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波濤揺蕩う神殺し  作者: 韋駄天
ナハトの争乱編
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帰還

「メリッサ、大丈夫か?」


しかし、次の瞬間彼女の目に写ったのは自室の天井と、心配そうに自分を見下ろす父の顔だった。


「また、夢を見たのか・・・」


横になったまま硬直しているメリッサのすぐ隣にカインは腰を下ろすと、ベッドが僅かに揺れる。


その振動が、ようやく彼女を夢の世界から現実へと連れ戻した。


「何度も言うが、お前の友人は自らの意思で勇敢に戦ったのだ・・・もう自分を責めるのは止めなさい」


メリッサの夢は、その殆どが過去に起こった現実である。


彼女は父と共に教団に救助され、その先でツェリ達と再開し、目の前でジェイクを失った。


唯一異なるのは、現実世界のジェイクはそのまま帰らぬ人となった点だろう。


「はい・・・心配をかけて、ごめんなさい」


ゆっくりとベッドから体を起こすメリッサは自分が大量の汗をかき、肉体が心底冷え切っている事に気付く。


ここ数日、彼女は似たような状態で毎日朝を迎えているが、こればかりは慣れる日が来るとは到底思えなかった。


「良し、それでこそ私の自慢のメリッサだ、もう2度とお前を辛い目にはあわせない・・・約束するよ」


メリッサの苦痛を察してか、カインは少しでもそれを拭い去ろうと彼女を抱きしめる。


心身共に冷え切った彼女に取って、父の抱擁は上等な毛布よりも優しく丁寧に彼女を包み、そして温めた。


「ワタクシも・・・ワタクシも、2度とお父様の期待を裏切る行為は致しません」


末端に熱が戻ったメリッサが、今度はカインの背中に手を回す。


内乱が2人を引き裂き、その肉体と精神に深い傷を残したが、親子の絆まで断つ事はできなかった。


むしろ、依然より強くなったと言えるだろう。


「そうか、嬉しいぞ・・・さぁ、顔を洗って着替えなさい、もうすぐ客人が来る時間だ」


まるで赤子をあやすようにカインはメリッサの背中を数回優しく触れると、彼女はベッドから立ち上がり、部屋から出て行った。


「ふぅ・・・ひとまずは・・・いや、まだこれからが本番か」


1人残されたカインは、大仕事を終えた後のように深呼吸をすると、くたびれた様子でベッドに腰を下ろす。


反乱軍は壊滅した、首謀者も死んだ、内乱は終わり、ナハトに平和が戻った。


しかし、その爪痕はあまりにも深く、あまりにも広い。


彼の背中には、貴族としてナハトを立て直す義務が、今も重く圧し掛かっているのだ。


「カイン様、ザダの教団からドツバ様がいらっしゃいました」


凝り固まった体を解していたカインの所に召使いが呼びかけると、その体に緊張が走る。


知名度の低さとは裏腹に強大な力を持つザダの教団は、フロストハウス家の名を利用するために接触をはかって来たとカインは読んでいる。


その力がナハトにとって利益になるのか、それとも害になるのか、これから彼は見定めなければならなかった。


「解った、応接間に通せ、私もすぐに行く」


扉越しに召使いへ伝えると、カインはベッドの脇に立て掛けてあった杖を手に取り立ち上がる。


負傷した足も教団の治療により順調に回復しているのは事実だが、個人にとっての損得を国の利益と混同するわけにはいかない。


彼は気を引き締め、怪我した足を労わりながら部屋を後にした。


「はぁ・・・はぁ・・・」


応接間はメリッサの部屋から少し離れた所にあるが、彼は誰の力も借りずに進む。


最初は召使いが車椅子を使うように勧めたのだが、彼はそれを頑なに拒否した。


彼は今、メダリオンを倒した英雄として一躍時の人となり、国内の注目を集めている。


身動きの取れない無様な姿を見せるくらいならば、彼にとってはこの程度の苦労はどうという事は無いのだろう。


「お待たせして申し訳ない・・・この通り、まだ言う事を聞いてくれなくてな」


部屋に入ったカインを、まるでフグのように丸々とした男が見つめる。


教団幹部のドツバは一見すれば普通の男性に見えるが、カインは神殿を包囲していた血族達の本来の姿を知っている。


その記憶が対面している男から漂う潮の香りと共に蘇った。


