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229.「あっ・・・あ! あーー!!」

背中にとてつもない違和感というか、刺激というか、とにかく何かに羽を掴まれているような感覚で目を覚ました。


「んぇ? ・・・真っ暗?」


 ・・・というか、なんか獣臭い?


とりあえず、ジタバタと暴れてみる。ポテッと床に落とされた。仰向けに寝転がってパチパチと瞬きをしているわたしを、二つの光る黄色い目が見下ろしていた。


「・・・黒猫様?」

「ニャー」

「うわぁ! やめて! わたしに鼻を押し付けないで! 湿ってる! 健康的!」


腕を突っ張って黒猫様の顔を離そうとしたら、また羽を咥えられた。


「ひぎゃあああぁぁぁ!! やめてってぇ! 羽はやめてって言ってるでしょぉ!」


「ああああぁぁぁぁ!!」と叫びながら、真っ暗な廊下を黒猫様によって運ばれる。


 いったい何なの!? 何でこんなことになってるの!? さっぱりだよ!


だいぶ長いこと運ばれたあと、ベシッと投げ捨てられた。


「もう・・・妖精使いが雑だよぉ・・・いてて」


 妖精だから痛さなんて感じないハズなんだけど、バッチリ痛い。他の妖精は痛みを感じないんじゃなくて我慢してるだけなんじゃないだろうか。


そんなことを思いながら、羽をパタパタと動かして付着した黒猫様の唾液を飛ばして綺麗にする。


 うん。我ながらキラキラ光ってて綺麗な羽だ。


「ここ、どこ?」


真っ暗すぎてよく見えない。光の玉を出す。パァッと辺りが照らされた。照らされたけど、良く分からない。乱れまくった髪を手櫛で整えながら周囲を見回す。


 洞窟? ・・・にしては小さいかな。


人間だった頃に妹と一緒に作った雪のかまくら程の大きさの穴の中にいる。とは言っても、妖精のわたしサイズなので、人間からしたら頭しか入らないくらいの大きさだ。どうやら黒猫様が地面を掘って作った巣穴のようなものみたいだ。


 下にあるのは・・・お金に魔石に・・・ガラクタ?


わたしのお尻の下には、とにかくキラキラした小さいものがたくさんあった。一輪だけ、何故かお花もある。


「え、何? もしかして、黒猫様が集めてたの? というか、わたしも集められたの?」

「ニャー」

「いや、ニャーじゃなくて」


 猫ってそんなカラスみたいな習性あったっけ?


「とにかく、ディルのところに帰らないと・・・っと、きゃあ!」


立ち上がった瞬間、黒猫様に首根っこを咥えられた。そのままポイっと宙に投げられ、背中に乗せられた。


「もう!何がしたいの!?」

「ニャー!!」


タタッと駆け出す黒猫様。


「わわっ」


慌てて黒猫様の背中に捕まって、出しっぱなしにしていた光の玉も一緒に移動させる。


「・・・えぇ!? お墓!?」


黒猫様の巣穴は、黒猫様が掘ったのではなく、墓穴だった。よく見ると、人間の骨らしきものがガラクタの下に見えた。


「ひぃぃ!?」


慌てて目を逸らして、周囲の墓石を視界に入れないようにしながら、黒猫様の進む方向を見る。


 ・・・湖?


森・・・とまではいかないけど、生い茂る木々の向こう側に湖が見えた。


 ここ、お城の近くだよね? いつの間に外に出てたんだろう? ・・・ん? あれ?


「黒猫様、誰かいるよ?」

「ニャン」


木々の間から、湖の前でスカートをヒラヒラさせながら優雅に踊っている女の人が見える。空に浮かぶ綺麗な満月と合わさって、何だかとても幻想的な風景に感じる。


 こんな夜中に・・・何してるんだろう?


何か透明な膜のようなものを通り抜けた。その瞬間、踊っている女の人の歌声が聴こえてきた。高く透き通ったような綺麗な歌声で、「ららら~」と歌詞は無いけど、楽しそうにリズムを刻んでいる。


 わぁ・・・歌が上手。それに、可愛い。


自然と感嘆の息を漏らしてしまうくらいに魅力的な、とても心惹きつけられるような歌声だ。クルリと回る度に月明りに照らされた長い銀髪が靡き、たまに見える瞳はとても幸せそうに潤んでいる。


