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153.宝物

パチッと目が覚めた。気持ちはグチャグチャだけど、身体的にはこれまでで一番スッキリしている。心の中のモヤモヤしたものが一気になくなった気分だ。


「ソニアちゃん?」


トキちゃんが何故か一緒に寝袋に入っていて、わたしの胸に顔をうずめて「おはよう」とわたしの顔を見上げる。


「トキちゃん・・・別にいいんだけど、どうして一緒の寝袋で寝てるの?」

「気持ち良さそうだったから。実際、フカフカもふもふで気持ちいい」


そう言ってわたしに抱きつく。


「それはよかったね。起きるから退けて?」


わたしはトキちゃんをグイーっと引き剝がして、寝袋から出る。窓の外は明るい。別の部屋からディルとミカちゃんの話声が聞こえる。


「んん~~~!! なんかすっごい良く寝れた気がする。体が軽い!」


 今まで重かったんだと思えるほどだ。


「私も体が軽い気がする」


トキちゃんがそう言いながら寝袋から出てくる。


 ・・・ん? あれ?


「トキちゃん・・・羽が・・・」

「え?」


トキちゃんが自分の背中を見る。何故かトキちゃんのボロボロになっていた羽が元通りになってた。


「わっ! 私の羽治ってる!・・・それに体の不調も治って私の・・・妖精の力も元に戻ってる!」


わたしの真上を嬉しそうに叫びながら飛び回るトキちゃん。わたしはそんなトキちゃんを見ながら、さっきまで見ていた不思議な記憶を思い出す。


 最後に見た妖精って、絶対にミドリちゃんだよね。水の妖精と土の妖精もそうだったけど、過去にわたしと会ったようなことは一言も言ってなかった。同じように記憶がないのか、ただ忘れてるのか、知らんぷりしてるのか・・・いずれにせよ、今度虹の妖精経由でミドリちゃんに聞いてみよう。わたしとずっと前に会ったことある? って。


「お、ソニアにトキ、やっと起きたのか!」


ディルが「おはようソニア」と言いながら居間からこっちに来た。


「おはようディル。聞いてよ! トキちゃんの羽が治ってるんだよ!」


わたしの上ではしゃいでいるトキちゃんを両手で指差して「びっくりだよ!」と訴えるけど、ディルは特に驚いた様子もなく口を開く。


「知ってるよ。トキがもそもそとソニアの寝袋に入って二度寝したかと思ったら、急に2人が光りだして、収まった時にはトキの羽が治ってたんだ。俺はてっきりソニアが寝ながら無意識に何かしたんじゃないかと思ったけど・・・ソニアにも分からないのか?」

「分かんない・・・けど、わたしも何故か凄く体の調子がいいんだよ」


わたしとディルは顔を見合って首を傾げる。


「まぁ、悪いことが起きたんじゃないならいいんじゃないか? それよりも、今は村人達を早く助けてあげようぜ。ソニアが寝てから二日くらい経ってるんだ」

「そんなに寝てたの!?」

「そんなに寝てたんだ」


 どうりでよく寝たと思うわけだよ・・・。


わたしは飛び回るトキちゃんを捕まえて、手を引っ張って居間まで移動する。


「おはよっ! ミカちゃん、シロちゃん!」

「おはようソニアちゃん」

「クゥーン」


窓際でお喋りしているミカちゃんとシロちゃんに手を挙げて挨拶する。


「あれ? トキちゃん、シロちゃんの言葉が分かるようになったの?」

「分からないけど、分かるように努力してる最中なのよ・・・あっ、そうそう。聞いてよソニアちゃん。ディルちゃんったら自分がゾンビ状態になったのは空腹に負けてツララを食べたからだって・・・」

「ちょっ、ミカさん!」


ディルが慌ててミカちゃんの口を塞ぐけど、わたしは寝る前に2人のその会話を聞いてたから知ってる。


「ディル、あのね。ツララはばっちいから舐めたり口に入れたりしたらダメなんだよ」


 わたしはそうママとパパに・・・じゃなくてお母さんとお父さんに言われて育った。・・・気がする。


「それは身をもって知ったよ。たった一日だけだけど、体のあちこちが凍傷になってたし、闇の魔石の身体強化でどうにか治ったけど、もうあんな思いはしたくない」

「わたしだって、あんなディルの姿もう見たく・・・あれ? そういえば、村の人間達の体の中にいるスライムを消すことは出来るけど、そのあとはどうしよう?」


 ディルは身体強化で軽い凍傷を治したけど、他の村の人間達はそうはいかないよね?


