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ちっちゃい妖精さんになりました! 暇なので近くにいた少年についていきます  作者: SHIRA
第5章 演じる妖精とドキドキ学園生活
195/320

194.【ディル】俺が守らなきゃ(前編)

「ふんふふーん♪ふふっふーん♪」


夜、浴室から聴こえてくるソニアの鼻歌を聴きながら、演劇の台本を読んで台詞を覚えていると、コンコンと寮の扉がノックされる音が聞こえた。


ガチャリ


扉を開けたら、スズメが何食わぬ顔で杖を持って立っていた。その後ろにはキンケイとニッコクの2人もいる。


「スズメ・・・また男子寮まで来たのか・・・」


とりあえず入室の許可を出すと、スズメはキンケイとニッコクを扉の外に護衛として立たせて中に入ってくる。そして、浴室から聞こえてくるソニアの鼻歌を聴いて歩みを止めた。


「こ、これは・・・!?」

「ああ、ソニアは今シャワーを浴びてるんだ。妖精は代謝が無いから体が汚れないだろ? だからシャワーなんて必要無いと思うんだけど、本人が何日も体を洗わないのは精神的に気持ち悪いって言ってな。たまにこうやってシャワーを浴びてるんだよ。・・・あのちっちゃい手でどうやって蛇口を捻ってるんだろうな?」


・・・と、スズメに問いかけたんだけど反応が無い。


「・・・スズメ? おーい」


 き、気絶してる! しかも目を開けて立ったまま! すげぇ・・・。


「・・・ハッ! わたくしとしたことが、ソニア様の御鼻歌を拝聴する機会を逃してしまうところでしたわ!」


 御鼻歌って・・・大袈裟すぎるだろ。


スズメはそろりそろりと足を忍ばせて、浴室の扉にピッタリと耳をくっつける。


 これが一国の王女様だなんて信じられないな。ただの変態だ。


俺はそんな変態(スズメ)の頭を、持っていた台本を丸めて軽くパシンと叩く。


「やめろ。バレたらどうすんだ」


 ソニアは浴室の音がこっちまで聞こえてないと思い込んでるんだから、それが聞こえてると知られたら・・・もうソニアの鼻歌が聴けなくなっちゃうだろ。


以前、別の宿に泊まっていた時に似たようなことがあって、俺は何の気に無しに「可愛い鼻歌だな」と言ったら、ソニアは顔を真っ赤にして「聞こえてたの!?」って驚いてた。それから、そこの宿ではもうソニアは鼻歌を歌わなくなってしまった。


 何故か鼻歌を聞かれるのを恥ずかしがるんだよな。あの時のソニアの反応は可愛かったけど、もう聴けないのかと残念な気持ちになった。・・・まぁ、またこうやって寮の浴室で鼻歌を歌ってるあたり、ソニアの警戒心の無さが分かるし、そのお陰で俺は鼻歌をまた聴けてるんだけど。


「それよりも、だ。スズメは何の用でわざわざ男子寮の俺の部屋まで来たんだよ?」


俺が呆れた目でジトーっとスズメを見下ろしながらそう言うと、スズメは「コホン」と咳ばらいをして、何事もなかったかのように部屋の隅にあった椅子を浴室の近くまで運んで、そこに優雅に座って口を開いた。


「《愛らしいソニア様誘拐未遂事件》について、ご報告をしようと思っていたのですわ」


真面目な声でそう言うスズメに、俺も背筋を伸ばして聞く態勢に入る。


「《愛らしいソニア誘拐未遂事件》か。捕まえたミリド王国の刺客を尋問してたらしいけど、何か進展があったのか?」


 少し前にソニアが「スズメが捕まえた人に酷いことをしてた」って呟いてたな。ソニアの身の安全の為には仕方ないことだと思ったし、ソニア自身もそれが分かってるからそれ以上は何も言わなかったけど、結構凹んでた。まぁ、頭を撫でてあげたらすぐに立ち直ったんだけど。


「進展・・・と言っていいのか判断出来ませんが、《愛らしいソニア様事件》のことで分かったことがありますの」


スズメはそう言いながらピッと指を立てて報告を始める。


「一つ目は、敵は毒を使うと言うことですわ。敵の投擲武器を食らっていたキンケイとニッコクが、その毒に侵されていましたの」

「え!? 大丈夫なのか!?」

「はい。2人は幼い頃からお父様の影武者として毒には慣らされていましたから、少し体に違和感を覚える程度で済みました」


スズメが自分の内ポケットをゴソゴソと探っていくつかの小瓶を渡してきた。


「これは解毒薬ですわ。捕まえた者から毒の種類を聞き出し、本国のお母様に連絡して手配して頂きました」

「おぉ。助かるな」


 闇の魔石を使って身体強化をすれば毒なんてどうにか出来そうな気がするけど、無いよりはあった方が安心出来る。


「この解毒薬って《愛らしいソニア事件》のことを知ってる人達全員に配ってるのか?」

「そうですわね。《愛らしいソニア様》を知っているフィーユ首脳代理、学園長、キンケイとニッコク、ディル様、そして寮長に配っていますわ。それと、事情は知らせていませんが各所に詰めている護衛士達にも」