 ずっと聞いていたくなるよ・・・。


その場に立ち止まった黒猫様と一緒に、女の人が歌い終わるまで聴いていた。


ペチペチぺチ・・・


シンと静けさの戻った湖に、わたしの小さな拍手の音が鳴り響く。歌い終わって満足そうに息を切らしていた女の人がギョッと目を見開いてわたしの方を見た。


「初めまして!勝手に聴いちゃってごめんね! でも、とっても上手だったよ!」


わたしがそう言って自己紹介をしようと黒猫様の背から少し浮かび上がったら、女の人はホッと安堵したように息を吐いたあと、軽く会釈して早歩きでその場を立ち去ろうとした。


「あっ、待って待って!」


慌てて追いかけて、歩き続ける女の人の前まで飛ぶ。後ろから黒猫様がしっかりついて来ているのを確認しながら「待ってってば!」と呼び止める。


 何やら急いでるところ申し訳ないけど、ちょっと頼みたいことがあるんだよね。


この歌が上手な女の人に歌を教えて貰いたい。なにせ、わたしは数日後に全世界に向けて歌を歌わなきゃいけないんだから。切実に、歌を上達させたいと思ってる。


「急いでるところ申し訳ないんだけど、お願いがあるの!」

「わた・・・わたくしにですか?」


女の人は少し俯きながら首を傾げて、さっきの歌声と同じような綺麗な高い声でそう言った。


「そうそう! あなたに! ・・・あっ、その前に。わたしは見ての通り妖精のソニア! あなたの名前は?」

「・・・妖精様に名乗るほどの者ではございません」

「いやいやいや! 名乗るほどの者だよ! さっきの歌、とっても綺麗だったから! ・・・あぁ! ちょっと待ってよ!」


よっぽど急いでるのか、再び立ち去ろうと歩き始める。わたしは歌の先生候補を逃さないために慌てて女の人の長い銀髪を掴んだ。女の人が「いっ!?」と頭を押さえる。


「あっ、ご、ごめんね? 痛かった?」


わたしを見てフルフルと首を横に振る女の人。「早く髪から手を放して欲しい」と、わたしを見る目が口ほどにものを言っている。


 本当にごめんね! でも、わたしも切実なんだよ!


「え、えーっと・・・綺麗な銀髪だね? う、羨ましいな!」


この微妙な空気を壊そうと、とりあえず褒めてみた。凄く微妙な顔をされた。


「・・・絶対にソニア様の金髪の方が綺麗です。背中のキラキラとした羽と合わさって、ふんわりとした長い金髪がまるで黄金のように月明かりの下に煌めいているではありませんか。結んでいる時もとても綺麗でしたが、今は格別です」


やや早口で褒め返されてしまった。


 そういえば、寝てる最中に黒猫様に連れ出されから今はポニーテールじゃないんだよね。・・・って、うん? 『結んでいる時も』って言った? 初対面だよね?


今は下ろしているわたしの長い金髪と、手に持っている女の人の長い銀髪を交互に見る。


「あっ・・・あ! あーー!!」


突然叫んだわたしに女の人がビクッと体を跳ねさせる。いや、女の人じゃなくて・・・


「もしかして・・・ううん。もしかしなくても、オームだよね!?」


 月明かりのせいで銀髪に見えてたけど、よく見たら白髪だし、薄く化粧をしているからか分かりづらかったけど、髪を後ろで結んだら完全にオームだよ!


「ひ、人違いではありませんか? 私は女性ですわ。オーム様のような見目麗しい殿方ではありません」


 自己評価高いな・・・いや、間違いではないんだけどさ。


わたしは後ろの方に置き去りにしていた光の玉を呼び寄せて、女の人・・・オームを照らす。


「やっぱりオームだよ。胸もぺしゃんこだし」

「貧乳なのです」

「男の人に貧乳も何もないでしょ」

「ソニア様からしたら世の女性は皆、男のようにぺしゃんこに見えるのでしょうね。羨ましいです」


 頑なに認めないなぁ・・・。


よく見たら胸だけじゃなくて、短めのスカートから見える膝もちょっとゴツゴツしてるし、手なんかも女性よりは大きい。


「仕方ない。あんまりこういう手段は取りたくないんだけどな」


わたしは光の玉を小さく、そして明るい青色に変えて、黒猫様の目の前に移動させる。


「やっちゃえ! 黒猫様!」


青い光の玉をオームのスカートの前まで勢い良く移動させる。すると、黒猫様はギラリと目を輝かせて、地面を蹴った。


「え、何を・・・ふぐっ!?」


黒猫様に股間を頭突きされたオームが、スカートを前で押さえて蹲る。


「ほら、やっぱりオームだ」

「そ、そのような確認の仕方はっ・・・やめてほしいのですがっ・・・うぅ」


苦しそうに股間を押さえながらそう言う声は、さっきまでの女の人みたいな高い声ではなく、ちゃんとオームの、男の人の声になっていた。


「ねぇ、どうしてこんな夜中に外で踊りながら歌ってたの? 寝ないの?」

「・・・あの、申し訳ないのですが・・・回復するまで待っていただけませんか? ソニア様には・・・分からないと思いますが・・・かなり痛いのです」

「あ、うん。ごめん」


 冗談抜きで痛いみたい。・・・ディルでも同じように痛がるのかな? ちょっと好奇心でやってみたい気がする。・・・いや、やらないけどね?