「それなら大丈夫。村に1人、緑の治癒の魔石を使える人間がいる。さすがに失った腕や足を再生出来るほどではないけど、凍傷くらいならなんとかなる思う」


 マリちゃんはジェイクの千切れた腕を治したって言ってたけど、それって実は結構凄いことだったんだね。


「その人間はゾンビにはなってないの?」

「うん。溶けないように念入りに凍らせてる」

「そっか。じゃあ、まずその人間を溶かそう。そして、ゾンビ状態になった人間達の凍傷を治してもらおう」

「それがいい。案内する」


そう言ってトキちゃんは煙突から外に出ていった。わたしもそのあとを追いかけて、ディルとミカちゃんが急いで扉から出た。


「その人間はこの村で一番偉くて、私の一番のお友達」


今までで一番の優しい顔でトキちゃんがそう言った。


 大事な人なんだね。


トキちゃんに案内されて入った大きな家の中には、ベッドに横たわった老人が居た。呼吸していないのはトキちゃんが凍らせたからだ。


「今溶かすね」


トキちゃんがそう言ったあと、老人が「すぅすぅ」と呼吸始めた。


「ノブ! ノブ! 起きて!」


トキちゃんが老人の額をペシペシと叩くと、ノブと呼ばれた老人はゆっくりと体を起こして目を開ける。


「ああ、おはよう時の妖精・・・後ろの方達は・・・? それに、妖精?」


優しい目元の老人がトキちゃんの後ろいるディルとミカちゃんを見て首を傾げ、わたしを見て目を丸くした。


「お、おはようノブ・・・!」


トキちゃんは震える声でそう言って、老人の胸に飛び込んだ。ここからじゃ顔は見えないけど、きっと泣いている。


「えっと・・・どうしたんだい? 確か、昨日はアナのとこの息子が急変したように人を襲って、自宅に監禁してたんだったよね? そのあと何かあったのかい?」


老人がトキちゃんに問いかけるけど、トキちゃんは無言で老人の胸にグリグリと顔を押し付けるだけで、返事はしない。その様子を見て、老人は困ったようにわたし達を見る。


 仕方ない。本当はトキちゃんから説明してして貰うのが一番なんだけど・・・。


わたしは老人にトキちゃんから聞いた話に、わたし達が来てからのことを付け足して話す。


「今の話は本当なのかい? オレ達が何十年も凍ったままで、その間に時の妖精が何人もの村人達を守ってくれてたって・・・」


その言葉にトキちゃんはフルフルと首を振る。


「ち、違うの! 私は、トキは村の人間達を守れなかったの・・・ノブが大事にしてたこの村を守れなかったの・・・」

「それは違うよ! トキちゃんはちゃんと守ってた! 凍らした人間が勝手に動いて何人か犠牲にはなったけど、それでもトキちゃんは・・・」


必死にトキちゃんを弁護するわたしに、老人が口に指を当てる。


「分かっているよ。きっとオレには想像も出来ないくらい長くて辛かっただろうね。オレとオレの大事な村を守り抜いてくれてありがとう、時の妖精・・・いや、トキ・・・だったね。君は村と同じくらい大切なオレの宝物だ」

「宝物?」

「ああ、こんなにオレのことを大切にしてくれる友達がいて、オレは幸せだ」


老人は優しくトキちゃんの頭を撫でる。それを微笑ましくも少し悲しい気持ちで見ていたら、何故かディルに頭を撫でられた。


「・・・それで、この方達を紹介してくれないか? トキ」

「あ、うん」


トキちゃんが老人とわたし達の間に入って、紹介してくれる。まずはミカちゃんの隣に飛んだ。


「この大きい人間はミカモーレ。シロちゃんっていうスノウドラゴンの親で、あ、シロちゃんは今は大きいから外で待ってるんだけど、ドラゴンにしては大人しい温厚な性格」


トキちゃんはあやふやな紹介をしたあと、次にディルの隣に飛ぶ。


「この子はディル。ソニアちゃんのことが何よりも大好きで大切な少年」


何か言いたげにトキちゃんを見るディルの次は、わたしの隣に飛んだ。


「最後にソニアちゃん。トキに大切な名前をくれて、これから村の人間達を助けてくれる偉い妖精」


わたしはペコリとお辞儀して、「よろしくね☆」とパチッとウィンクする。


「それで、この人間はトキの一番の宝物で友達のノブ。緑の治癒の魔石が使える」

「ノブです。皆様、この村の為にご助力してくださるそうで、本当に感謝申し上げます」


ノブがベッドから立ち上がり、深々と頭を下げる。それを見たトキちゃんが慌てて一緒に頭を下げた。


「感謝は皆を助け終わってから受け取るよ。一緒に大事な村を助けようね!」

「ありがとうございます!」

「ありがとうソニアちゃん」


 だから、感謝は助け終わってからって言ってるんだけど・・・。


わたし達は具体的にどうやってゾンビ状態の村の人間達を戻すのか話し合って、ノブとトキちゃんを残して外に出る。


「俺とソニアでゾンビ状態の村人達を戻していって、ミカさんとシロがその村人達をトキとノブさんのところに運ぶ・・・で、いいんだよな?」

「うん。そして、ノブに治癒の魔石で治してもらって、トキちゃんとノブで事情とかを説明して貰う。完璧な作戦だね!」


わたしがうんうんと頷いていると。ディルが少し俯き気味に口を開いた。


「なぁ、これ俺必要か? 村人達を戻すのは別にソニア1人でもよかったんじゃないか?」


 はぁ? そんなわけないじゃん!


