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ちっちゃい妖精さんになりました! 暇なので近くにいた少年についていきます  作者: SHIRA
第5章 演じる妖精とドキドキ学園生活
214/334

213.【ヨーム】訴えますよ!?

「ねぇね。ナナちゃんは弟と妹、どっちだと思う?」


くるみ村から王都に馬車で向かうこと三日目。そして、マリさんの同じ質問を聞くこと三回目。ようやく王都が見えてきた。


「マリちゃんは妹がいいんですよね? じゃあ双子の女の子だったら嬉しいんじゃないですか?」

「嬉しい! 私そしたらね~。お揃いの服を着させてあげるんだ~」


この問答も三回目です。ナナ先生もよく飽きないで付き合ってあげてますよね。このあとはナナ先生が「あえて別々の服にしてもいいんじゃないですか?」と言うハズですが、その前に僕が口を挟みます。


「2人とも、そろそろ王都に着きますよ。ナナ先生はマリさんのポケットの中にでも隠れててください。どこに妖精を狙うミリド王国の刺客がいるか分かりませんからね。くれぐれも城に入るまでは姿を出さないでくださいね」

「了解でーす」


ナナ先生はそう言って素直にマリさんの上着のポケットの中に入っていきました。少しポッコリしてますが、まぁ、大丈夫でしょう。


 ソニアさんなら、返事だけはちゃんとして、その後は何かと理由をつけて飛び出してきそうですが、ナナ先生は妖精にしては珍しく常識的なので、そんな心配はないですね。常識外れで突飛な行動が多いソニアさんと旅をしているディルさんは今頃大変でしょう。


馬車は王都の門の前に停まり、僕達は他の乗客達と一緒に馬車をおります。


「わぁ。久しぶりの王都だぁ。ルテンお姉ちゃんのお父さん元気かなー?」


検問を終えて早々にマリさんがフラフラと何処かへ行きそうになるのを、僕は手を掴んで止めます。


「マリさん。今回は遊んでいるような暇は無いですよ。ただでさえ往復で6日を費やすんですから、なるべく早く要件を伝え、戦力を派遣して貰わなければいけません。この間に攻められてしまったら無駄足です」


 本来なら事前勧告も無しに攻めてくるなどありえないのですが、それを言ったら、そもそも騎士団がいなく、ほとんどが非戦闘員の村人しかいない村を騎士団と使役した魔物で攻め入ること自体が普通では無いです。こうするハズ・・・とういうような考えは止めた方がいいでしょうね。


僕がマリさんの手をギュッと繋ぎながら「一緒に行きますよ」と言うと、マリさんは「うん」と頷いて僕の手を握り返してきます。最近気付いたんですが、マリさんは手を繋いであげると途端に大人しくなります。


何故か王都に来るたびに増えているソニアさんの像を何個か通り過ぎて、城に着きました。


「用件は?」


城門の前で立派な鎧を身に付け、身長ほどある槍を構えた見張りをしている騎士がそう言って見下ろしてきます。


「予約は無いですが、緊急の用件でコンフィーヤ公爵かその夫人と面会を願いたい」


見張りの騎士は、僕とマリさんを交互に見て、面倒臭そうに「ハァ」と溜息を着きました。


 まぁ、当然の反応ですよね。


「コンフィーヤ公爵はそこらの貴族と違ってこの国の宰相様だ。お前達のような子供が急いでるからと簡単に会えるようなお方では無い。どうしても会いたいのならば、何とか他の貴族と面会を取り付けてから、その貴族に取次ぎをお願いしろ」


 僕はとっくに成人してるんですが・・・今はそんなこと言っている場合では無いですね。


マリさんと手を繋いでる手の甲で、ポスっとナナ先生が入っているポケットを叩きました。


 ナナ先生、出番ですよ。


ひょっこりとポケットから顔を出したナナ先生は、見張りが持っている長い槍を見上げて一瞬驚いたように目を見開いたあと、素早くポケットから出て来て僕達の前に浮かび上がりました。


「あの! 子供の前に物騒な物出すの止めてください! 危ないじゃないですか!」


ビシビシと槍を何度も指差すナナ先生に、見張りの騎士は口を大きく開けて固まりました。


 どうやら新人の騎士みたいですね。こういう場合は必ずベテランの騎士を共につけるハズですが、人手不足ですかね?


