第四話~分離者~
「分離者」
「何!」
「どうだ!これが俺の技だ」
さすがに分身はナイフで消えるが武器は消えないので分身1号(仮名称)にさっきの包囲網で倒されて、落ちた歯車刃を取りに行かせた、
分身1号が歯車刃を取ったのを確認して、
「さぁ、かかってこい、さっきの三倍の手数だ、」
そう言って、分身を含め俺らは歯車刃を両手にセットした、元々歯車刃は分身を2人作り、本人含め3人で攻撃する事を前提に作っていたので歯車刃は合計6つある
活治は状況を飲み込んだらしく、俺との距離を少し取り、攻撃態勢に入っていた
「もうお前の技紹介は終わりか?」「そんじゃまぁ」
2人とも同じタイミングで喋っていた
【じゃあ】
【第二ラウンドの始まりだ!】
どっちも同じことを喋った
俺(本体)は真っすぐに、分身たちはお互い右と左に分かれ、”あの技”をする体制に入ろうとしたが、活治はその作戦に気付いたようだった直ぐにナイフを上空に投げ、ナイフはまだあまりばらけていない俺ら3人に向かって突撃してきた、
俺はすぐに両手の歯車刃を左と右の方にあるナイフに当てるように投げた、分身は俺が歯車刃を投げたのを確認して右左に分かれて走っていった、
俺は蹴りでナイフを弾き、そのまま真っすぐ活治の方に進んだ、
「2D桜」
活治がそう言い出し、今度は大量のナイフを地面に置き、それらが少し浮き、角度が90度のままそのナイフたちが活治の周りに浮き輪を付けているような感じで漂い始めた、どうやらそれらを一気に飛ばすつもりらしいがジャンプすれば全部のナイフの高さは同じなのでいとも簡単に躱せるがその後の追撃が心配だ、さっきもそれで分身が消えたからだ
俺らは歯車刃を投げずに様子を見ながら俺らは移動して遂に、俺ら3人を結んだら三角形の形が完成し、その三角形の中心に相手(活治)を置くように囲む、通称三角陣が完成した、だが、完成して間もなくの頃に活治が攻撃してきた、
活治は浮き輪のように漂っていたナイフを一気に放出させた、多分ジャンプしないと当たる、
分身も含め俺らは上空に飛んだ、、、、が、、やっぱり放出されたナイフが、飛んだ俺たちに向いていた
「巨大歯」
そう言ってきて大量のナイフが俺たちに向かって来た、俺らは歯車刃を片方だけ投げて、下から向かってくるナイフに当てた、だがブーメランと呼ばれるものは基本横に投げないと帰ってこない、つまり、下向きに歯車刃を投げたのでこっちに戻ってこず、そのまま地面に落ちて取りに行くまで歯車刃は片方のままだ、この空中から地上に降りるまでは片方の歯車刃で戦わないといけない
「おい」
活治は分身の一人に声をかけていた
「なんだ?」
分身も反応した
「”まさか落とされたナイフはもう動かないと思ってないよな”?」
俺たちはすぐに下を見た、、、活治以外の地面にさっきまで落ちていたナイフがあり、上の方、こちらを向いていた、歯車刃が”一つずつだと”防御できずに食らうだろう
「逆酸雨」
ナイフが一斉に上を向いたまま進んできた
「さぁ、どうやって避けるか?」
「、、、おい」
俺は活治に聞いた
「さっき見なかったのか?」
分身に合図を送った、そうしたら一人が俺の方に歯車刃を投げ、もう一人は歯車刃を活治に投げた活治は当然避けたが、その間に俺は分身が俺に投げてくれた歯車刃をキャッチし、下にあるナイフを防御することにした、ナイフがもうそこまで来た、俺は歯車刃を両足に置くような位置に手を動かし、ナイフを防御した、分身の方は煙になって消えていた
「忘れていたな、分身は煙で消えることを、、」
「おいおい、まだ忘れているぞ、」
活治は少し驚いていた
「歯車刃はブーメランみたいに帰ってくる」
その時丁度、消えた分身が活治に投げていた歯車刃が活治の右側にあった、残り4㎝といったところまで近くに迫っていたが活治はまだ気づいていない、
(当たってくれ!)
歯車刃と活治の距離があと1㎝、、、だが
「何!」
活治が右から迫ってくる歯車刃に気付いたがもう遅い、あの小さすぎるナイフでは止められない
活治はナイフで防御しようとしていたが流石にナイフが小さすぎた活治がどれだけ歯車刃の回転を止めようとしても歯車刃の方が勢いが強い、歯車刃はそのまま回転をしながら活治に進んでいった、、、、活治が右手をポケットに入れた、、、何かを取り出しているようだ、、、だが、それより先に歯車刃が活治の右の方の腹にヒットした、活治が初めて少し慌てていた
(入った!)
活治は痛みに耐えながら右手をポケットから出した、そして歯車刃の回転が無くなり、そのまま地面に落ちていった
(何だ、あいつが右手をポケットから出した瞬間俺の歯車刃の勢いが止まったぞ)
だが活治の腹の傷は割と大きかった
「今の攻撃、、なかなかだったぞ、俺は久々に”斬撃を食らった”」
そう活治が言い、右手が見えた、、何かを握っていた、だが剣にしては小さすぎる、墨汁のケースぐらいの大きさだ(笑)
「俺もそれに答える、能ある鷹は爪を隠す、、その爪を見せる、、この意味が分かるか、」
活治の言っていることがすべて重々しかった本当に、、鷹に狙われているようだった
「こちらも出し惜しみはしない、言おうか、さっきまでのナイフを宙に動かす攻撃は手は完全にいらない、俺の両手を見てみろ」
俺はすぐに活治の両手を見た、そこには、、
「、、、サバイバルナイフ」
「フッ、正解だ」
長い!疲れた!寝る!(まだ寝るまで時間あるけど、、、)いいから寝る!墨汁だ!