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序章
今から約数十年前、人類は滅亡の危機にあった。
世界を破滅へと導かんとする魔王の手によって…
そこに現れたのが勇者だった。
人族にのみ伝わる異界からの勇者召喚魔法
人族はそれを使って、勇者を召喚したのである。
召喚された男は、勇者という称号に相応しい強さを持ち、瞬く間に成長していった。
そして三日三晩の死闘の末、遂に魔王を倒したのである。
こうして、世界滅亡の危機も去り、平和が訪れた。
しかし、人族は間違いを犯したーー
彼らの行いによって、新たなる魔王が生まれ、人族は再び危機に陥った。
そして数年後、魔王と人族の間に、1つの条約と共に停戦協定が結ばれた。
その条約とはー
「一年に一度、魔王に生贄を捧げる」ことだった。
そして、今、その条約に従い、一人の少女が生贄へと選ばれたーーー
更新不定期です……( ᷇࿀ ᷆ ს )
初めて小説書いてるので、色々と至らぬ所があるかも知れません……
ここがおかしいとか思ったら、遠慮なくコメントをくれると溶けて喜びます
ここまで読んで下さりありがとうございます!