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5月

 2024年5月19日。

 海外で輝かしい成績と実績を残しているバイオリニストのKさんと、国内外で活躍しながら後進の指導にもあたっているピアニストSさんのリサイタルに行ってきました!


 バイオリニストのKさんを知ったきっかけは、私が好きな別のバイオリニストさんが「同年代のバイオリニストでいったらKはすごい。Kがいたら自分は弾けなくてもいいと思う」という話を動画で見たからでした。

 そのバイオリニストさん自身、とても素晴らしい演奏をされる方で、バイオリンに選ばれた人だなと思います。そんな方が絶賛するKさん。これは機会があれば聴かねば! と熱く決意しました。


 先月、聴きに行ったピアニストのOさんとトランペッターのMさんのリサイタルチケットを購入した際に、5月にKさんが同じ会場の中ホールでリサイタルをされるチラシを発見! 神のお導き……とばかりにチケットを購入したのでした。



 そして迎えた当日。

 初めての中ホール。ステージまでが近い!

 こんなに近くていいのかKさん! という感じ(笑)。


 プログラムには私が好きな曲が結構な割合で入っていて、わくわく感が半端ない。そして、時間になりお二人が壇上に現れました。

 Kさんは黄緑と白の奇抜なデザインのドレスを身につけ、髪を後ろの高い位置で一つに結び、それが今からベストな演奏をする決意のようにも見えました。

 ピアニストのSさんはしっとり落ち着いたオフホワイトのドレスに身を包み、控えめな優しそうな方に見えました。

 いざ開演。


 Kさんの音色は温かくて、バイオリン一本とは思えない厚みがあって落ち着きます。何よりKさんが笑顔ですごく楽しんで演奏されているので、そのことに感動しました。本当にバイオリンが好きで、バイオリンにも愛されている方だと思いました。


 演奏の合間にKさんは少しトークもしてくれました。


「バイオリニストになりたいと思って、中二の時にドイツに留学しました」


 あぁ、だからかと腑に落ちました。バイオリニストになりたくて、バイオリンが好きで好きで、それでバイオリンにも愛されて。だから、あんな楽しそうに演奏ができるのだと。

 そして、よくよく見ているとKさんは笑顔だけでなくて、小さな子どもが好きな玩具に熱中するように唇を尖らせたり、切ない表情になったり、吐息をつくように唇をうっすら開いたり。とにかく表情が豊かなことに気づきました。きっとバイオリンは体の一部なんだろうなぁなんて思ったり。


 Sさんのピアノは実に柔らかく優しい音色で安心感があり、一方で低音では迫力があり、Kさんのタイミングを見ながら実に阿吽の呼吸で演奏されていました。


 アンコールは三曲ありました! 一番最後は是非とも聞きたかったモンティのチャルダッシュ(チャールダーシュと表記されることも)でした! 何人かのバイオリニストさんのチャルダッシュを動画で聴いたことがあるのですが、群を抜いてKさんのチャルダッシュがすごい! と私は思っていたので、実際に生で演奏を聴けて嬉しかったし痺れました!

 KさんSさん、素敵な時間をありがとうございました♫

読んでいただき、ありがとうございました。

次回は6月末にクラシックコンサートに行きます♫

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