表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ヘイトorハピネス  作者: SHOW
1/2

一攫千金のゲーム

金持ちを対象とした、表には出せない悪趣味と言われる余興や道楽は数多く存在する。


それは、金をチラつかせて命を弄ぶものだったり、人質を取って脅して楽しんだりーー


その中でもこの企画はとても好評で、多くの資産家達がモニターに映し出されたムービーを食い入るように見ていた。


そのゲームこそが、『ヘイトorハピネス』である。


ルールは至って単純だ。


参加者には嘘発見機付きの爆弾を首に取り付けられ、決められた日数を生き残り、最終的にポイントの多い者が勝者となる。


爆弾は専用の鍵でなくては取り外すことは出来ない。


ポイントはヘイト(憎しみ)、もしくはハピネス(幸せ)である。


ポイント取得方法は毎日その日の終わりの23時59分までに参加者の名前を記入して投票箱に投票を行うこと。


未記入は出来ず、投票をしなかった場合はルール違反で破棄される。


ヘイトとハピネスの2名を記入して投票を行うこと。


ヘイトは憎い相手。


ハピネスは好意を寄せる相手。


投票ひとつにつき1ポイントとなる。


自分の名前は書けない。


もしも、自分の名前を記入して提出した場合はこれもルール違反で破棄される。


ヘイトとハピネスは嘘を記入してはいけない。


嘘を記入した場合、嘘発見機付きの爆弾により破棄される。


参加者は指定された建物の中で期間の間を過ごし、毎日必ず全ての人間と話さなくてはならない。


死者は対象外となるが、話さなければポイントを5つ減らす。


ポイントがマイナスになると破棄される。


参加者は予め10ポイントを得た状態から始まる。


優勝者には1ポイントにつき1000万円を与える。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