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試験開始‼️

休憩エリアから抜けた俺は一度、教室へと戻ることに決める


教室へ戻る最中、校内にアナウンスが流れる


「今読み上げた特定のクラスの生徒達は教室へ至急、戻るように」


その中には俺たちのクラスも含まれていた



クラスへと戻る道中ある人物に出会う


「羅星くん!」


同じクラスメイトの橋本 奈々だ

クラスメイトのほとんどがゴミを見るような目で見てくる中、眞田と橋本だけは俺を普通の人間として扱ってくれる


「アナウンス聞いた?急に呼び出しって珍しいよね〜。なんかあった感じなのかな?」



「どうだろう。全部のクラスが呼ばれてないってところが気になるけど、、、」


2人で足早に教室へと向かい歩いていると後方から大きな足音を立てて走っていくクラスメイトの御影と橘の姿を見かける


「2人とも足速いね〜」

御影と橘はクラスの中でも魔法の技術力では中の下辺りだが、身体能力はかなりのものでクラスの中でも突出している



教室へ着くとほとんどの人間が席に着いており、試験開始まで、もうまもなくのようだ


黒板の前には教官の泉原が数分おきに時計を気にしては資料に目をやり、また時計を気にしては資料に目を戻すといったような仕草をしていた


どこか緊張気味のように伺えるのは気のせいだろうか?


試験内容については現時点で何も告げられておらず、これから何が行われるのか何もわからない


時計は10:56分を指している

泉原が口を開く


「少し速いが問題用紙と解答用紙を配る。中身を見てもらっても構わない。どのみち、、、」

と何かを言いかけたところで止める



時計が10:59分を指す

試験開始の時間すら指示されていないが時計の針を何度も気にする点から11:00ジャスト開始なのだろうとある程度の推測ができる



針が11:00を指したと同時に

「はじめ!!」


裏の状態で置かれた問題用紙と解答用紙をそれぞれ表面に変える


そこで気づく

問題用紙と解答用紙共に『白紙』なことに


なんだこれは、、、、


現在は試験中であるため、私語などは禁止されるであろう状況、クラスメイトがどのような状況であるか正確にはわからない



教室内が混乱で満ちていくのを肌で感じる


「?」


じっと白紙の答案用紙を眺めていると



これが試験?なのか?

そんなことを考えつつ白紙の問題用紙を眺めていると


「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!

あーーーーーー」


隣に座る岡本が奇声を上げながら騒ぎ始める


数秒後

岡本の奇声が伝播したかのように次々と奇声を上げるクラスメイト達


口元からヨダレを垂らす生徒までおり

とても試験どころの騒ぎではない


中には意識を失っている生徒もおり、クラスの9割ほどが体調の不良を訴え始める


テスト中でありながらも

橋本が体調不良の生徒の様子を伺おうとすると


「動くな!!試験はまだ継続している!」

泉原より怒号に近い声量でそれを静止される


何なんだこの試験は


数分後

教官の泉原より「やめ」の合図が出てようやく試験の幕が降りる



午後12:00


医務室へ連れていかれる生徒の数が尋常ではなかった。

魔法で担架に乗せられて次々と運び出されていく


他のクラスでも残っていたのはせいぜい数人程度だった

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