「寮長さんも《愛らしいソニア》を知ってるのか?」


 初耳だ。何度かソニアと子供達に迷惑被られてる寮長さんを見かけたけど、そんな素振りは無かった。


「はい。フィーユ首脳代理と学園長の判断で、ミリド王国に狙われている食堂のお姉さんーーーアネモネ様は女子寮の一室に身を隠しています。その関係で寮長には最低限の説明を致しました」

「そんな簡単に教えちゃって大丈夫なのか?」

「寮長のことは、わたくしとキンケイとニッコクで詳しく調べ上げましたが、特に変わったことは無く普通の人物でしたわ。両親は健在、年の離れた兄が1人、元学園の生徒で、教員を務める兄の推薦で寮長をやっているそうです。護衛術で上位の成績だったり、少しサボり癖があったりと、変わったところが無いわけではありませんが、それを含めても平凡な人物でしょう」


 確かにそうだな。逆に巻き込んじゃってゴメンって感じだ。


「話を戻して《愛らしいソニア様》の報告の2つ目ですが、残りの黒ずくめの2人、仮に”ニンジャ”と”針使い”と呼称しますが、その2名の隠れ家の場所が判明しました」


スズメがピッと二本目の指を立てて言う。


 ニンジャって言うのは、ソニアが「わたしが相手した黒ずくめは手裏剣とかクナイとか使ってて忍者みたいだった」って発言からきてるんだろうな。


「それで、わたくしとキンケイとニッコクで判明した隠れ家に向かったのですが、そこはもぬけの殻だったのです」

「・・・間違ってたってことか?」

「いいえ、情報は正しかったですわ。尋問で口を割った”鞭使い”の黒ずくめは噓を言ってるようではありませんでしたし、その隠れ家に僅かですが痕跡もありましたから・・・」


スズメはそこで話を区切って、ピッと三本目の指を立てる。


「3つ目の報告・・・というよりは予測ですが、恐らく敵方はわたくし達が捕まえた”鞭使い”が自分達の作戦を喋ることを危惧して、急遽作戦を変更、または断念したのでは無いかと思ったのですわ」

「断念か・・・そうだったらいいけど、そう思い込むのは危険だよな」

「そうですわね。”鞭使い”に話させた作戦は学園祭で訪れる外部の客人に紛れて学園に侵入する・・・というような作戦でしたが、こうなってしまった以上は、そのまま作戦を続行するとは思えませんし、そもそも学園祭までに《愛らしいソニア様》を解決出来なければ学園祭は中止することになっています」


 ・・・っていうことは、かなり不味い状況なんじゃないか?


「それって、もし敵がソニアと食堂のお姉さん・・・じゃなくてミリド王国の元王妃のアネモネさんを諦めて無かったら、学園祭の前に何か仕掛けてくるってことだろ? もう学園祭まであんまり日数残ってないぞ?」

「そうなのですわ。・・・学園祭が終わってからという可能性もありますが、それだと既にソニア様がこの地を離れているかもしれないですから、その可能性は低いでしょう」

「じゃあ、ここ数日で何かを仕掛けてくるってことだよな」


2人で「うーん」と難しい顔で考え込んでいると、いつの間にか鼻歌が聴こえなくなっていた浴室の方から、ギィイイとゆっくりと扉を開けるような音が聞こえてきた。俺がそっちを見ると、スズメも振り返って同じ方を見る。


どうやってるのか知らないけど、電気を上手いこと利用して鉄製のドアノブを使って扉を少しだけ開けたソニアが、隙間からジトーっと何かを探るような目で俺達を交互に見ていた。


 こっちは真面目な話をしてるって言うのに・・・なんだその気の抜けるような顔は・・・。そんな顔も可愛いけど。


「さっきから愛らしいソニア様がどうのこうのって・・・もしかして、わたしの・・・その・・・聞こえてた?」


上目遣いで不安そうに見てくるソニアに心がやられたのは俺だけじゃない。


「し、死んでしまいそう・・・ですわ!」

「え? え? なんで!?」


濡れた髪のままグルグルとスズメの周囲を回るソニアの首根っこを捕まえて、「スズメは変人だから気にするな」と言ってテーブルの上に置く。ソニアは首を傾げながらも「変人だもんね」と納得してくれた。


