第三話~能力~
「そのナイフは”動き続ける”」
「これで左足は動きにくくなっただろうどうする?靴を脱ぐか?」
揺さぶって来た、だが気にせずそのまま活治に向かって走っていった、もちろん下も気にしながら、
活治はこちら側を向いて後ろ歩きで逃げているのに俺との距離が縮まらない、多分走るのに集中しないと追いつけない
俺は接近攻撃は諦めて歯車刃を投げて戦う方に切り替えた
活治がまたナイフを大量に投げてきた、今度はこっちに向かって投げたので投げた軌道を読みながら風切り音に注意して進んでいった
俺が歯車刃を投げようとした瞬間
「半球体」
前にいきなりナイフが出てきた、、、だが上にも横にも後ろからも風切り音が鳴った、、恐らくドーム状にナイフが展開されていて俺に向いている
確定したことがあった、ナイフが動き続けるのはハッタリじゃない”本当だ”
(ここで包囲かよ、、仕方ない)
俺は歯車刃を逃げ道を作るように下の方のナイフ全部に当てる軌道に2つとも投げた、
カンッ と、歯車刃とナイフが連続で当たっているのを感じた
急いで屈んでさっきできた逃げ道に逃げようとしたが活治がそうさせなかった
「それで逃げようとしたのか、、当然、、防がせてもらおう」
そう言うや否や当てなかった上の方のナイフが回転しながら俺の方に向かって来た
(さすがに逃げられないか)
俺の視線にナイフが移った、、、だがナイフの位置がさっきのドーム状の時に似ていた更にまた上横後ろから風切り音が鳴っている、もちろんさっき歯車刃で当てたナイフはないと思うのでさっきよりかは少なくなっているが、まだ歯車刃が帰ってこないので戦えるものがない
「まだ続くぞ半球体!」
(どんだけしつこいんだよ、、だが”作戦はある”)
俺は動きを止め、クラウチングスタートみたいな体制を取り、肘を曲げ、逆立ちをする時の要領で足を少し蹴り、40°ぐらい体を上げ、手に思いっきり重心を掛けて手のひらに力を入れ、手で思いっきり強く地面を叩き後ろ側に強く飛んだ、
「何!」
それと同時に俺の後ろの方にあったナイフも靴に当たりナイフがはじかれた、、成功した、ちょうど歯車刃がこっちに来て両方キャッチしてから地面に着地した
「どうだ、俺の奥義は、歯車刃がなくてもある程度は戦えるぞ」
「ああ、面白かった、だがこれはどうだ?」
そう言って半球体に使っていたナイフがこちらを向いた、そしてこっちに来た
俺はすんなり飛んで躱した、、、が、真下を見てみたらさっき来たナイフが真上を向いてまたこっちに来た
(これがあいつの言っていたことか?、、、いや、、攻撃の手数が少なすぎる、、、何かあるぞ)
そう考えていた矢先ちょうど真上から何かが落ちてくる音が聞こえた、、、恐らくナイフだろう、俺が半球体に使っていたナイフがまたこっちに向かって来た時、活治を見ていなかった、その時に上に投げてたのだろう
(これが本当の目的か、、、、、、ん?)
上の方のナイフの落ちてくる音が消えた、、、俺は急いで上を見たさっきの半球体の攻撃のようにナイフがドーム状に分かれているのが見えた
(まさか)
すぐに下を見た、、が、案の定下も同じようにドーム状になっていた
「包囲網」
360°全部にナイフがあった
「終わりだ」
ナイフが自我を持っているようにこっちに進んできた
(クッ、間に合うか)
俺は急いで持っている歯車刃を投げようとした、、、?手が少し動きにくかった
ナイフ円が小さくなっていく
(間に合わない!)
ナイフが俺の服に当たった
「この勝負、、俺の勝ちだ」
ヒュン、、、
ナイフが飛来の体に当たった瞬間飛来のナイフに当たった所から煙が出てきて、飛来にナイフが当たらないまま円が小さくなっていき、それに伴い飛来の体からどんどん煙が出てきた、そして円が小さくなりすぎてナイフ同士が当たり始めた時には飛来は完全に煙になって消えた
「何!」
活治も驚いていた
「どこ向いているんだ?こっちだ」
飛来の声だ、活治は声のした方を見る
「すまんな、そっちばかり技を使わせて、、、教えよう、俺の技は」
そう言いまた煙を出し、煙が消えたころには飛来が3人に分かれていた
「分離者」
ここからが熱いですよ