キミと初雪をみたい
こと今年も初雪がふった。
誰とも会話をなすことなく、ひとりでみつめる。
ふわふわで、冷たくて、小さい結晶。
「はあ。きれいだなあ」
毎年同じ事を口ずさむ。
誰かと見れたらもっと最高なのに。
だが、無理なことを考えている場合じゃないといいきかせ、
家へとむかう。
「ただいま~」
「あ、お帰り莉子」
「お母さ~ん今年も初雪ふったよお」
「あら、ちょうどよかったわね。今日クリスマスだし!」
「そうだねえw私風呂はいってくるね。」
そして、風呂場えむかう。
ガラガラガラ ジャポン
「あったか~い(*´ω`*)」
思わず叫ぶ。
私の名前は嵩志賀 莉子。
城姨堂中学校1年だ。(じょうきどう中学校)
友達0人、恋愛経験0で会話経験家族以外なしのクラスの嫌われもの。
はあ。そこを何とかしたいとおもう。
にしても今日の雪綺麗だったなあ。
中学校にある木にちらついて見えて、つきの光がさらにさしこんでいくんだ。
しばらくしてふろをあがり、ベットへ飛び込んだ。
「ふう~。今日も疲れたあ」
まだ9:30だったがこのひはねてしまった。
次の日
「今日は休み!なにしようかなあ。ああ、そうだチャットやろっかなw」
PCをひらきチャットを始める。
「ん?だれだろう。」
新しく友達申請のところにある名前があった。
「水井 戮?」
だれかわわからなかったでも、面白そうだなあと思って、認証した。
(こんにちは、戮といいます)
え、もう・・・
(こんにちわ、私は莉子といいます。)
とりあえず返したけど。
これでいいよね・・・
(今日はいい天気ですねえ。僕今日休みなんです学校。開講記念日で)
うわ、おんなじ・・・
(うわあ偶然ですね私もです!)
(そうなんですか?これまた偶然)
(はいそうですねええ。)
WWW何かないかなあ。あ!
(何年生ですか?私は中一です。)
(あ、僕もです。)
へえこのひとも。
(学校とかつまんないですよねえ)
学校か・・・
(ホンとですよねえ)
(休み最高!)
(はい最高です!私今日から冬休みんんですよ!)
(え!僕もw)
え!何かやたらと気が合うなあ。
(ねえ、おんなじ中一だし、呼び捨て&敬語なしってどうよw)
な・・・でもまあ。いっかw
(おk)
(よーしw)
(戮ってどこ中なの?)
(じょうきどう)
うそおおおおおおおおおお。
(あれ、莉子~。)
(あ、。私も)
まじでええええええ。
同じ学年でしかも同じ学校なんて・・・
(まじかよ。wじゃあB組の莉子だろw)
(なんで・・・)
(だって同じクラスだし)
ええええええええええええええええ!Σ( ̄□ ̄;)
(そ、そう)
(そうだw)
(ねえ、私が嫌われている事しってて申し込みしたの?)
(そうだけど。)
(私の事嫌いじゃないの?)
(別に普通)
そうだったのかあああああああああ。
(なあ、なんでお前しゃべんないの?)
(目立ちたくないから)
(ふうーん)
(はあ、ねえ相談のってよ。)
・・!なにうってんのわたし!消せないいいいいだめだ。
(ごめん、うちまちがえだから、そのおお)
(べつにいいけど)
やっぱり・・・ってええ!?
(どうした?)
もういいや。はあ。思いきってそうだんしてみようかなあ。
(私、嫌われてるけどどうすればいいかわかんなくて)
(ん~。でもねえ。男子はそこまで嫌ってないと思うが)
(え!うそ。)
(本当。)
(初耳)
(まあ気にしなければいんじゃね)
(あ、う、うん。)
「莉子~。ご飯よ!」
あれ、もうそんな時間。って午後6:00じゃん!
(ごめんご飯食べてくる。今日はありがとう。)
(おう)
こうして一日目終了。
冬休み2日目
すごい。昨日初めて男子と・・・
でもねええ。
今日はテレビ見ようかな。
そういってTVをつける。
男子には嫌われてない・・・か。
今日はテレビだけみていちにちをすごした。
そして冬休みのあいだ、何回か戮にそうだんにのってもらい、
はるになった。
「ただいま~。」
今日も疲れたあ。
そして、チャットを始める。
あの日からずっと相談にのってもらっている。
それはなんにちもつずいた。
ある日の秋、
(戮~。)
(ん?)
(今日も相談にのってw)
(うm)
(私もうさあ生きてる理由すらわからない。)
(。)
(莉子いい加減にしろ。そんなに自分が嫌なら静かにしてろ。)
(え・・・)
(ごめん。ごめん。ごめん。本当にごめんなさい。戮。戮に頼りっぱなしでなにもしてなくて、許してえ。)
(断る)
(じゃあ、次のテストで5教科300点こえたら、許してください。)
(せいぜい頑張れ)
はあああやっちゃった。たった一人のともだちが、もう、私の馬鹿!
しかもテストって。
明日じゃん!
はあ。
涙が出てきた。なんで・・・。
あ。わたし、戮に恋してたのかな。
いや・・・まさかね。
でも。
好きだ、好きなんだ。戮の事。
*「うわあああああん」
涙が止まらない。
今さらだけどね。やっときずいた。
よし。涙をふいて勉強して、
300点とって、仲直りして。
告白・・・むりか。
でも、いわないでこうかいしたくないから。
明後日告白する!
テスト当日
「はい、そこまで」
よしやりきった。あとは報告待つだけ。
明後日
やったああああああ300ピッタリだ!
チャットに書き込む。
(許す。)
(あ、ありがとう)
(おう)
(それと、今日は戮に言いたいことがあって。)
(なんだ)
心臓どくどくの私は一回深く深呼吸して。書き込む。
(戮の事が好きです。)
(え・・・。ああ、ごめん。俺彼女いるんだ。)
やっぱり。
(いや、いたんだ。)
(昨日ふった。だから、いいよ。)
ええええええええええええええええ!Σ( ̄□ ̄;)
おkらしい。
(あ、ありがとう)
(おうw会いてー。)
(?)
(実はおれ、好きなひとがいるっていってわかれたんだ)
(その好きな人は、莉子だ。)
え、。
(ありがとう。)
しかいえない。
(ねえ、戮初雪見に行かない?)
(おお、いいなw)
(w)
(今ふってんじゃん!よし、今からいこうw)
ってことで、今年の初雪は戮とみて、最高でしたああああ。
へんなおわりかたですけど・・・。
END
どうでしたでしょうか。
気が向けばまたいらしてください(;A´▽`A
メールもおまちしています(σ*´∀`)