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Endless Doors  作者: Z.f
第一章~準備~
3/6

第二話~仲間~

「お前、、元の世界(スぺクト)に帰るつもりか?」

後ろから声がした、、、振り返るとそこには俺と同じくらいの年齢の男子がいた

「まぁここに来ても、、、だから」

「それなら”協力してくれないか”?」

いきなり提案された

「具体的にどんな事?」

その男は津陀 活治と名乗った、協力とは端的に言えば活治と一緒に旅をする夢世界(ミラースぺクト)に行ってほしいことだった、活治の目的は”バグ”と呼ばれる物がなぜ研究されていないかと、運営が気にしてないのか、バグの正体などを探ろうとしているらしい。バグと言うのは夢世界(ミラースぺクト)にしかないもので、あまり調べられていなく、半透明でピンク色、人の形になったり犬の形になったりする、人型はマネキンに近い形をしているらしい、それは全く見たことがない人、少ししか見えていない人、毎回見えてる人、とまばらになっている、しかしバグの大半は酷いことをしているらしい、

またこの世界(スぺクト)は種族が2つある、人々が寝る時に思う記憶(ユメ)がほぼ100%覚えていているのが裕族(ハイカシン)、それを世界(スぺクト)つまり最初に居た所にあった無数にあった扉、夢世界(ミラースぺクト)にできるのが天族(クリエスト)、本来夢住人(ミラー)はこの世界(スぺクト)に入れないと言っていたがどうやら俺は”新しいことをしたがる”感情がとても多くその結果ここに来た、あまりない事例とも言った。

「なるほど、、、待てよ、、俺がここに1年過ごしたら俺のいた世界(スぺクト)?はどうなるんだ?」

「大丈夫だ、ここに20年いてもお前は齢も、お前の世界(スぺクト)も変わらない」

「そうか、、、よし分かった、ついていく俺の名前は羽可沙 飛来だよろしくな、活治」

「ああ、それじゃあ、こっちにこい」

そういって一つの方向に走っていった、俺も後からついて行った

歩いている途中周りを見渡ていたが、辺り一面ビルや建築物が立っている

足先が止まった、どうやら決闘場のようだ、、ここだけ都会、、ではなく田舎、の雰囲気だ、見渡す限りは草原が広がっている

「さぁお前の強さを見る、こい」

そういって頭からかなり小さいナイフが出てきたがおかしい、活治は手をずっとポケットの中に入れていた、つまり取り出した、、、ではなく”ナイフが意志を持ったように頭から出てきた”となっている、

(あいつはポケットの中に手を入れていたぞ、、、)

冷静さを取り戻し聞いた

「いやでも、、俺何も持っていないぞ、、」

「、、、お前のポケットを見ろ」

そう言われるがままポケットに手を突っ込んだ、、、前に完成した武器があった

「なぜ、、、これが、、」

「そんな世界(スぺクト)だ全力で来てみろ、大丈夫だここで死んだとしても試合が終わればすぐに体が再生される、あと痛みは少ししか感じない」

俺は安心して歯車刃(スピンカッター)を両手にセットして回転させながら攻撃態勢に入った

「ほう、、手裏剣の刃が32本に増えただけかと思ったが、、こんな使い道か、、こい」

足に思いっきり力を入れた、、相手もそれに気付いた、守り、、ではなく持っていた小型ナイフを投げたがこっちに向けてはいたが、”ばら撒いている”と言った方がいいほどにばらけていて尚且つ俺の後ろらへんに投げていた

(なぜだ?そういえば頭から突然飛び出していたよな、、、まさか)

すぐに左側に移動した

「よく気付いたな、、だが、、不正解だ」

(不正解?)

後ろから風切り音が聞こえた、すぐにわかった”さっきのナイフだ”後ろを見ずに両手に持っていた歯車刃(スピンカッター)を両方とも投げた、金属音がし、そのあとすぐ何かが地面に当たった音がした、防ぎ切ったようだ

「意外だな、そんな使い道か、、」

「まぁ、、さすがにこれで当たるわけないぞ」

歯車刃(スピンカッター)はブーメランのように使うことができ、さっきブーメランの要領で投げたので両方とも帰って来た、

俺は返って来た歯車刃(スピンカッター)をキャッチし、攻撃態勢に入った小手調べに左手の歯車刃(スピンカッター)を投げた、カーブして活治に当てようとした、、歯車刃(スピンカッター)がカーブして活治に当たりそうになった、、が、その時歯車刃(スピンカッター)の速度が少し落ちたような気がした、そして飛んで躱された

歯車刃(スピンカッター)がこっちに帰ってきて、キャッチして、活治が地面に触れた時

「おい、」

急に話しかけてきた

「なんだ?」

「さっき投げたナイフ、どこに行ったと思うか?」

振り替えようとしなかった風切り音で分かるからだ

「人は一度見たことだけを頼りにその後は気がゆるむ」

活治がそう話した時、足に違和感を感じた、下を見たら左の靴のかかと部分にナイフが刺さっていた、ギリギリ足には刺さっていなかったが活治は1回しかナイフを投げていない、さっき投げたナイフが”動いてでもなければ”

今、靴に刺さるわけがない

「な!」

「なぜだか分かんないようだな、、、教えようか」

少し間を開けて言った

「そのナイフは”動き続ける”」

戦闘多分長引きます

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