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ちっちゃい妖精さんになりました! 暇なので近くにいた少年についていきます  作者: SHIRA
第5章 演じる妖精とドキドキ学園生活
208/334

207.【ディル】ソニアは・・・

まだ観客が入っていないホールで演劇のリハーサルを終えた俺は、今、演技下手なソニアの追加の台詞を考える為に、バネラとマイと一緒にソニア用の小さな台本を囲んで話し合っている。


「さてと、ディル氏は何かソニアさんに言われたい言葉とかありますか? よっぽど変な言葉じゃない限り、台詞に紛れ込ませられますよ?」


バネラがニマニマと揶揄うような顔で、台本をペンでなぞりながら言ってくる。そして、それに便乗するように、マイまでもが同じような顔で俺の脇腹を肘で突いてくる。


「そうだよ~。好きな異性に言われたいセリフの1個や2個・・・ううん、10個や20個くらいあるでしょ?」

「そりゃあ・・・って、え!?」


 今なんて!? 好きな異性って言ったか!?


「何を驚いてるの~。ディル君がソニアさんに恋してるのなんて、見てれば気が付くよ~。たぶんソニアさん自身も気付いてるんじゃないかな~?」

「え? ・・・はい? いやいや・・・」


 百歩譲ってマイやバネラに気付かれてるのは良しとして・・・ソニアが俺の気持ちに気付いてる?


「ないない。ないよ。あのソニアに限って気付いてるなんてことないだろ。だってソニアだぞ? 好きだって言ったら、凄い良い笑顔でわたしも皆が大好きだよって返してくるソニアだぞ?」

「そのセリフは知らないけど、絶対気付いてると思うんだよね~。女の子はね、男の子が思っているよりも身近にいる異性の視線や仕草を気にしてるんだから。ねぇ? バネラ」

「・・・そうですね」


バネラは小声でボソッと「同性も気にして欲しいですけど」と言う。マイはそんなバネラの呟きを気にせず話し続ける。


 マイはそう言うけど、ソニアはただの異性じゃなくて、異種族の異性だからな。そもそも俺のことを恋愛対象として見てるのかすら怪しい。着替えとか見られるのを恥ずかしがったりするくらいだから異性としては見てくれてるとは思うんだけど・・・。いや、思いたい。未だに弟みたいに思われてそうだ。


「そんな自信の無い顔しないの~。大丈夫だって~。ウチの女の勘は当たるんだから~」

「マイちゃんの勘はともかく、ソニアさんは特に分かりやすいですからね」


 まぁ、確かに。コロコロと表情が変わったり、動揺して羽が動いたり、聞き耳を立ててピコピコと尖った耳が動いたり、分かりやすいけど・・・。なんだか最近は何を考えてるのか分からないことが多いんだよな。


チラッとソニアの方を見てみる。ソニアは地面にぺちゃりと座りながらボーっと俺達の方を見ていて、俺と目が合った瞬間、慌ててプイッと顔を背けられた。


 やっぱり分からない。何で顔を背けられたのか、どうして羽がパタパタ動いてるのか。


「フフッ、やっぱりソニアさんは分かりやすいですね。妖精は皆がこうなんですかね」

「可愛いね~」


バネラとマイは何か分かったらしい。・・・俺には分からない。


 きっと同性だから分かるんだろうな。


俺は近くで暇そうにしてたカーマを捕まえて「今ソニアが何を考えてるか分かるか?」と聞いてみた。「小便でも我慢してんじゃねぇか?」と返された。そんなわけないだろ。妖精はトイレなんて行かない。


 そうだよな。そもそも、妖精に恋愛感情があるのかってことだよな・・・。


「とにかく、王女様から聞いたディル氏とソニアさんの旅の話から、ソニアさんの性格的に何を考えてたのか想像して書き起こしてみましょう」


 確かにスズメには「ソニア様のことを聞かせてください!」って言われて、俺もノリノリになって話しちゃったけど、まさか他人にまで話してたとは・・・。あぁ・・・嬉々としてソニアのことを語るスズメが想像出来る・・・。


それから、マイの「きっとこうだったんじゃない?」と、俺の「こうだったら嬉しいな」と、バネラの「こうだったに違いない」を詰め込んで、無事(?)ソニアの追加の台詞が出来上がった。


 我ながらだいぶ気持ちの悪いこと言っちゃったな・・・。ソニアが嫉妬なんて・・・自意識過剰にも程があるよな。今になって恥ずかしい。


「・・・なぁ、ちょっと俺が言った嫉妬の所、無くさないか? なんか、恥ずかしいし。・・・それに、こんな長い台詞、ソニアには無理だろ。間違いなく棒読みになるぞ」


俺が追加された文を指でなぞりながらそう言うと、バネラは「うーん」と顎に手を当てながらソニアの方を見る。いつの間にか衣装に着替え終わっていたソニアは、床でヨタヨタと歩く練習をしていて、ホールの飾り付けをしている人達が度々踏みそうになっている。見ててハラハラする。


