全ての中の一つ
窓の向こうには夜の暗闇を拒むかのように明かりが点在している。この辺は田舎だと言われているがそれでも住宅が立ち並んで近くに公園まである。そんな住宅街の一軒にある二階の窓は開かれているが明かりは灯っていないし、夜の暗闇に馴染むかのようにあえて開けていた。それを証明するかのようにあえて覗きでもしない限りは窓の傍に人影があるのには気付かないだろう、それ以前にこんな時間、こんな状況で窓を開けているだけではなくて窓の傍にはいないのが常識的ではないと言える。
空に月は無くて薄く濁った明かりを注いで空を覆っているモノは自らの体積を減らしながら一定の大きさで自らの一部を地上に落としている。地上に落ちてきたそれは様々な音を立てながらも周辺の湿度を上げているが不快にならないのは今の季節がまだ気温が低いためだろう、それに夜という事もあって心地よいどころか少し冷たいとも肌で感じる。そんな中で窓の傍にいる人影は微笑を浮かべていた。それだけでも不自然というか常識という範疇では当てはまらない。
窓の外ではその中へ進入するだけでも不快になるような事象が起こっていて窓の中では外の暗闇より暗い部分が多いほど明かりが一つたりとも無い。そして人影は窓の下枠に左腕を置いていた。地上に点在する明かりと微かな月明かりが人影を照らすと高校生ぐらいの少女だとなんとなく分かる。そんな少女が微笑みを浮かべて外を楽しみながら見ているが、少女の微笑から楽しげな雰囲気が消えた。理由は簡単だ、ドアがノックされて開いたからだ。
「雲珠音お姉ちゃん、入るよ」
「もう入ってるじゃない、晴音」
今まで暗闇の中で外を見ていた雲珠音は妹である晴音が入ってきても明かりを点けるために動きはしないし、今でも暗闇の中で晴音の方を見ながら微笑んでいる。そんな姉と姉が発した言葉に廊下の明かりでしっかりと姿が見える晴音が下を向いて大きく息を吐く、雲珠音の言動に慣れているとはいえ疲れるものは疲れるのだろう。気を取り直して顔を上げる晴音だが決して部屋の電気を点けようとはしなかった。以前にもあった事だが、こうした時に部屋の電気を点けると雲珠音が凄く怒る事を晴音は重々承知していたからだ。そんな晴音が姉に言い返す。
「最初から揚げ足を取るような事を言わないでよ、それといつもと同じ事を聞くけど……何をしてるの?」
「あら、ごめんなさい。それと本当にいつもと同じ事ね」
「はいはい、繰り返さなくていいから質問に答えて」
「分かったわと言いたいけど……言葉にするのは難しいわね。あえて言うなら、そうね……雨夜との同調?」
雲珠音の言葉に晴音は無反応だった。どうやらこうした会話が日常になってるから晴音は少し言い返しながらも本題に入ろうとする。
「私に同意を求めるような質問で返さないでよ、それよりも勉強してたら分からない所があったから教えて欲しいんだけど……今は無理なの?」
晴音の言葉に雲珠音は声を殺そうとしながら笑顔になる。先程の微笑よりも楽しげに少しの間だけ静かに笑うと晴音の質問がどこかに行ってしまった。
「私の妹ながら勤勉ね、予習と復習のどちらなのかしらね」
「予習よ、それで私の姉は私の質問を蔑ろにするワケ」
「あらあらあら、ごめんなさい。つい気に」
「はいはい、本題からずれてきてるから質問に答えて」
雲珠音の言葉を遮り晴音は右手で漫才で使われるツッコミの仕草をしながら話を戻した。そんな晴音を見て雲珠音は口元を右手で隠しながら軽く笑った後で視線を晴音から外に戻してから言葉を発する。
「そうね……」
雲珠音自身も話はずれたがいきなり言われて少し迷っている、だからすぐに答えずに再び左腕を窓枠に置いて外を見聞きする。
