人の繋がり
今回の話から奈々の設定が増えていきます。彼女の正体とは何者なのかそれが少しずつ明かされる。
では、どうぞ
俺は、朝を来ることを待った。今日から病院では、過ごさない。それを、奈々さんに伝えたかった。
そして予定通り奈々さんが来た。そして一言目が
「おい、今から出かけるぞ。」
と言う一言だった。とても驚いた。
「どうした?早く用意しろ行くぞ。」と出かけることを急かす。今日の洋服は昨日と違うものだった。
「はい。待ってください。でどこに行くんですか?」
「それはだなすぐそこにある公園だ。」
なんだ遊園地とかそっちかと思った。だが別に俺は、どこでもよかった。
自分の服に着替えてその公園に向かった。
彼女は、明らかに血に染まった少女だ。だがなんで俺を殺さないんだろう…正直調教とかされてから殺されるのは、痛いから嫌だ。死にたいが軽くころっと死にたい。
とそんなことを思っている間にその公園に着いた。見た限りでは、公園にあるものは、スベリ台とブランコしかなく後はトイレとベンチだけだった。
「お前体なまってんだろ?ブランコでも乗ったらどうだ?俺が押してやるよ。」
「はい。じゃ、じゃあブランコなんて久しぶりですが乗ってみます。」
とブランコに乗った途端菜々さんにすごい力で俺の背中を押された。
「ちょっ!すいません!奈々さん!怖いです!すごく怖いです!やめてくだひゃい!」
変な声が思わず出ていた。ああ、恥ずかしい。
「ああ?奈々さんだ?違うだろ?なんて呼ぶんだっけ?ついでにその堅苦しい話し方もやめろよ。」
と彼女は、この状況でもニヤニヤ笑いながらそんなことを言っていた。
「奈々!や、やめてください!お願いします!」
「しゃあねえな…」と押すのをやめると少しずつブランコが止まった。
疲れた俺は、ブランコから離れて近くのベンチに座った。
「ははは!俺は、すごいだろ!」
と奈々さんは、高らかに笑っていた。本当に女性と思えないほどの筋力だった。
その時である。公園に入って来る二人の人影があった。その二人には見覚えがあった。
「あっ!彩人君じゃ〜ん。最近学校に来ないで病院だったらしいけど元気だった?」
と友達面しながら二人の男が話しかけて来た。俺は知っていた。俺をいじめていた奴らだ。
「しかも彩人君…女なんか連れちゃってちょっと面貸せよ。」
俺は、うんとしか答えることはできなかった。その時。
「おい、彩人こいつら本当にお前の友達か?」
「うん…そうだよ菜々さん。ちょっと待っててあっちで二人と話して来る。」
と奈々さんから離れてトイレの影に連れていかれた途端に片方の男が俺の頭を拳で力一杯俺を殴っていた。そいつは、俺を見下ろしながら言った。
「おい。彩人テメー学校も来ねえで女なんか作ってたのか?クズの分際で!」
その後肋などを蹴られたり二人に袋叩きにあった。
「すっすみません。もう…やめてください……」
「今からテメーを殺してその後あの女は俺たちがたっぷり悦ばせてやんよ。」ともう一人がバットを思って来た。俺は、もう頭から流血していた。血がなくて頭が働かない。
「お前見たいのがあんな可愛い子は、もったいないもんな?だからここで死ね!」とその時俺は、奈々さんに言われたことを破ってここで死ぬ気でいた。バットを俺の頭に振りかざそうとした時。
「おい、お前ら彩人に何してんだ?」と奈々さんが入って来た。
「お前は、黙ってろこの後こいつを殺して俺たちの女になりゃいいんだよ。」
「はあ、そう言うことか…彩人辛かったな。彩人ちょっと待ってくれ。俺は、ここ数年この町で有名になっている残虐殺人の犯人だ。殺されたくなきゃとっととここから去れ。そいつは、俺の獲物だ。殺したら代わりにお前らを殺すぞ?」
と奈々さんのは、すごい殺気を立てていた。
「ははは!変なハッタリやめろよ!そんなに彩人が大事か?」
そんなことを言っていた。一瞬であったから何があったかわからなかった。そう一人の片目にナイフが刺さっていたのだ。
「え……?お、おい大丈夫か!目にナイフが突き刺さってる!」
「ああああ!?俺の目が!おい、こいつはやべえ逃げるぞ。」
と言いながら奴らは腰が抜けて立てないのに必死に逃げていった。
それから記憶がない。だが起きたら家のベッドにいた。夢でないことを確認して隣には、奈々さんが寝ていた。起こしたらどんな恐ろしいことをされるのかわかったもんじゃない。
だがすぐにむくっと起きた。
「やっと起きたのか。お前俺に殺される前にあんな奴らなんかに殺されるとこだったんだぞ。お前は、俺の獲物なんだ。あいつらがテメーにあんなことするのはわかってたんだ。拒否ればよかったろ。」と怒っていた。すごく怖い。あのナイフを使った一件を見てすごく怖い。
「は、はい…」
「お前には、あんなところ見せたくなかった……」
「何か言いました。奈々?」
奈々さんの声が小さくて聞き取れなかった。
「な、何も言ってねえよ!!」
と言いながら俺の部屋と窓から奈々さんは、去って行った。また絶対に来るだろう。だが奈々さんってやっぱりあの人不器用で怪我の手当ても下手なんだと自分に巻かれた包帯を触りながらクスっと笑っていた。
ありがとうございました。次の更新をお待ちください。