「いやいや、多忙なフロストハウス郷にお時間を割いて頂いて、むしろ謝りたいのはこっちの方だ」


自虐的な笑みを浮かべるカインに対して、ドツバは紳士的に応える。


流石のドツバも今後の教団の運命を左右する重要人物の前とあって、いつもの威圧的な雰囲気は鳴りを潜めている。


「お久しぶりですわ、ドツバ様」


続いて入って来たメリッサが朗らかにドツバへと挨拶すると、彼女はすぐにカインの傍へ駆け寄り、椅子へ座る為のサポートをした。


「よぉ・・・何だ、少し痩せたか?」


メリッサは調子を取り戻したように見えたが、久しぶりに会ったドツバの目に彼女は痩せた、というよりやつれて見える。


それはバッカニアを離れた短い期間で、彼女が心労を重ねた証拠だった。


「フフフ・・・そうかもしれませんわね、何しろバッカニアの料理は美味しい物ばかりですもの」


しかし、メリッサはそんな素振りはおくびにも出さない。


よくよく考えれば、彼女はドツバの前では最初から頑固で弱みを見せようとしなかった。


その点から見れば、この2人の関係は当初からずっと変わっていないのだ。


「そりゃ嬉しい話だ、太りたくなったらいつでも来いよ」


「まぁ、心強いお言葉・・・感謝致します」


ドツバのジョークにメリッサは軽く微笑む。


いまだにお互いの腹の内は見せないが、2人はこれで正常な関係なのだろう。


もっとも、板挟みになっていたジェイクはたまったものでは無いだろうが。


「さて、お喋りはこの編にして本題に入りたいんだが・・・良いよな?」


場が和んだ所でドツバはカインへと向き直って確認すると、カインは黙って頷く。


しかし、その目は真剣そのもの。


この瞬間から2人の腹の探り合いは始まっていた。


「ザダの教団はナハトの復興を全面的に協力したい、衣、食、住、全て不足なく物資を揃える準備がある」


ドツバの言葉に、カインは眉をひそめる。


現在、首都の人口は見る影もなく減っているが、避難した民は徐々に戻ってくるだろう。


その全てを不足なく賄う財源を持つ宗教団体など、彼は知らない。


十中八九口から出まかせだろうとカインは感じたが、彼はザダの教団の恐るべき力の一端を知っている。


まだ、判断を下せる段階ではない。


「それはこちらとしても歓迎した所だが・・・何故私の所へ?」


カインは数ある諸侯の中から教団が自分を選んだ理由を聞くが、彼は既にその理由を知っている。


だからこそ、彼は自分の問いに対して相手の反応を観察しようとしていた。


「国を救った英雄様だからな、一番注目が集まりやすいだろ?」


ドツバの返答は捻りの無いストレート。


メリッサから見ればあのドツバが腹を割って話をしているように思えたが、実際には違う。


何かを隠すつもりは無いが、聞かれていない事は答えない。


そんな思惑がカインには透けて見えた。


ここからは右手で握手をしながら左手で相手の懐を探るテーブル上の戦いだった。


「私を英雄に仕立て上げたのはそういう魂胆か」


武器を取り、殺し合う戦争は終わった。


しかし、形を変えた生き残りへの戦いは続く。


名家の当主である彼に、それは一生ついてまわるだろう。


「そうだ、俺達はフロストハウス家の名で戦場に現れ、困窮した民に手を差し伸べた、その看板が欲しい」


ドツバの言葉はカインが治療中に受けた物と全く同じだった。


このままではまた腐敗した政治体制のまま、同じことを繰り返す。


真の意味で故郷と民の事を考えるならば、英雄として世に出て欲しい、教団が全力で援護する、と。


結局、彼は考える時間が欲しいと話を保留にしたが、答えは出なかった。


「理由は何だ?」


それは、彼等の目的が読めなかったからである。


「布教活動・・・それが俺達の命題だからな」


エメラルダを失った以上、ナハト国教の座は空席である。


そこに何としても自分達の神を座らせたい、それだけのために教団は動いている。


しかし、その後はどうするのか、その結果何が起こるのか、カインには全く予想が付かなかった。


「だが、ナハトの民は戦に疲れ切っている、その一因となった神に対しても・・・そこは承知の上か?」


「関係無いな、今首都の人間に施しを断る余裕は無い、他の諸侯も戦争の後で継続的な配給をするスタミナは残っていないはずだ」