「すいません! 私の声聞こえてますか!? その物騒な槍を仕舞ってください! 何かの拍子にマリさんに刺さったらどうするんですか! 訴えますよ!?」


 訴えますよ・・・ですか。


とても妖精の口から出てくる言葉とは思えませんが、見張りの騎士は「し、失礼しました!」と慌てて槍を後ろに隠しました。


「それと、私達は本当に急いでるんです! 緊急なんです! 村のピンチなんです! もし、あなたのせいで手遅れになったら・・・訴えますよ!?」

「た、ただいまコンフィーヤ公爵を呼んできます!!」


見張りの騎士は槍を放り投げて城の中に去って行きました。こういう場合、僕達を客室か待合室まで通し、使いの者を呼び、コンフィーヤ公爵のいる部屋まで案内させるものなんですけど、今回は急いでるので新人の騎士の失敗はむしろありがたいです。


「ねぇ、ナナちゃん。うったえますってどういう意味なの?」

「人に言うことを聞かせる魔法の言葉ですよ」

「へ~! こんど使ってみる!」


 ナナ先生に変なことを教えたのは誰ですか・・・巡り巡ってマリさんにまで伝わってしまったじゃないですか。


それほど待ち時間も無く、コンフィーヤ公爵はやって来ました。ぽっちゃりとした腹部を揺らしながら小走りで城から向かって来ます。


「金髪の妖精と聞いたのでソニア様かと思いましたが・・・そちらは?」


コンフィーヤ公爵がそう言ってナナ先生を見たあと、僕を見ました。


 紹介してくれってことですか。そうですね・・・ここは話を通りやすくするためにも少し大袈裟に恭しい態度で紹介しましょう。


「こちらはソニア様と同系統の妖精様で、虹の妖精のナナ様です」


僕がことさら丁寧にナナ先生を紹介すると、ナナ先生は僕を見て一瞬首を傾げたあと、コンフィーヤ公爵を見てニコリと微笑みました。


「初めまして。ソニア先輩・・・ソニアさんの後輩であり妹であり娘であり友人でもある虹の妖精のナナです。この度はくるみ村に関して大事な話があってやって来ました」


ナナ先生はペコリと礼儀正しく頭を下げました。恐らく、同じ金髪の妖精でもマイペースで無邪気なソニアさんを知っているからでしょう。コンフィーヤ公爵は礼儀正しいナナ先生を見て目を見張っています。


「こ、これは・・・礼儀正しい妖精様で・・・。私はこの国の宰相をしているコンフィーヤ公爵と申します。・・・ここでは人目もありますし、とりあえず城内へどうぞ」


僕達はコンフィーヤ公爵の案内で城内に入り、一階を抜け、二階の応接室であろう部屋に通された。ナナ先生が興味深そうに城内の装飾を見ていて、城内で働く者達も興味深そうにナナ先生を見ていました。


「それで・・・緊急の案件と伺いましたが・・・?」


重厚感のある椅子に座ったコンフィーヤ公爵が、使いの者に飲み物を持ってこさせるように合図をしながらそう言った。僕とマリさんも向かいにある椅子に座り、そして律儀に用意されている椅子に座ったナナ先生がテーブルの下から「えっと・・・」と話し始めたかと思えば、視界が悪かったのか椅子からテーブルの上に座り直してからまた口を開いた。


「えっと・・・くるみ村にミリド王国の人達が進軍? 強襲? してくるみたいで・・・私達も戦うんだけど、ミリド王国の騎士達にも助けてほしいと思ってるんです」


ナナ先生はこれ以上ないくらいに簡潔に説明しました。マリさんは何故かうんうんと頷いていますが、コンフィーヤ公爵はあまり分かってないようで、詳しい説明を求めるように僕を見た。


 最初から僕が説明すればよかったですね。ナナ先生はしっかりしてるので忘れがちですが、ソニアさんよりも歳下で、生まれて一年にも満たない妖精です。難しい説明は任せられないですよね。仕方ないです。


僕はミリド王国の現状についてコンフィーヤ公爵と話し合い、お互いの情報に相違がない事を確認して、運ばれてきたお茶で一度口を潤してから、ミリド王国の新王が金髪の妖精を探していること、そしてナナ先生が狙われていること、その為だけにくるみ村に騎士団と使役された魔物の軍勢が攻めてくることを説明して、王都の騎士団に救援を要請したいことを話しました。最初に村にやって来た怪しい女性のことは話しません。


 あの女性は十中八九、間違いなく僕の兄でカイス妖精信仰国の第一王子の側近の女性でしょう。世界一の大国であるカイス妖精信仰国の関与が分かればグリューン王国側は手を出し難くなりそうですからね。余計なことは言いません。