「それに、浴室からソニアの()()なんて聞こえてないから安心しろ」

「そっか! よかった~!」


ポロっと鼻歌って言っちゃったけど、警戒心の低すぎるソニアは気付かない。思わず呆れた目で見ていると、スズメが耳元でコソッと「きっとソニア様は愛しの存在であるディル様が相手だから気が抜けてるんですわよ」と呟いた。


 愛しの存在っていうのは大袈裟すぎるけど、本当にそうだったら嬉しいな。


「ディル~髪乾かして~」


俺の気持ちなんて知らないだろうソニアが、呑気な声で俺に背を向ける。いつのように紙で仰いで乾かして上げようと思ったら、スズメが待ったをかけた。


「わたくしに乾かさせていただけませんでしょうか?」

「え~・・・」


さっき浴室の扉に耳を張り付かせてたスズメの姿が脳裏をよぎり、なんか嫌だなと思ってたら、ソニアがOKを出した。


「前に最上階のお風呂に行った時も乾かして貰ったし、空の魔石を使った方が乾きが早いからね。ただ、わたしを吹き飛ばさないように注意してね」

「か、畏まりました!」


 俺が何度か吹き飛ばしちゃってるからな。ソニアが軽すぎるせいで仰ぐ力加減が難しいんだよ。少し力んだだけですぐ飛ばされるんだ。


「ところで、どうしてわたし達の部屋にスズメがいるの?」


スズメの膝の上で髪を乾かされているソニアが、ペシペシとスズメの太股を叩きながら言う。


「・・・ぐふっ!? そ、それはですね・・・」


スズメは、ソニアに太股を叩かれて鼻血が噴き出るのを片手で必死に押さえながら、さっき俺にしてくれた《愛らしいソニア様誘拐未遂事件》略して《愛らしいソニア》の報告をする。


「ふむふむ。・・・つまり、敵さんがこれからどういう行動に出てくるか分からなくて焦ってるんだね?」


意外と理解力のあるソニアが簡潔にまとめてくれた。


「スズメ、前に言った通りわたしに相談してくれてありがとね!」

「あっ、はい!」


気まずそうに返事をするスズメ。


 たぶん、スズメはソニアじゃなくて俺に相談しに来たんだろうな。


「では、大妖精であるソニア様には不要かもしれませんが、一応、念の為、渡しておきますわね」


そう言って、スズメは俺に渡した解毒薬と同じものをソニアに手渡す。


「うん! ありがとう!」


いい笑顔でお礼を言ったソニアだけど、複数ある小瓶のうち一本だけを持っただけで両手がいっぱいになってしまっている。


「ソニアの分は俺が持っておくよ。常に小瓶を両手に抱えたままでいるのは辛いし、周りから見ても不自然だろ」


俺はソニアから解毒薬が入った小瓶を取り上げて、自分の内ポケットに仕舞う。玩具を取り上げられた子供のような残念そうな顔をしてるけど、こればっかりは仕方ないから、そんな顔で俺を見ないで欲しい。心が痛い。


それから、ソニアを交えて作戦会議が始まった。


「やっぱり、敵さんが何か行動する前にこっちから攻めるべきだと思うんだよね」

「さすがソニア様ですわ! わたくしもそのように思いますわ!」

「攻めるって言ったって、敵の居所も分からないんだぞ? どうするんだ?」

「うーん・・・」


フワフワと浮きながら腕を組んで難しい顔をするソニア。そして・・・


「そうだ! わたしが学園外に出て囮に・・・」

「絶対ダメだ!」「それはいけませんわ!」


俺とスズメの声が重なる。俺達が守ってくれると信用しくれてるからこその発言なんだろうけど、ソニアを囮にするなんて作戦は守るとかそれ以前の問題で、俺の心が許さない。好きな女の子を囮に出来る男がどこにいるか。


「とりあえず、情報を集めなければいけませんわね」

「そうだな。じゃあ明日は・・・」


何か言いたげな顔で俺達を見てくるソニアを横目に、俺とスズメは作戦会議を始める。


「おやすみなさいませ。ソニア様。ディル様」


作戦会議を終えたスズメは深々と頭を下げて就寝の挨拶を言ったあと、キンケイとニッコクを連れて去っていった。


「とりあえず、明日は待ちの日だな」


作戦会議が始まってすぐに寝落ちしてしまったソニアを寝袋の上に寝かせながら、俺はスズメと話した作戦の内容を振り返る。


明日はフィーユ先生に協力をしてもらい、ドレッド共和国の各地方を纏める地主達を集めて、国中の空き物件や廃墟など、怪しい場所を隅から隅まで調べ上げる。キンケイとニッコクは護衛でそこについて行く感じだ。