「わたし1人じゃ無理だよ! 人の体内を見ている間は集中して無防備になるから、その最中に他のゾンビに襲われたら大変でしょ! それに、動き回ってるゾンビの体に照準を合わせるのは無理だし! ディルにはわたしの護衛と補助をしてもらわなきゃ!」

「そっか・・・そうだよな! ソニアは俺が守るよ!」


 気分の浮き沈みが激しいね。思春期か! ・・・って思春期だったね。


「話は終わったかしら? 寒いからちゃちゃっと村人達を助けちゃうわよ!」

「クゥーン」


 シロちゃんは絶対寒いとか感じてないでしょう・・・。


わたし達は行動開始する。


「あ、第一村人発見! 行くよディル!」

「おう!」


ディルが素早い動きでゾンビの後ろに周って羽交い絞めにする。わたしはすぐさまそのゾンビの周囲に青い電気のドームを作って、体内を覗く。ちゃんと特殊な光の玉で大事な部分を隠すのも忘れない。そして居場所を特定したスライムをレーザーで消滅させる。ぐでーっと体から力の抜けた村の人間をディルが素早くシロちゃんの背に乗せた。


「あなた達、息ぴったりネ」


わたしとディルの見事なコンビネーションにミカちゃんが感嘆の声を出す。ディルが嬉しそうに「だろ!」と笑った。


「そういえば、そのビームって人間の体に影響がないなら、人間の体をすっぽり覆うくらいの大きさで撃てばいちいち体内を覗いてスライムの居場所を探す必要ないんじゃないか?」

「た、確かに! ディル天才!」


わたしはさっそく何もない所で試してみる。でも、何度やってもわたしの身長と同じくらいの大きさにしかならない。


「この大きさが限界みたい・・・せっかくディルが教えてくれたのに」


 出来れば知らない人の体内なんてあんまり見たくなかったんだけどな。お医者さんじゃあるまいし。


「そう落ち込むなって、さっきと同じように一人一人しっかりと助けていこうぜ。元々そのつもりだったんだ」

「うん。そうだね。頑張ろう!」


それからわたし達はどんどんとゾンビ状態の村の人間達を戻していく。最終的に村に居たゾンビは10人くらいで、村の外にも数人うろついていた。所々に白骨死体が落ちていて、気分が沈みながらもディルと2人で頑張った。精神的な意味でも、きっとディルがいないと出来なかった。


「じゃあ、トキちゃんとノブの所に戻ろっか。村の人間達、パニックになってなきゃいいけど・・・」

「それはノブさんとトキに任せるしかないな。俺達にどうこう出来る問題じゃない」

「うん・・・そうだね」


ディルと2人で村に戻ると、先に戻っていたミカちゃんとシロちゃんが村の入口で待っていた。


「お疲れ様、2人とも。さっきトキちゃんが凍った村人達を全員溶かし終わって、今は村人達を広場に集めてノブさんとトキちゃんで村の現状とかを説明してる最中よ」

「そっか」


村の広場に移動して、村の人間達に余計な刺激を与えないように物陰からこっそりと覗く。


「・・・このようなことあって、少なくない犠牲がでたものの、今はそのお方達のお陰で村は救われた」

「トキが・・・皆の家族やお友達を守ってあげられなくてごめんなさい」


ノブが少し高い台の上で説明を終えて、トキちゃんが集まった村の人間達に頭を下げる。村の人間達はトキちゃんは何も悪くないと分かっているからか、トキちゃんを攻めるような言葉は決して出さず、「守ってくれてありがとう」「時の妖精は悪くない」と言っているが、その表情は悲しみの色が強い。そしてその優しさが余計トキちゃんを辛くしている気がする。


「トキちゃん・・・」


わたしがトキちゃんのもとに飛んで行こうと身を乗り出すのを、ミカちゃんがそっと片手で止めた。「大丈夫よ」と言ってノブに視線を戻す。


「家族を失った者、友人を失った者、皆の悲しみはオレもトキも同じく感じている。その悲しみは誰のせいでもないし、自分達のせいでもない。亡くなった者達の為にも決して忘れてはならない悲しみだ。だが、その悲しみを乗り越えて笑って生きていくことも我々を守ってくれたトキ達の為にも、そして自分達の為にも大切なことだ。・・・そうだろう?」


