しってる?
糞
くそkすそskそうskそ
sくそjくそおすそkすおsこうそお
あいつら俺のことを舐めやがって。
なにがなんでどうして第一次選考も通らないんだ。
あいつらはなにもわかっちゃいない。
俺はこんなにも素晴らしい作品を書いているというのに。
誰も俺の作品を通そうと思わなかったのか?
誰も俺の作品を落とすことがおかしいと思わなかったのか?
巫山戯るな。
大手企業と言っても作品を選ぶ脳がなけりゃ話にならない。
結局はあいつらも素人と同じだ。
いや、素人よりももっと質が悪い。
あいつらに選ぶ権利があって、落とす権利がある。
なのにきっとあいつらはいい作品を選ぼうとしていない。
金になる、都合のいい作品しか選んでいないんだ。
糞。
腹が立つ。
そんなの作品にまったく真摯ではない。
そんなのはただの金を追いかける犬だ。
鼻を精いっぱい利かせて金脈を掘り当てようとしている醜い人の顔を張り付けた犬だ。
犬、といえば、今日届いた手紙もそんな内容だった気がする。
糞。
腹の虫がおさまらない。
そう、『人の顔をした犬』という話だった。
面白い。
手紙の怪異にすらもあいつらは犬と呼ばれているわけだ。
ざまあみろ。
少しすっとした。
今回ばかりはこの手紙に感謝しなくてはならない。
人の顔をした犬、というのは実際のところ人面犬のことなのだろう。
人面犬というのはかなり有名な都市伝説だが、実際にはかなり情報の少ない怪異だ。
犬の体に人の顔、主におっさんの顔がつけられていて、人の言葉を話すというのは確かだが、中には、人面犬に噛まれると人面犬になってしまう、だったりかなり飛躍した噂もある。
しかし一つ共通しているのは、誰しもがそいつを小汚い怪異だと思っているということだ。
まさにあいつらにピッタリだ。
よだれを垂らして金ばかり追い求めるあいつらと違って、俺は金を求めない。
俺はただ、俺の作品が真っ当に評価されればそれでいいのだ。
だというのに
糞、また怒りがぶり返してきた。
収まらないたえr
側にあったコップを割ってしまった。
糞。
ずっと使っていたのに。
それもこれも全部あいつらのせいだ。
小汚くて薄汚い犬。
馬鹿で阿保で自分が正しいと信じて疑わない愚か者。
そんなもの犬以外に形容する動物がいようか。
明日になればコメントが届く。
適当なコメントを書いていたら、すぐにでも文句をつけに行こう。




