夜の息継ぎ
AM2:30
当たり前に部屋の中は静かである
クーラーの音、時計の針が動く音
この音がすごく心地いい
夜はいつも僕を見透かしているようで、いつも僕は夜を見失ってしまう
朝が来るとさっきまで僕は何も考えずただ息継ぎをしていただけなんだと、当たり前の事実に出会う
僕は夜が好きだ、そして僕は夜が嫌いだ
この静けさは心地よくて、そして寂しさをも受け入れてくれる。また枕が冷たくなる
何度も何度も消えたい、自分は必要とされてないと思った
そして朝がやってきて、また生きたいと命が叫んだ
生きたいと思った今日は、昨日死にたいと願った明日だった