窓の外は先程とはまったく変わらずに雨雲は体積を減らしながら雨を降らせて雨粒が様々な物に当たって独特の音を小さくて数え切れないぐらい鳴らしている。住宅街には明かりが付いている部屋と真っ暗な部屋が点在して空からは月明かりが雨雲で濁りながらも地上に降り注いでいる。そんな窓の外を見聞きした雲珠音はまた先程と同じ微笑を浮かべてから少しだけ先程まで感じていたモノを味わうと結論が出たので晴音へと視線を移す。
「明日じゃダメかしら?」
「別に構わないけど」
そう言いながらやる事が無くなった晴音は雲珠音の部屋に入ると暗がりの中でも迷う事も無く雲珠音のベットへと腰を下ろした。暗いと言っても窓を開けているために外の光が少しだけだが部屋の中に入っているうえにドアも開けっ放しだ、さすがにドアまで閉めると晴音には暗過ぎるのだろう。ドアから入ってくる光は雲珠音にとっては邪魔とも思われるがまったく気にしないどころか晴音の行動を見て微笑みに少しだけ楽しげな雰囲気が増えた。そして再び雲珠音は窓の外へと意識を向けるが晴音の気配も感じて意識をそちらにも向けていた。時折だがこういう事をしている雲珠音を見る度に晴音は思う事がある。
相変わらず雲珠音お姉ちゃんは不思議というか理解がすぐに出来ない事してるわね。晴音はそんな事を思いながらも雲珠音の姿をずっと見つめていた。雲珠音と晴音は一つ違いの二人姉妹だが性格は正反対どころか晴音は何事もはっきりとするタイプだが雲珠音は時折だが不思議な行動を取った。そんな姉の行動にはいつでも何かしらの理由があった、だから今回もそうなのだろうと晴音は好奇心と姉妹といえども理解が出来ない行動を取る姉に興味を示したのだ。
血の繋がりがあっても心の中までは分からない、これは以前だが晴音が雲珠音の言動から学び取った事だ。さながら先程だが雲珠音が晴音の事を勤勉と言ったのも当たっているのだろう。それだけお互いに想っている証しなのかもしれないが、それは本人達だけが感じ取れれば良い事だから他人がとやかく言う筋合いは無いと言える。それでも暗い部屋でお互いに無言なのはつまらないと晴音の方から口を開く。
「梅雨入りしたんだかしてないんだか、最近は雨の日が多くなったみたいよ」
「そうね」
「こうまで湿気があると髪はまとまらないし雨で濡れる時もあるし、本当に嫌になるわよ」
雨の日に感じる憂鬱さと面倒さを思い出しながら自らの長い髪を片手でいじる晴音だが雲珠音からは思い掛けない返事が来た。
「あら、そうかしら。それだけじゃないと思うわ」
「それだけじゃないって?」
「雨の日に感じる事」
答えになっているのかいないのかまったく分からない晴音はまたかと思いながらも雲珠音が発した言葉の意味を少しだけ考えてみるが見当も付かないようだ。まあ、そこは姉妹と言えるだけに大きく息を吐いて降参の意を示すと雲珠音から微笑を笑い声にした音が少しの間だけ聞こえると雲珠音は自分が思っている事を話し始める。
「雨が一番最初に降ったのって何年前になるのかしらね」
「そこは何億年前だと思うわよ」
「そうね、遥か昔から雨は水が循環する事象の一つだったけど、一つという事は他にもあって全てを含めて自然現象と名づけられて呼ばれてる。だけど私が今この場所、この時間で感じるているモノは全ての中にある一つの事象がもたらす様々なモノ、そしてその中に私も含まれる、こうしていればね」
まったく意味が分からないと晴音はすぐに思ったが雲珠音が遠回しというか理解が難しい言い方をするのは自分が良く知っていると晴音はすっかり慣れた様子で身体の力を抜くと両腕を後ろに回して支えにすると自分の身体を少しだけ両腕に預ける。
雲珠音も雲珠音でこうした言葉の使い方が自分の悪い所だと思って気にしていた時期もあったが、これが自分にとってはあるべき所だと今ではすっかり丸投げ……もとい、個性として確立したから誰に何を言われても気にしなくなった。だからこそ自分の言葉が示したモノが晴音に伝わっていない事は雲珠音も重々承知していたからこそ話を続ける。