ノブは涙を拭いて目を見張るトキちゃんに微笑んだあと、村の人間達を見渡した。


 人間って、凄いな。


人間の記憶があるハズのわたしだけど、そう思った。村の人間達はまだぎこちないながらも、悲しみの表情を消して、笑顔を作る。もはや人間達が流している涙が悲しさからきているのか、感謝からきているのかわたしには判断が難しい。


「そろそろいいかしらネ」


ミカちゃんがそう言って広場の方へ出ていった。


 村の人間達も少しは落ち着いたみたいだし、わたしも皆の前に出ていいよね?


わたしとディルとシロちゃんもミカちゃんの後ろに続く。ノブが台から降りてわたし達に台に乗るよう促す。


「シロちゃんは大きすぎて台に乗りきらないからそこで待っててね」


わたしが台の横を指差してそう言うと、シロちゃんが「クゥーン!」と、「頑張れば乗れるよ!」と無理矢理台の上に乗って、既に乗っていたディルが顔面から落っこちた。珍しそうに、感謝をするように、様々な感情でわたし達を見ていた村の人間達から自然な笑いが零れた。


 家族や友人を失った傷はそう簡単に癒えるものじゃないけど、彼らならきっと大丈夫だ。


そう思える雰囲気だった。


ディルが恥ずかしそうに台に乗り直しすと、トキちゃんがノブに紹介した時みたいにわたし達を村の人間達に紹介してくれた。場の雰囲気が柔らかくなったところで、ミカちゃんが「コホン」と咳払いする。


「村がこうなった原因はさっき村長のノブさんから話があったけど、その原因のスライムは皆の体内からソニアちゃんが消してくれただけで、この島から完全にいなくなったわけではないわ」


ミカちゃんの言葉にトキちゃんとノブを含め、皆が不安そうな顔になる。


「でも安心して、アタシが冒険者ギルド・・・情報ギルドにこのスライムのことを報告するわ」


 え? それでどう安心しろと?


皆もわたしと同じことを思ったのか、首を傾げている。


「そうすれば情報ギルドは新種の魔物の情報を得るために、この島まで人員を派遣してくれるハズよ。その時に、この村の保護や、スライムの速やかな殲滅または捕獲とかを条件に出して情報を出し渋れば、彼らは情報の為なら何でもやってくれるわよ」


ミカちゃんが「幸いここは情報ギルドの総本山があるカイス信仰国と近いしネ」と安心させるように笑う。場の雰囲気がまた柔らかいものに戻った。


 ミカちゃん、そこまで考えてたんだ。さすが子持ちの大人は先々まで見据えてるね。


わたしが感心していると、ミカちゃんに「じゃあソニアちゃんお願いね」と前に押された。皆がわたしに注目している。


 え、わたしに何をしろと!?


助けを求めてディルを見たけど、グッと親指を立てられた。


 何か・・・言わなきゃ!


「えっと・・・家にある調味料は腐ってるかもしれないから気を付けよう!!」


皆がポカンと口を開けてわたしを見上げる。羞恥心で自分の顔が赤くなっていくのが分かる


 やめて! そんな顔で見ないで!


「それから、それから、ツララはばっちいから食べたらいけません! 食べ物には例のスライムが入ってるかもしれないから気を付けましょう!」


皆が私を見る目が困惑から、幼い子供を見守るみたいな目になった。余計恥ずかしい。


「もう・・・とにかく、これから大変だと思うけど、トキちゃんに感謝して、笑って暮らしましょう! ・・・解散!かいさーん!」


手をぶんぶんと振って叫んだ。村の人間達がクスクスと笑いながら散っていく。


 ミカちゃんはわたしに何をさせたかったの!? これで良かったの!?


微笑ましそうにわたしを見るディルとミカちゃんと一緒に台から降りると、トキちゃんとノブが頭を下げて待っていた。


「村を・・・大事な村人達を助けていただき、本当にありがとうございます。オレもトキも・・・色々な意味で救われました。トキに感謝して、笑って暮らそうと思います」

「ソニアちゃん達がこの島に来てくれて本当に良かった。トキに名前をくれたり、トキの宝物を守ってくれたり、ソニアちゃんは火の妖精が話してくれた光の妖精なんだなって思った。本当にありがとう」


そう言って顔を上げた2人は、ちゃんと笑っていた。


「どういたしまして!」


わたしは笑顔で感謝を受け取った。

読んでくださりありがとうございます。宝物は人それぞれ。その為に生きる人もいれば、その為に死ぬ人もいます。

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