「・・・なるほど」


僕の話を聞いたコンフィーヤ公爵は、難しい顔で窓の外を見たあと、申し訳なさそうな顔で僕達を見ました。


「結論から申しますと、今すぐに騎士団を動かすことは出来ません」


コンフィーヤ公爵がそう言った瞬間、ナナ先生が「どうしてですか!?」と飛び上がり、マリさんが「そんな・・・」と項垂れました。


「今すぐは動かせない・・・何か理由があるんですか?」

「はい。先日、ある旅行者から北の方面で多数の闇属性の魔物を目撃したと証言があり、騎士団の一部を調査に向かわせた結果、危険な魔物の群れが確認されたのです」

「それで、残りの騎士団で討伐に向かったということですか」

「その通りです。我々としても大恩あるソニア様の故郷でもあるくるみ村は何としても救いたいのですが、こちらの人員を割くことは難しいのです」


 城の見張りが新人しかいなかったのはそういうことでしたか・・・。それにしても、タイミングが良すぎますね。


「ちなみに、その旅行者はどのような方かは分かりますか?」

「私は直接見ていませんので・・・ただ、髪の色から空の地方の方だったと、報告を受けた兵士から聞いています」


 ハァ・・・間違いなくカイス妖精信仰国が関与していますね。正確には僕の兄ですが。


「・・・まさかカイス妖精信仰国が関係あると?」

「いえ、まさか。ただ聞いてみただけですよ。・・・マリさん、ナナ先生、行きますよ」


 もし、北の魔物の群れが王都の騎士団を動かせさせない為の陽動なら、本隊は既にくるみ村に向かっている可能性が高いです。のんびりお茶なんて飲んでる場合ではないですよ。ナナ先生。


僕はお茶をペロッと舐めていたナナ先生を鷲掴みにして、そのままマリさんのポケットに入れたあと、マリさんの手を引いて部屋から出ようとしました。すると、コンフィーヤ公爵がガタっと立ち上がり、「待ってください!」と声をかけてきました。


「せめて早馬を準備させますので、城門前で待っていてください」

「助かります」


マリさんと手を繋いだまま城の外に出て、今にも駆けだしたい気持ちを必死に抑えながら馬車を待っていると、一人の女性が声をかけて来ました。


「あらぁ? これはこれは、どこかで見たことがあるようなお顔ですねぇ?」

「あなたは・・・」


マリさんがその女性を見て、怯えた様に震えた。僕はそっとマリさんを後ろに隠し、堂々と口を開く。


「初めまして、何処かでお会いしましたか?」

「フフッ。いいえぇ? いいえぇ。初めましてですねぇ。・・・ そんな長ったらしい前髪の男性は初めて見ますねぇ。切った方がいいですよぉ?」


 そう言うしかないですよね。彼女が仕えている主にとって、僕の存在は邪魔でしょうからね。


「おや、後ろに隠れているお嬢さんは以前くるみ村でお会いしましたねぇ? その後、くるみ村はどうですかぁ? 色々と大変そうですけどぉ」


僕の左手を握るマリさんの力がギュッと強くなりました。僕はマリさんの手をギュッと握り返して、口を開きます。


「くるみ村のことはくるみ村でなんとかします。余計な手出しは無しでお願いします」


 恐らく、いえ、確実に、彼女はくるみ村を助けてあげますよと言い出したでしょう。


僕は彼女が何か言うよりも早く、言葉を続けます。


「もししつこく纏わりついてくるようなら・・・僕も手段を選ばずに抵抗しますよ?」


前髪を少し搔き分けて一睨みすれば、彼女にもその意味は伝わったでしょう。一瞬、面白くなさそうな顔をしたあと、貼り付けたような笑顔で僕を見ました。


「何か勘違いしているようですがぁ、私達はただくるみ村にいらっしゃる妖精様を心配しているだけですよぉ」


 噓は言っていないですね。くるみ村の妖精を心配しているのは本当でしょう。ですが、妖精が居るくるみ村のことは心配してません。


僕と彼女が睨み合っていると、城の方から「お待たせしました!」と立派な馬が繋がれた馬車がやって来ました。


「全てが終わったら、妖精様を迎えに参りますねぇ。その時、くるみ村が無事であるといいですねぇ?」


そう捨て台詞を残し、彼女は足早に去っていきました。馬を引いていた御者が「お知合いですか?」と聞いてきたので、「道に迷っていたみたいです」と誤魔化しながら馬車に乗ります。


「ねぇ、ヨーム。あの女の人って誰なの?」


そこそこ広い馬車内で、向かいではなくわざわざ隣に座ったマリさんがくいっと僕の袖を引っ張りながら見上げてきました。


「カイス妖精信仰国の第一王子の側近・・・って言ってもマリさんには難しいですよね。簡単に言うと、僕の敵です」

「じゃあ、私の敵でもあるね」

「・・・そうですね」


 マリさんは僕の味方でいてくれますもんね。


そっとマリさんの頭を撫でると、嬉しそうに目を細めました。


いまいちさっきの会話の内容を分かって無さそうなマリさんと違い、ナナ先生はなんとなく察しがついたようで「本当によかったんですか?」と心配そうに僕の顔を覗き込んできました。