「自然現象……というより自然ね、それと人が築き上げてきた文明がここにはあるわ。この二つは天地の間で広大で隅々まで広がってその他は無い、そして一つの名で呼ばれてるわ……地球ってね」
「一気にスケールが拡大したわよ」
雨の話をしていたのに雲珠音の話が一気に天体規模にまで広がったのだ。だから晴音が愚痴のような言葉を出しても不思議では無いが雲珠音はその言葉すらも楽しむかのように声を出さずに笑う。どうやら雲珠音が窓の外を楽しみながらも晴音と会話をしているのもこれが要因の一つなっている。だから窓の外と内から楽しみながら雲珠音は続きを話す。
「そうね、けど大きく捉える必要は無いわ。私達の行動範囲なんてたかが知れてるわ、地球の裏側どころか隣県や隣の市ですら知らない事や知らない人が多いのだからね。だけど、それは私が知らないだけで人も文明がもたらす発展も自然も変化し続けてるけどそれらを知る必要は無いわね」
「だったらなんで話が大きくなったのよ」
「必要だからよ」
少しだけ頭を後ろに垂らして文句に近い言葉を発した晴音に対して先程と同じように楽しげな雰囲気を出しながら簡潔に答えた雲珠音。姉の言葉を聞いてそのまま大きく息を吐き出すと頭を戻す、それだけの動作でも雲珠音には話の続きを促されている事が分かるからすぐに語り続ける。
「私がそれらを知らなくても地球を形成する天地の間では様々なモノが動き続けてるわ、そこに例外は無くて私も今は外を雨を楽しみながら晴音との会話を楽しんでるわ。そんな私も地球という惑星に天地の間で文明が作り上げた家の中に居ながら自然が作り出してる雨を聞いて人工で作り出された光を見てるわね」
「暗い部屋が抜けてるわよ」
「あら、ごめんなさい。けど部屋を暗くしているのは近づくためなのよ」
「何に近づくのよ?」
口を開こうとせずに空を見上げる雲珠音。何かを考えてると晴音は思うのだが、時々だけ雲珠音にしか見えないモノを見ているとか自分には感じられないモノを感じてるとかそんな妄想をしたりもする。まあ話の途中でいきなり空を見上げる、というか最初から向き合っていない時点で会話が成立しているだけでも凄いというか慣れているというかこの姉妹が持つ特有のモノなのだ。それでも話の途中でまったく関係が無いような行動を取ればいくら妹の晴音でも姉に対してそんな妄想をしてしまうのも仕方がない。
質問に答えずに無言のまま空を見上げる雲珠音に対して晴音は急かすような事は絶対にしなかった。一つ年上とはいえ雲珠音は頭が良い、晴音からしてみればいつ勉強をしているのか分からないぐらい勉強をしているところをあまり見ていないのにテストでは常に好成績で学年の順位も一桁なのが当たり前だ。だが見てのとおり雲珠音は時折だが理解が難しい行動を取るために友人は少ないが理解してくれる友達が居るのも確かで妹の晴音もそこはしっかりと理解していた。だから今はただ黙って待っている。
雲珠音が無意識だろう「あっ」と小さく声を上げる。これは考えていた事に答えが出た、または何も考えてなくて寝ているような状態から元に戻った時の癖だ。そんな雲珠音の声を聞いて晴音はそれかけていた意識を再び雲珠音に向けると雲珠音は何事も無かったかのように先程と同じように晴音と向き合うことが無いままに話しを再開する。
「夜が暗いのは同然の事だわ」
「現在、太陽は欧米辺りを照らしております」
姉の癖を理解しているとはいえ退屈だったモノは退屈らしくて冗談を口にする晴音だが姉も姉で妹が言った冗談が面白かったのか笑い声を交えながら会話を続ける。
「そうね、私達が居る地面の向こう側ね」
「地面の向こう側ってのもどうかと思うわよ」
「地球の直径なんて調べない限りは出てこないわ」
「はいはい、その通りよ、それで?」
