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大使

 ここはとある村の一室。

 ラルスたちとは別の場所の光景。

 そこには来賓として来ている一人の男性。

「ご準備はできましたでしょうか?」

 そう問いかける執事風の男に男性は返す。

「うむ」

 二人はどこかへ出かけるようだ。

 執事風の男はうやうやしくドアを開け、男性は蝶ネクタイを締めなおし、椅子を立つ。

 すでに鏡で身なりは整えたあとだ。

 髪はまとめられ、服装もしっかりした出で立ち。

 ある程度の身分がある男性だと物語っている。

 その男性が支度を終え部屋を出ようとした時だった。

「うっ…」

 小さく呻いた。

「…?」

 執事風の男性はただ見ている。

 だがすぐに様子がおかしい事に気付く。

「ぅ、ううう…」

 男性は呻き声を上げながら腹を抑えるようにして膝を着いた。

「大使!」

 執事風の男はそう呼びながら駆け寄る。

 だが大使と呼ばれた男性は床に横になり悶絶する。

「む…ううう~」

「大使! 大使!」

 呼びかけにもむなしく、大使の顔色はみるみる悪くなっていった。

「誰か! 誰か居ないか!?」

 部屋には叫び声にも似た悲痛な助けを呼ぶ声だけがこだました。


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