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優しさを知らない少女と死神の鎌  作者: 中二病 感染者
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辛い過去

更新速度が徐々に遅くなって来てすいません。この時期は、何卒忙しいものででは、どうぞ。

「飯の前に昔話をしよう。」

と奈々さんは、言い出した。俺には、理解できなかった。

「あるところに女の子とその母親が住んでいました。その女の子は、母親のことが嫌いでした。そして母親もその娘が好きではありませんでした。何故なら子供など持つつもりがなかった母親は、娘をしょうがなく育てていたにすぎないのです。その女の子は、小学校に上がって運命を変えるような出会いがありました。

その出会いとは、同級生の男の子でした。彼は、少女の怪我などに気づき少女を気遣ってくれました。しかしその男のは、すぐに隣町に引っ越してしまいました。そして何年もの月日が経ち母親には、愛する男性ができました。その男性は、少々にも優しく接してくれました。その男性がいる間は、母親は、とても楽しそうにしていました。しかしそうもいきませんでした。ある日の夜その男は、家に泊まりました。そして少女と同じ部屋に寝るとその男は、少女の体目当てだったのです。その時少女は、抵抗して近くの筆箱からハサミを取りそれで男の頭を思い切り刺してしまいました。その男は、ぴくりとも動かなくなり少々は、怖くなり逃げ出してしまいました。その少々は、二度と家には、帰りませんでした。そして一人で生きていきます。自分のことが嫌いな母親を捨てて、自分のことを襲った男を殺してそしてその翌日から学校には、来なくなりました。その少女は、サイコパスだのと噂されるようなりました。やはりその少々は、その後も何人かを殺めました。死を待つのみの重病患者などを殺すことは、正義だと思い込むようになりました。安楽死がない今の世の中で少々は自分が殺めるのは、人助けだと思いました。終わり。」

と奈々さんからそのような話を聞いた。


俺は、理解するのに時間は、掛からなかった。勿論奈々さんが人を殺したことがあるなんて予想は、していた。だがこんな辛い過去を背負っていたのは、初めて知ってた。警察にこのような話をしたところで奈々さんの罪がなくなるわけではないがそこんなクズみたいな世界が悪いんだ…

「どうだった。俺の過去を知って。人殺しだってたくさんした…だから俺に、お前の隣で笑っていられる価値なんてな---

「そんなこと言うな!俺は、奈々のことが好きだ!奈々と過ごした日々は楽しくて殺してもらうとかなんて忘れていた。俺の余命のことだって…俺は、あなたが必要だ…」

と言った時には、もう奈々は、目に涙を浮かべていた。

「もうなんでもない!俺は、帰る!」と言って窓を開けて帰ってしまった。

俺は、さっきの話を聞いて辛かった。聞きたくなかった。彼女の辛い過去なんてあんな仕打ちをされていたなんてそれを考えるのも辛い。そんなことを考えている時に母親が来た。

「あら、彩人。奈々ちゃん帰っちゃったの?ご飯食べてけばいいのに…」といい出て行った。


「ゴフッ…」俺は、また血を吐いていた。もう先が長くない余命が2ヶ月ともなればなでも奈々の優しくしてくれた男の子とは、誰なんだろうか…俺なんかよりその人に会ってくればいいのに…とそんなことを思いながら俺は、部屋を出た。

ありがとうございました。感想をもらえると幸いです。では次の更新で。

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