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ZAZA記  作者: 埴輪庭
2/21

犬狩り

 その日もザザは日銭を稼ぐために依頼をこなしていた。

 依頼内容は街道沿いのグレイウルフの討伐である。

 グレイウルフは野生の狼が魔素を吸収して変貌した狼の魔物だとされる。


 通常の野生の狼よりは2回りは大きい。

 獰猛だが馬鹿ではなく、群れで狩りを行う。

 グレイウルフを野生の狼程度と踏んで甘く見て、ギルドタグのみを残してギルドへ帰還する羽目になった冒険者は数多いる。


 そんな紛れもない怪物の群れがザザを取り囲んでいた。

 だがザザには取り乱すような様子はみられない。

 きらりと銀色の閃光が走る。

 ザザが投げたナイフは正確に一頭のグレイウルフの右目を貫く。


 それが戦いの火蓋を切った。


 グレイウルフたちが一斉に飛びかかってくる。

 ザザは冷静に飛びかかるグレイウルフたちを斬り捨てていく。

 同時に複数体のグレイウルフを相手どってもザザの動きは鈍らない。

 いや、むしろ普段よりも鋭さを増しているようにすらみえる。


 次々と襲いかかってくるグレイウルフを斬っていく。

 ザザの剣技は美しい。

 無駄がなく洗練されている。

 まるで舞踊のように舞い踊る。


 回避と同時に斬り付ける、これをザザは秘剣・舞踏剣と名付けている。

 そんな秘剣の名を知るものはザザ以外には居ないが。


 最後の一匹を斬り捨てると、ザザは一息ついた。


 ━━野良犬7匹

 ━━2、3日の間旨い飯、そこそこの酒、そして女も抱ける


 ザザは享楽主義者である。

 その日暮らしをよしとし、先の事は考えていない。

 だから少し稼いでその金で怠惰に過ごし、金がつきたらまた稼ぐ。そんな生活を続けている。


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