自分で冗談を言っておきながらも無理矢理な形で話を戻そうと促す晴音。まあ急な冗談に乗る雲珠音もどうかと思うが、そういうノリの良さも晴音は気に入ってるし雲珠音の友人達もそうなのだろう。そんな晴音の催促を受けて雲珠音は楽しげな雰囲気のままで話を戻して続ける。
「夜が暗いのも雨雲が雨を降らすのも自然の成り行きね、そして私達は家という文明が作り出した物の中に居るけど自然の中にも居るのよ。昼間だと人と文明の音が多いけど夜は自然の音が多いわ、だからこうしていると自然に近づけて全ての中の一つになれるのよ」
「過程を飛ばして結論になってると思うわよ」
「あら、ごめんなさい。そうね……雨が落ちるのは地面や木の葉や同じ水の上だけじゃないわ、家や車の屋根、それに雨どいなんかもあるわね。そんな様々な物の上に落ちた雨はそれぞれの音を立てるわ。そして雨は水滴だから少しだけ光を屈折させるのよ、まあ少しといっても見える程じゃないわね、だからいつもとはほんの少しだけここから見える景色が分からない程度に違うわ」
分からない程度じゃ意味が無いと思うわよ、そう思う晴音だが少しだけ雲珠音が言いたい事を理解したと思えたからこそ言葉に出さなかった。いや、出したくなかったのだ。このまま雲珠音の話を結論に至るまで聞いていたいという気持ちが上回ったからだ。だからこそ晴音は黙って雲珠音の話を聞き続ける。
「余計な音が無いから夜の雨はいろいろな音を作り出してくれる、そして見る景色も雨という透明で小さく無数の遮蔽物となっていつもと違った景色を見せてくれるわね。そんな夜の雨をしっかりと感じ取るためには部屋の明かりが一番邪魔になるわ、だから部屋を暗くして雨夜という自然を感じる事で全ての中の一つになれるわ」
「最後の全ての中の一つってのがよく分からないわよ」
「それはさっき話したわね」
簡潔に言い切った雲珠音がやっと窓の外から視線を外して晴音の方へと向いたのでそれが何を意味しているのか晴音には理解が出来た。少し自分で考えてみるといいわ、と雲珠音は言葉ではなくて行動で言っているのだ。そんな独特な行動を取る姉に対して晴音は頭を左側に傾けると思考を動かす。雲珠音との会話を始めてから聞いた事、感じた事、そして想った事を全てを思い出しながら結論へ至る道を探る。そして結論へ至るためにはもう少し雲珠音と話をしなくてはいけない、だからまるで答え合わせをするかのように晴音は言葉を出していく。
「全てというのは地球で地球には自然と文明しかないって事よね」
「正確には文明が作り出した物ね」
「……人工物?」
「そういう言葉で括っても良いけど人工物の中には自然の物を加工したのも含まれるわ」
さっきのは正解なの不正解なのどっちなのよ、と言いたくなるところだが晴音は慣れているからそんな無駄な考えを浮かべる事が無いままに雲珠音の言葉を参考にしながら次の事を考え始めていてもう答えが出ている。
「自然と文明の調和、または融合よね。けど、そう考えるとどこにでもあるわよ」
「そうね、そして人も居るわね」
「約70億だっけか?」
「その数字に今はまったく関係は無いわ」
思った事をそのまま口に出しただけなのだが雲珠音がしっかりと指摘をしてきたのは晴音の考えが本筋から少しずれ始めた事を指摘しているからだ。その事に気が付いた晴音は再び思考を動かすが今度は結論と言えるモノが出てこずに降参とばかりに雲珠音のベットに倒れ込むとそのまま思った事を口に出す。
「なんか目の前にあるもの全てを受け入れろって思えるわよ」
「ええ、その通りよ」
「…………へっ!!」
思い掛けない結論への達し方に晴音は気付くのと同時に再び身体を起こして雲珠音と向き合った。そんな妹の行動が面白かったのか雲珠音は少しだけ軽く笑った後で晴音に自分の答えを示すかのような言葉を出す。
