表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/17

ねぇ

知ってる?

なんだか心がすごく穏やかだ。

最近、目が回るほどに忙しかったが、それももはやどうでもよくなった。

俺の出した小説が最終選考まで残ったというのだ。

これまで評価されなかった俺の作品が、いま陽の目を浴びつつある。

俺は、ずっと皆には見る目がないのだと思っていた。

だが違ったのだ。

理解してもらうのに時間がかかるだけで、俺の作品は、人を感動させられるのだ。

感動させる、というのもおかしい気がするが。

何故なら俺が書いているのはホラーで、読者を怖がらせるのが仕事なのだから。

小さいころからの夢だった。

ホラー小説家になって、賞を取ることが。

いま、夢が現実になりつつある。

それがとても喜ばしい。

何かポストに投函されたようだ。

俺の部屋のポストは投函されたかどうかがわかりやすい。

カタン、と軽い音がするからだ。

何か頼んだ覚えはないが、大事な書類かもしれない。

見に行ってみるとしよう。


逆だよ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