光の玉で黒猫様と遊んでいたら、スッとオームが立ち上がった。軽く深呼吸をして、真面目な顔でわたしを見る。


「ソニア様。このことは、どうか内密にお願いします」

「どうして?」


首を傾げるわたしに、オームは気まずそうに目を逸らす。


「恥ずかしいではないですか。父上や母上、国民達が知れば、私に幻滅してしまいます」

「うん? そうかなぁ・・・凄く綺麗な歌声だったと思うけど・・・」

「ありがとうございます。ですが、そのような問題では無いのです」


 良く分からないよ。むしろ誇っても良いレベルの歌声だったのに。


「女性のような高い歌声もそうですが、それよりも、この格好のことです」

「格好?可愛い服だね」


オームは今、膝上くらいの丈の黒と赤のワンピースを着ている。顔が中性的で、薄く化粧をしているお陰もあって、とてもよく似合っている。


「妖精様には分からないのかもしれませんが、人間は男性と女性で着る服が違います。男性が女性の服を着るのは・・・その・・・気持ち悪いことなのです」

「そうなの・・・かなぁ。裸になってるわけじゃないんだから好きな服を着たら良いと思うけど。似合ってるし」


 わたしも学園では男装したしね。残念ながらカッコよくはなれなかったけど。


「まぁ、内緒にして欲しいのなら、わたしから皆に言いふらすようなことはしないよ」

「ありがとうございます」


ホッと胸を撫でおろしたオームは、近くにあった切り株に力が抜けたようにドカリと座った。気が抜けたからか、所作はもう男の人だ。座ったオームに合わせて浮かんでいた高さを変えたわたしには、思いっ切りパンツが見えちゃってる。


 あ、下着は男用なんだね。


「それで、もう一回聞くけど、オームはどうしてこんな夜中に外で歌って踊ってたの?」

「歌って踊るのが好きだからです。外で歌っていたのは・・・ここが王家の墓という王族しか立ち入れない場所で、夜中にこんなところに来る人など絶対にいないからで、念のために音を遮断する魔石を使用して歌っていました」


 王家の墓なんだ・・・。黒猫様が墓の中をガラクタ置き場にしてたけど・・・言わないでおこっと。


「いつもは自室で音を遮断する魔石を使用して歌っているのですが・・・その、ストレスが溜まったり、プレッシャーに押しつぶされそうになった時は、ここで歌って気分を晴らしていました」


 デトックスって感じだね。人間だった頃、休日に自宅で下着だけになってPCの前で動画を流し見ながら小説を読んでお酒を飲んでいたみたいなものだ。そう考えると、確かに他の人に見られたら恥ずかしいね。わたしも妹以外に見られたら赤面ものだ。羞恥心があるならそんなことするなって思われるかもしれないけど、息抜きは大事だからね。やめられない。


「・・・ん? 待って、ストレスが溜まったりって言った? もしかして、妖精のわたしが色々と迷惑かけたせいだったり・・・?」

「いえ、それは違います! ソニア様がおやすみになったあとの夕食の席で、父上に色々と言われたもので・・・そんなことより、ソニア様が私なんかに頼み事があるということですが?」


あまり突っ込んでほしくない話題なのか、オームは苦笑いを浮かべて、やや早口で話題を変えた。


「えっとね。空の妖精の提案で、わたし、世界中に向けて歌を歌うことになったでしょ?」

「そうですね。非情に楽しみです!」

「うん。楽しみにしてくれるのは嬉しいんだけど、わたし、そんなに歌が上手くないんだよね」

「そんなことありません!」


 速攻で否定されたけど・・・わたしの歌聴いたことないでしょ!


「空の大妖精様が、ソニア様の歌声は可愛いと言っていましたから。ソニア様のお歌は素晴らしいものに違いありません」


 可愛い(笑)とかじゃないよね? 馬鹿にされてるわけじゃないよね?