「ソニアさんには、もしこの追加の台詞が分からなかったら無視していいように言っておきます」

「・・・じゃあ、絶対に無視されるじゃん。ソニアがこんな風な恋愛感情を理解できるとは思えないんだよな」

「もう・・・いつもは割と何でも出来る自信家に見えるのに、恋愛面ではダメダメなんですね。もしも、ソニアさんがこの台詞を無視でも棒読みでも無く、ちゃんと読んで言ったら、ソニアさんはディル氏のことを好きってことですからね。ソニアさんはディル氏が思っている以上に女の子なんですよ」


 ソニアが女の子なのは知ってるよ・・・。それに、ソニアがこの台詞を言ったからって、別に俺のことが好きだと分かるわけじゃないだろ。まぁ・・・恋愛対象として見てくれている、とは思ってもいいかもしれないけど。


バネラに溜息交じりに「変なところで自信が無いんですから」と言われた俺は、適当に「はいはい」と受け流しながら衣装に着替えに行く。


 ソニアが俺のことを好きなわけない。だって、俺はまだソニアに釣り合うような男になってないんだから。


・・・。


「姫さん・・・好きだ。俺と婚約してくれ」


作り物の剣と盾を横に置いて、同じく作り物の花を手に持って、作り物の笑顔でお姫様役のソニアに求婚をする。演技だと割り切れば、恥ずかしさも意外とどうにかなる。まだちょっと顔が熱いけど・・・。


「・・・たくさんの愛の言葉。とても嬉しいです」


斜め向かいにいるソニアが、床に置いてある台本をチラチラと確認しながら台詞を言う。


 この次が追加された台詞だったハズ・・・。もし無視するなら、次の台詞は最後に飛んで「ワタクシもあなたのことが好きでした。婚約しましょう」に続くんだったよな。


ドキドキと鼓動が早くなるのを感じながら、ソニアの小さな口が開くのをじっと待つ。


「ディルと出会った当初は、平民ですが心置きなく話せる友人を見つけた、と思いました。そして、ワタクシにとって初めての友人でした」


ソニアは台本を目で追いながら普通に読み上げる。演技とも本心とも判断できない。


 これは・・・どうなんだ? とりあず読んでみた、みたいな感じに見えるけど・・・。


それから、ソニアは台本と俺を交互に見ながら台詞を声に出していく。そして、いくつか台詞を読み上げたソニアは・・・


「・・・そう確信したワタクシは、ディルに失望されたくない、このまま想いを寄せて欲しいと思いました。想いに応えられるわけでもないのに、おかしいですよね?」


ここでソニアはハッとしたように自分の胸に手を当てて、薄っすらと頬を染めた。


「それからは、ディルが他の女性とお話ししていたり、仲良さそうにしている所を見る度に、もうワタクシのことは好きじゃないのでは? あの女性の方が好きなの? と、今までに感じたことの無いモヤモヤとした気持ちが心を埋めるようになりました」


ソニアの高く心地良い声が、どんどんと感情的になっていく。


「今まで感じたことの無い、不快とも怒りとも判別出来ないこの感情に、ワタクシは困惑しましたし、色々と理由を付けて納得しようとしましたが、できませんでした」


ソニアの幼くもどこか色っぽい顔が、どんどんと更に赤くなっていく。


「反対に、ディルに褒められたりする度に、まだ想いを寄せてくれていると、安心し、とても嬉しく思いました。それと同時に、何故か熱くなる顔と早くなる鼓動に、ワタクシはまた困惑しました。この気持ちはいったいなんだろう?・・・と」


ソニアの綺麗な青い瞳が、どんどんと潤んでいく。


「そして今、ディルにたくさんの愛の言葉を贈られました。 もっと言って貰いたい、ワタクシ以外に言って欲しくない、ずっと一緒に居たい・・・そう思いました。今までなら困惑していた感情です。ですが、ワタクシは困惑はしていません」


