我々の流儀
するとサラさんは素直に話しをしてくれた。地球で例えると大航海時代のような、人類の発見を探して旅をしていたら、この星に辿り着いたと言っている。そして地球人になりすまして生活をしていたら、いつの間にかメグさんがいたと話すのである。別に勢力圏を拡大したいとかいう欲ではなく、宇宙の探究心を純粋に楽しみたいという気持ちがあったと話すのである。
「サラさん、ひょっとして貴方の出身は銀河系ですか? だとしたら、私たちの星は、それに従うしかないのかも」
サラさんは確かに自分の出身は銀河系だと話す。だからと言って、地球至上主義的なメグを否定する訳でもいいし、困ったときはお互い様でいましょうと言うのである。
「サラさんゴメン、貴方のことをきちんと理解していなかった。最初の頃は気にもしていなかったけれど、そう、そうだったのね。最初の頃は、そんなに前に出てなかったから、気にとめていなかったけれど」
サラさんはこの際だから、私たちと協調関係を築きましょう。だから、敵対してた良くない宇宙人達の心配のために、闇堕ちするまで戦う必要なんか無いと話すのであった。
「うん、それが本当はいいのかもしれないわね。そうね、答えが出るまでは、とりあえず、その線を採用しましょうかしら」
メグがサラさんを意識し出すと、相手側の宇宙人の動きが始まりそうであった。ノーザンクロスとネプチューンは、影響下にある地球人の話しを聞くと、今にも下剋上を起こしそうで、それについての許可を頂きたいと話すのであった。
ノーザンクロスとネプチューンは、お互いの顔を確認しあった後、この人間達は、自分たちの種族よりも、魔族的なやつらだと、思われるのであった。
「ネプチューン様どのようにしますか。こいつら、本物の悪かもしれませんよ。自分たちは裏社会の世界に生きている訳でも無いのに、ダークサイド側の世界で生きるのは、耐えられません」
さすがのノーザンクロスも激怒するのであった。ネプチューンも破滅的な思考はしていなかったが、影響下にある地球人が破滅願望があるので、さすがの両者も、やれやれといった感じで、手じまいをする様子になってくるのであった。
「それじゃあ、そのように手配を」
「そうだな、ノーザンクロスすまないが頼む。我々が本当の悪だと思われたら、こちらも我慢がならない。我々にもそれなりの流儀があるのだからな」
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