「とにかく! わたしに歌を教えて欲しいの!」

「私に教えられることなど無いと思いますが・・・確かにそれなりに歌に自信はありますが、妖精様に教えられるほどではありません」

「教えられるほどだよ! もっと自信を持って! もはや歌の天才だから!」

「天才・・・ですか?」


信じられない、というような顔でわたしを見る。わたしは自信をつけさせる為に、そして歌を教えて貰えるようにグッと拳を握ってオームを褒める。


「天才だよ! オームは歌の才能があるよ! なんていうか・・・人を惹きつけるような、そんな魅力がある歌声だった! 憧れる!」

「お、お世辞・・・ですよね?」

妖精(わたし)人間(オーム)にお世辞を言うと思う?」


じっとオームの瞳を見つめる。すると、オームの瞳から大粒の涙が零れてきた。


「えっ、えっ、どうしたの!?」

「も、申し訳ございません・・・あまりに嬉しくて・・・。本当に。ソニア様は・・・私にとって・・・」


オームがボソボソと何かを呟いてるけど、よく聞き取れない。


「何? よく聞こえないよ?」

「いえ、ソニア様のお願いならば、この命に代えてもお応えしようと思っただけです」


 重いよ・・・。やる気になってくれたみたいだから余計なことは言わないけど。


「歌を教えると言っても、何からしましょうか?」

「え、今から?」

「もちろんです!」


 真夜中だし、日を改めてからのつもりだったけど・・・ま、いっか。昼間だと人目に付きそうだし。


「何から・・・したらいいのかな?」


首を傾げるオームに、わたしも首を傾げる。


「では、ソニア様。よろしければ軽く歌ってみて頂いてもいいですか?」

「え、ここで?」

「はい。・・・どこか歌いたい場所などありましたか?」

「いや、ここでいいけど」


オームが「どうぞ」とワクワクを隠しきれていない顔でわたしを見る。


 うぅ・・・いざ人前で歌うと思うと、恥ずかしいよ。


「コホン! ・・・じゃあ、歌うね?」


とりあえず、人間だった頃に聴いたことのある曲をAメロからサビまで歌ってみた。


「・・・ど、どうだった? ・・・あれ? オーム?」


 ・・・き、気絶してる!! しかも目を開けて座ったまま!!


「オーム! オーム! 起きて!?」

「ハッ! ・・・あまりの可愛さに気絶してしまいました」


 えっと、教えを乞う相手・・・間違えたかな?


「わたしの歌、どうだった?」


一応聞いてみる。


「そうですね。ソニア様の言う通り、私が歌を教えて差し上げる必要があります。このままでは、可愛すぎて死者が出かねません」

「・・・そんなわけないでしょ」

「そんなわけあります! ・・・微かな羞恥で潤んだ瞳で、その小さなお口から発せられる歌声はまるで心に直接入り込んでくるような・・・」


熱の籠った瞳で、いかにわたしの歌声が可愛かったかを滔々と語るオーム。


「ストップ! ストップ! 良く分からない褒め言葉はいいから! 冷静に、そう、冷静に技術面を分析した結果だけを教えて! わたしの願いなら命に代えても応えてくれるんでしょ!?」

「技術面ですか・・・」


わたしに勢いをそがれたオームが、「ふむ」と顎に手を当てて考える。


「失礼な物言いになってしまうかもしれませんが、大丈夫でしょうか?」

「大丈夫。どんとこいだよ」

「では・・・。正直に言いますと、技術面は全くなっていません」


 う、うん。どんとこいだよって言ったけど、ちょっとショック。


「ですが、技術が無いからこそ、感情のままに歌うからこそ、ソニア様の感情が心に伝わってくるのです」

「感情が心に・・・本当に伝わってた?」

「はい。確かに。先ほどのお歌からは、小さく震える歌声と時々裏返るお声から、緊張と羞恥の感情が伝わって来ました。私なんかの為に、あの妖精様が緊張しながら恥ずかしさに耐えて頑張って歌ってくれてるのだと思うと・・・あっと、(とうと)過ぎてまた気絶してしまうところでした」


 凄い恥ずかしいこと言ってくるじゃん! 絶対、今も顔が赤くなってるよ!


「そういうことですで、ソニア様には技術面を学んで頂かないと、このままでは死者が出ます」

「うん。死者が出るかは分からないけど、技術面を教えてくれるなら、もう何でもいいや」


それから、オームによる歌のレッスンを受けていたら、気が付けば朝日が昇っていた。

読んでくださりありがとうございます。ソニアが歌っていたのは少し古めのアニソンでした。


ソニア「キラッ☆」

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