俺は学園の要所を回って警備に問題が無いかを確認しつつ、身体強化で五感を強化して、学園の外を警戒する。

スズメは杖を使って上空を飛んで、上からの警備に当たる。


そして、調べ上げた情報から敵の居場所が分かれば俺とキンケイとニッコクの少数精鋭で一気に叩く。もし居場所が分からなければ、その時は諦めて守りに徹する。


 最初からスズメ達だけで抱え込まないで相談してくれたら・・・って思うけど、スズメ達が今までで孤軍奮闘してくれたお陰で、学園祭の準備が順調に進んでるんだもんな。そこは感謝こそすれど、間違ってもスズメを責めるところじゃないな。


そして、翌朝。身支度をしながら昨日の作戦会議の内容をソニアに伝えたら・・・


「おっけー! とりあえず、今日は情報集めの日なんだね! じゃあ、わたしはマドカ君とノルン君と遊ぶ約束してるから!」


・・・と、意気揚々と窓から出ようとして、閉まっていた窓に「ぶへっ!」とぶつかっていた。


「ハァ・・・やっぱり警戒心が無さすぎる」


 そこがまた可愛いんだけど、心配にもなる。


ソニアを頭に乗せて寮のエントランスまで行くと、眠そうにしている寮長さんがいる受付の横で、スズメが杖を持って待っていた。


「おはようございます。ソニア様。ディル様。朝食のついでに今日の予定の最終確認をしましょう」

「おはようスズメ! いいよ~!」


 ソニアの今日の予定は遊んでるだけだろ・・・。


と、思ったけど何も言わない。ソニアは自由にさせてあげようと決めたのは俺とスズメだからだ。

俺が「ソニアは戦いが好きじゃないから出来るだけ戦闘には巻き込みたくない」と伝えると、「わたくしも大妖精様に戦って頂こうとなどと不敬極まりない考えは持ち合わせておりませんわ」と若干むすっとしながら言われた。


「・・・というわけで、わたくしは昼食時以外は常に上空で見張っておりますわ」

「うん。予定通りだな。俺も午前中は西側を中心に・・・」


食堂で大量の杏仁豆腐を食べるスズメと一緒に今日の予定を確認していると、テーブルの上でスズメに分けて貰った杏仁豆腐をパクパク食べていたソニアが申し訳なさそうな顔でそーっと手を挙げた。


「あの・・・やっぱりわたしも遊んでないで何かしようかなって・・・」


 やっぱり、ソニアはソニアだな。俺達が働いてるのに自分だけ遊んでるのが申し訳なくなったんだろう。そういう気遣いは妖精らしくないと思うし、同時にソニアらしいとも思う。


「ソニア様はいつも通りに過ごしてくださいませ。常に周囲から注目されている妖精のソニア様がいつもと違った行動を取ると、敵に怪しまれたり、刺激してしまうかもしれませんので」

「スズメの言う通りだな。もし何かあったらすぐに伝えるし、危なくなったらソニアにもちゃんと助けを求めるから、ソニアはいつも通りに遊んでてくれ」

「そっか・・・そうだね! 分かった!」


元気に返事をして、パクパクと杏仁豆腐を食べて「うまうま~!」と幸せそうに笑うソニア。


 絶対に学園内に敵を入れないようにしよう。そして、ソニアのこの笑顔を守るんだ。


食堂から出ると、誰もいない受付の横でマドカとノルンが立っていた。


「あっ! ソニア師匠! 先に朝飯食ってたのかよー! 一緒に食べようと思って待ってたのにさー!」

「だから言ったでしょ、マドカ君。先に行ったアイリちゃんと一緒のタイミングで食べに行けば良かったんだよ」


そんな感じでソニアを囲んでワチャワチャしている2人に、俺はコツンと軽く拳骨を食らわせる。


「こんな通路のど真ん中で立ち止まってないで、さっさと食堂に入ろうな。邪魔になってるぞ」

「「はーい」」


仲良く食堂に入っていく2人に、ソニアもついて行こうとする。


「じゃあ、わたしはこの子達と一緒にいるね!」

「ああ、ソニアも、危なくなったらすぐに俺を呼ぶんだぞ。無理に戦わなくていいから、手の届かない上空にでも飛んで逃げるんだ」

「うん! でも、ディルの身に危険が迫ったらわたしも頑張って戦うからね!」


 嬉しいけど、そんな状況にならないように鍛錬は怠らないようにしよう。


「じゃあ、ディル、スズメ。2人とも今日は頑張ってね!」


「ふぁいとっ」と可愛く両手の拳を握るソニア。俺とスズメはそんなソニアを見て破顔する。


食堂に入って行くソニア達と入れ替わりで寮長さんが出て来た。いつの間にか居なくなってたなと思ったら、俺達と同じタイミングで朝食をとっていたみたいだ。

読んでくださりありがとうございます。スズメ(こ、これがソニア様の御鼻歌・・・ハァ、ハァ)(*´Д`)

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