いつものソニアなら、赤面した時はだいたい動揺して羽もパタパタと動く、でも、今は赤面してるのに羽は動いていない。俺は口を開けてそんなソニアを見つめていた。


 そっか。そうなんだ・・・。


「ワタクシは・・・」


 ソニアは・・・。


「ディル、ワタクシは気が付きました」


 俺も気が付いた。やっと、気が付いた。


「わたしも、ディルのことが好き。大好き。恋してるの」


ギュッと胸の前に手を置いて、頬を染め、眉を下げながら瞳を潤ませて、求めるように俺を見つめるソニア。


 分かりやすいな。


そう思った。ソニアのその小さな体を思いっ切り抱きしめたい衝動を必死に抑えて、俺は口を開く。


「一生一緒にいよう」


・・・。


演劇は、最後に影芝居用の白い布を取っ払って、観客席に向かって皆で一礼して終わった。

観客席の前の方で、ひと際目立つ白いローブの集団が涙を流しながら立ち上がって拍手をしていた。他にも立ち上がって拍手をしている人はいたけど、その集団は迫力が違った。特に先頭にいるスズメのお母さんは大号泣しながら「妖精様バンザイ!」と叫んでいる。普通に引く。俺の乱れていた心が一気に落ち着いた。


「あ、あれは演技で言ったんだからね! べ、別に本当にディルに恋してるとかじゃないんだから! 変な勘違いしないでよねっ!」


幕が下りた瞬間、ソニアはそれだけ言い残して、衣装のまま逃げるようにホールの外へと飛び去って行ってしまった。奇跡的にスカートの中は見えなかった。


「あれは、照れ隠し・・・なんだよな?」

「そうだろうね~。ホント、ソニアさんは分かりやすいよね~」


マイが「フフフ」と笑いながら言う。今まで理解できなかったソニアの言動が、少し分かるようになった気がした。


 ソニアが俺のことを好きだなんて、正直めちゃくちゃ嬉しいし、ここで人目を気にせずに小躍りをしたいくらいには幸せだ。でも、表には出さない。絶対にバネラとマイに揶揄われるから。


「ディル君、めっちゃニヤけてるじゃーん。よかったね~、両想いだって分かって~」

「そうですね~。ホント、羨ましいですよ」


 ・・・こんな風にな。


「告白とかしないの~?」

「しないよ」

「どうしてですか? 両想いならすればいいじゃないですか?」

「・・・まだ出来ないんだよ」


 まだ、俺は胸を張って告白出来ない。ちゃんとソニアと釣り合う男になってから告白するんだ。


そう心の中で改めて決意していると、バネラが見当違いなことを言い出した。


「あ~・・・そういえばソニアさんって、ああ見えてまだ8歳でしたもんね。今告白したら完全に幼女趣味みたいになっちゃいますもんね」

「・・・・・・」


・・・。


ホールから観客がいなくなり、衣装から制服に着替えた俺は、食堂で晩ご飯でも食べようかと、ホールから出ようとしたところ、同じく制服に着替えたスズメに声を掛けられた。


「ディル様。素晴らしい演技でした。お疲れ様です。・・・・・・ソニア様は?」

「さぁな。たぶん寮に帰ったんじゃないか?」

「そうですの・・・お母様にディル様とソニア様を紹介したかったのですが・・・」


スズメはそう言いながらチラッと後ろを見る。白いローブの集団の先頭で、スズメのお母さんがさっきの大号泣からは想像出来ないほどのお淑やかな笑みを浮かべて立っていた。


「悪いけど明日にしてくれないか? 今はソニアがいないし、俺も腹減ったし、精神的に色々と疲れてるんだ」

「そうですわよね・・・分かりましたわ。お母様にはそのように伝えます」


残念そうに肩を落とすスズメと、スズメのお母さんと白いローブの集団の視線を背後に感じながら、ホールから出る。


 ハァ・・・腹減ったなぁ。


食堂でナナカにカニ玉炒飯を頼んだら、もうカニが無いと言われた。仕方ないから普通の炒飯を3皿くらい食べてたら、今度はカーマに声を掛けられた。


「着替え終わってすぐに居なくなったと思ったら、やっぱり食堂にいやがった」

「あんあ? ふぁあへっへはんはよ。ほへにふぁんはひょうふぁ?」

「飲み込んでから喋れよ・・・。明日は学園が振替休日とかで休みだろ? だから学園祭実行委員の皆でお疲れ様会ってのをやるんだってよ。それで、明日の昼前にいつもの会議室に集合だって・・・マイが言ってた」


 実行委員の皆ってことは、スズメもか? 明日はスズメのお母さんに紹介される予定だったハズだけど・・・まぁいいや。


「分かった。ソニアと一緒に行くよ」


遅れてやってきたマイとバネラがカーマと一緒に晩ご飯を注文し始める。俺は、一足先に食べ終わって、少し早足で食堂を出る。


「フフッ。きっと早くソニアさんに会いたいんだね~」


後ろからそんなマイの声が聞こえて来たけど・・・その通りだ。


 ソニアが俺のことを好き。そう思うと、またソニアの色んな反応を見てみたくなる。今思えばあの時のあれは照れ隠しだったのかもしれない、と思う場面がいくつもあるんだよな。