「いいんですよ。その場凌ぎでカイス妖精信仰国に助けて貰ったとして、その後、見返りに何を要求されるか・・・想像したくないですよね?」


 現に、建国時にカイス妖精信仰国に多大な借りを作ったドレッド共和国は、今もなおカイス妖精信仰国には頭が上がらない状況です。くるみ村が同じような状態になれば、間違いなくいいように使われて、妖精のナナ先生を連れ出されるでしょう。まぁ、もしそうなれば、ソニアさんが黙っていないでしょうが・・・余計な犠牲者は出したくないです。


「でも、王都の騎士団も助けに来てくれないですし、本格的にピンチじゃないですか?」

「何とかなりますよ。・・というか、何とかします。当初の話し合いではデンガさんやジェイクさんなどの戦える者達だけで応戦する予定でしたが、こうなっては村人達にも魔石を使って戦って貰うしかありませんね」


 その為に準備はしてきましたし、このような事態に陥った時の為に、少し前からコルトさんにはある物を量産するように頼んでいますから。


「でも、それじゃあ犠牲者が出ちゃうって言ってたよね? 私、誰も死んでほしくないよ」


マリさんが今にも泣きそうな顔で縋るように僕を見てきます。ですが、僕には最適な言葉を見つけられません。このままいけば、犠牲者が出るのは確実です。


「大丈夫だよマリちゃん!!」


僕が視線を落として必死に言葉を探していると、ナナ先生が明るい声でそう言いました。


「あのですね。実は、本当に危なそうだったらミドリさんに助けてくれるように頼んでおいたんです。ミドリさんがいる限り、死ぬ人は出ませんよ!」

「そっか・・・そうだね! ミドリちゃんって凄い妖精だもんね! うん! 大丈夫!」


 確かに、ミドリさんが参戦してくれるなら心強いですね。その力は未知数ですが、命を司ると言われている緑の大妖精様です。間違いなく想像を絶する力を持っているんでしょう。


「それに、万が一の為に村人達にはある武器を作って渡す予定になっていますからね。今頃コルトさんが皆に配っているでしょう」

「どんな武器なの?」

「マリさんに言って理解出来るか分かりませんが・・・魔石を使わない武器で、火薬の爆発力で鉄の玉を弾き飛ばし、遠くの相手を攻撃する物です。ナナ先生とミドリさんの物理法則の授業で着想を得たのですが、この武器は片手で扱えることもでき・・・」


僕が頭にクエスチョンマークを浮かべたマリさんに意気揚々と話していると、ナナ先生がトントンと僕の頬を突いてきました。


「何ですか? ナナ先生。今いいところだったんですけど・・・」

「気持ちよく説明してるとこ悪いんですけど、その武器、私がミドリさんに頼んで全部廃棄してもらいました。今頃は森の養分に変換されているハズです」

「・・・は?」


 何て言いました? 武器を? 全て廃棄したと? 冗談ですよね?


「ナナ先生、その冗談はあまり面白くないですよ」

「いや、冗談じゃないですよ。間違いなく、廃棄させました」


頭が真っ白になりました。幾度も試作を重ねて、やっと形になった武器で、渋るコルトさんを一生懸命に説得し、量産も出来るようになったというのに・・・・・・訴えますよ!?


「な、何故?」

「だって危ないじゃないですか。あんなの、簡単に人を殺せちゃいますよ。あってはならないものです」

「身を守る為には必要なんですよ!? それを・・・」

「自衛の手段が殺人の手段に変わることだってあるんです!そうなってからでは遅いんです! ・・・とうか!そんなものよりも! ですよ! スピーカーはどうしたんですか! 変な女の人が来て村がピリピリする前は、皆でソニア先輩の声を聞きたいって言って、大きなスピーカーを作ってたじゃないですか! それはどうなったんですか!?」

「そんな物を作っている場合じゃないでしょう・・・」


 ハァ・・・やはりナナ先生もソニアさんの系統ですね。滅茶苦茶です。間違っていることを言っているわけじゃないところまでソニアさんと同じですよ。


「そんな危ない物を作んなくても、ミドリさんがちゃんと守ってくれるから大丈夫ですよ! それに、私はマリちゃんのお父さんや、村の人達を信じてますから! 彼らはヨームが思っている以上に強いんです!」

「・・・そうですね。デンガさんや村の人達の強さはともかく、ミドリさんが出てくるなら例の武器が無くても問題無いでしょう」


 そう結論付けたところで、僕は思い出しました。ある日、ミドリさんが言っていたことを。


『私達緑の森の妖精はね、日光の無い夜は一部の妖精を除いて皆活動出来ないのよ! 私が全盛期だった頃は夜でも頑張れば活動出来たんだけどね! ってわけで、私はもう寝るわ! おやすみ!』

読んでくださりありがとうございます。

ナナ「これ、廃棄しておいてください!」

ミドリ「おっけー!」

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