「雨の日、特に雨夜ね。そんな日に感じるのは自然そのものなのよ、雨という媒体が作り出す様々なモノが自然そのものを感じさせるわ。そして自然を感じる事で私も自然になれる、地球という世界が自然と文明しかないとしたら自然になることで自然の中の一つになるわね。それは世界を形成する全ての一つになるという事よ」
「えっと……つまり……自然体?」
「雨音にはリラックス効果があるわよ」
「要するに私の姉は暗い部屋で雨音を聞きながら凄くくつろいでたって事よね」
「それもあるわ、けどそれと同時に全ての一つになっていたわ」
「……なんか凄く疲れてきたからもういいわよ」
晴音がそう言うと雲珠音は簡単に「そお」と返事をした後に再び窓の外へと意識を向け始めた。どうやら晴音には最後まで雲珠音の真意は分からなかったようだ。まあ、当然と言えば当然だろう、姉妹という血の繋がりがあっても心の底までは分からない。だから雲珠音は晴音との会話を楽しみながらも大事にしている、それは雲珠音が言っていた全ての一つになるのと同じぐらい大切な事だ。
地球という世界が自然と文明だけで出来ているのなら文明を作り出してきたのは人であり、文明は様々な発展と社会を形成している。つまり人は文明に含まれる、その証拠に人は地球という天地の間で生き続けている。そして人は偉人だけではなく一人一人が大切なのだ、それが雲珠音という女子高生でも世界という全てを形成している一つだからだ。
雲珠音は雨音を聞いて雨が降る景色を見て自分が世界を、全てを形成する一つという事を再認識していた。全ての一つになっていたとはさながらこの事だ、雨音が立てる音といつもとは少し違う窓から見える景色を楽しみながら。
とは言っても晴音が言った事にも同意が出来るとばかりに雲珠音は窓の外を見ながら晴音に向かって話しかける。
「けど晴音」
「んっ、なによ?」
「やっぱり雨の日は嫌になるのも確かだわ」
「あれだけ語っておきながら今更そこに同意しないでよっ!!」
ベットの方から聞こえてくる晴音の声に雲珠音は凄く楽しそうな微笑を浮かべるのだった。
さてさて、本当――――――っにお久しぶりです。いや~、前回の投稿からどれだけ過ぎた事やら、まあ、その辺は私のブログで語っているのでお暇な人や気になった人はそちらを覗いてみてくださいな。
という訳で今回は雨をテーマにして書いてみました~。まあ、なんというか……小説から離れてだいぶ時間が経ってので、そろそろ復帰しようかな~、というか復帰する気持ちはあったんですけどね~、いろいろと個人的な問題が……。まあ、それはそれ、これはこれという事で~。
まあ、久しぶりの投稿ですからね~、少しは成長していればとも思ったりしています。それと今回は自分らしい作品になったかな~、ともちょっとは思っております。まあ、これは私自身の想いですから読んでくださった皆様にはそれぞれに何かを感じ取ってもらえれば良いな~、と思っている次第でございます。
さてさて、今回の作品を皮切りに短編を何作か書いた後にまた連載で何かやりたいな~、とは思っているのですよ、これが。まあ……連載の候補が三つもあるという時点で既に問題が発生しているとも言えるんですけどね~。
……まあ、なにはともあれ今は小説、というか物語を作る力を取り戻すために短編を何作か上げて行きたいと思っております。そんな訳で次がいつになるか分かりませんが近いうちに上げて行けたらと思ってます。……まあ、そうホイホイと書けるようなら苦労はないですよね~(汗)
という事で今後の抱負みたいなモノを書いたのと長くなってきたという事でそろそろ締めますね。
ではでは、ここまで読んでくださりありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願い致します。
以上、少しは活動的になってきたけど、未だにめんどくさ、いやいや、あれこれと悩み迷いながらもいろいろと模索の日々とゲームに時間を費やしてる葵嵐雪でした~。