男子寮の自分の部屋の扉を開けて、中に入る。俺の部屋の中はめっちゃ散らかってた。よく見ると脱ぎ捨てられた小さな衣装もある。犯人は1人しかいない。


「ソニア・・・何してるんだよ」


今となっては懐かしい白ワンピース姿になっていたソニアは、俺のリュックの中身を部屋中に散らかして、前にスズメから貰ったソニア用の小さなストローを持って床に座っていた。


「あっ、ディル! いやね、さっきフィーユに会ってさ。先生達大人は今日の夜に学園祭の打ち上げを食堂でするんだって!」


ステージの上では恋する乙女の顔をしてたのに、もういつも通りに戻ってた。どうやら、今はそのフィーユから聞いた打ち上げの話で頭がいっぱいになってるみたいだ。


 まぁ、俺はソニアが俺のことを好きだっていう新事実が発覚したわけだけど、ソニアからしたら、まだ俺にバレてないって思ってるんだろうしな。今までと変わらないのも当然か。


「それで、ソニアはその打ち上げっていうのに行きたいのか? それとこの部屋の散らかりとどう関係してるんだよ?」

「だからね。その打ち上げではお酒も出るんだよ。でも、わたしのサイズじゃ普通のコップに注がれたら飲めないじゃん? だから仕方なくストローを持ってこうかなって思って・・・」

「リュックの中を探してたのか・・・」


「てへっ」と笑うソニア。可愛い。凄く可愛いけど、それとこれとは別だ。というか、ソニアにお酒はまだ早い。


「あのな、ソニア。お酒って子供は飲まない方がいいんだ。だから、大人達だけでその打ち上げってのをやるんだよ。だから、残念だけどソニアは打ち上げに参加出来ない」


俺が宥めるようにそう言うと、ソニアはぷくーっと頬を膨らませた。そしてストローをブンブンと振りながら「わたし大人だよ!」と叫ぶ。


 ますます子供に見える・・・。幼い顔立ちをしてるとはいえ、容姿はちゃんと大人なのに子供にしか見えない。不思議だ。それでも、ソニアがブンブンとストローを振る度に揺れる胸にドキッとしてしまう。


『女の子はね、男の子が思っているよりも身近にいる異性の視線や仕草を気にしてるんだから』


マイの言葉を思い出して、慌ててソニアの胸から視線を外す。


 バレてないよな?


「はいはい、分かったから寝る準備するぞ。あぁ、そういえば・・・」


散らかった荷物を片付けながらカーマから聞いたお疲れ様会の話をすると、「楽しみ!」と弾ける様な笑顔で喜んだ。


 これで打ち上げの話は忘れてくれればいいんだけど・・・。


寝る準備を終えて、俺は部屋の明かりを消してベッドに横になる。でも、ソニアはモジモジとしながら窓の外を見ている。


「どうしたソニア? 寝ないのか?」


俺が声を掛けると、ソニアは振り返った。月明りに照らされたその顔は、ステージ上で見た時のように赤く染まっているように見えた。


「あ、あのさ・・・今更だとは思うんだけど、その・・・男女が一緒の部屋で寝るのって・・・イケナイことなんじゃないかなーって・・・」


 誰だソニアに余計な知識教えたやつは! どうせカーマかバネラ辺りだろ! 普通は妖精のソニアがそういう知識を持ってるハズないんだから!


「イケナイって・・・何でだよ?」


とりあえず、しらばっくれる。


「あの、だから・・・その・・・ディルは平気なの?」

「・・・・・・ああ、平気だ。普通のことだからな」

「平気・・・そう、なんだ」


暗くてよく見えなかったけど、ソニアは一瞬落ち込んだような表情をしたかと持ったら、ブンブンと頭を振って「そうだよね!」と納得顔で自分用の寝袋に潜った。


 よかった・・・。ソニア自身、何でイケナイかまでは分かって無いみたいだな。まぁ、それはそれでこの先が少し不安になったけど。


「おやすみソニア」

「おやすみディル」


ソニアと就寝の挨拶を交わして、俺は寝た・・・フリをする。「すぅすぅ」と俺がわざと寝息を立てながら薄目を開けていると、隣に置いてある小さな寝袋から、キラキラと光る羽が出て来た。


 やっぱりな。


ソニアは俺が寝ているのを確認すると、寝袋の中から小さなストローを引っ張り出た。


 見当たらないなと思ったら、そんなとこに隠してたのかよ!

読んでくださりありがとうございます。ソニアは初恋です。ディルも初恋です。ついでにバネラも初恋です。

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