお客さんが入るような時間ではないので、お客さんが私たち以外居ないのは別段不自然ではないと思っていたわ。


 けど食べ放題のお店にお客さんがいないのは何か事件があったのだと、私は直感的に分かってしまったわ。


(で、店主から話聞いてここにたどり着いたってわけよ)


(端折りすぎだろ!! その話の中身が大事じゃないか!!)


(とりあえず大会始まっちゃうから後で話すわよ)


(あ、おいちょっとまーー)


 全くあいつも心配症なんだから…

 さーて、店主の人のためにもフルボッコにしてやろうかしら!!



新作を書いててこちらが間に合っていません……短くてごめんなさい。

次回から物語進めます!

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