カインの忠告も、教団は全く気にしていないとドツバは余裕を見せた。


ナハト国民の神へと信仰心はもはやゼロに等しいが、人は餓えの前に無力である事を教団は知っている。


誇りやプライドは勿論、憎しみや不信感など食えない事に比べれば些細な事。


そう言い切ってのけたドツバを、カインは値踏みするように見つめる。


この要求を受け入れれば、大皿に盛りつけられている劇薬をナハトは飲み込むことになる。


その大きな選択を、カインは突きつけられているのだ。


「解った・・・私も、無辜の民をむざむざ餓えさせるつもりは無い、私の名は好きに使え」


その劇薬が病んだ肉体から膿を追い出すのか、それとも全身に毒が回り、またもや身動きが取れなくなるのか、それは誰にも解らない。


しかし、このまま緩やかに以前の姿に戻っていくよりは幾分かマシな選択肢だと、カインは判断した。


瀕死の状態から立ち直っても、変革は訪れない。


どうせならば完全に息の根を止め、生まれ変わる覚悟が必要であるとカインは判断したのだ。


「へへっ・・・話の解る人で助かったぜ・・・じゃあ早速活動拠点として借りたい所があるんだが・・・あ~」


交渉成立に喜ぶドツバであったが、何故か言葉を濁して時計の針を気にし始めた。


「・・・どうした?」


ここまで来てトラブルの気配を漂わせ始めた事にカインは嫌な予感したが、極力表には出さないよう質問した。


「いや、拠点にしたい所の地図と、建物の図面を作ってこいって部下に言っといたんだが・・・まだ来ないな、あいつ」


どうやら教団からの使者は1人ではなく、ドツバの部下が重要な資料を持っているらしいのだが、カインは召使いからそんな事は聞いていない。


つまり、遅刻しているのだ。


「何? それでは話が進まないのだが・・・うん?」


会議が暗礁に乗り上げたと思ったその瞬間、誰かが扉をノックした。


その叩き方から、カインには相手が自分の召使いであるとすぐに解った。


「失礼します・・・カイン様、ザダの教団からお客様がいらしておりますが・・・」


その言葉に、応接間にいた3人が同時に胸を撫で下ろす。


協力する方向で話が纏った以上、無駄に話がこじれそうになるのはどちらも御免だった。


「おぉ、良かった、すぐに通してくれ」


カインが伝えると、召使いは足早にその場を去る。


そして数分後には、誰かが廊下をどたどたと走ってくる音が聞こえてくるのだった。


「すみません、遅くなりまして!」


肩で息をしながら現れた男は教団の真新しいローブを身に着けているため間違いなくドツバの部下であると解るが、フードを目深に被っているため、人相は良く解らない。


「本当だよ、テメェどこで油売ってやがったんだ、マヌケ!」


カインの前という事もあって、いつもより声量を下げながら怒るドツバは、衝動的に立ち上がるとその男の頭を平手で叩いた。


「痛っ! こ、この辺フロストハウスさんが何軒かあって、それで・・・あ・・・」


その衝撃で男の頭からフードが外れると、男の視線は何気なしにメリッサの方へと向けられる。


そしてその瞬間、彼女の両目は稲妻のような衝撃と共に大きく開かれた。


「・・・ジェイク・・・さん?」


ドツバが殴った男、その者は間違いなく死んだはずのジェイクだった。


メリッサは我が目を疑い何度も瞬きするが、相手は幽霊でも幻影でも無い本物のジェイクの姿をしていた。


「ど・・・どうも、お久しぶりですメリッサさん」


ばつが悪そうにしながら殴られた箇所を抑えるジェイク。


その声、その仕草、その表情。


全てが彼女の知っている人物と合致していた。


「あ・・・あぁ・・・」


罪の意識と、隠していた恋慕、そして悲壮な別れの記憶がメリッサを突き動かし、気が付けば彼女は椅子から立ち上がってジェイクの下へと走っていた。


「ごめんなさい、勝手に居なくなってごめんなさい、ずっと、ずっと謝りたかったんです、でもそれも辛くて、逃げてしまって、それで、それで・・・」


ジェイクの腕の中に飛び込んだメリッサは必死に伝えるべき言葉を探すが、それがあまりにも多いため形とならず、支離滅裂な事を連呼しながら大粒の涙を流した。


そんなメリッサを、ジェイクはただ優しく受け止めた。


「大丈夫ですよ、誰もメリッサさんの事を責めたりしていません・・・あの、所で・・・」


子供のように泣きじゃくるメリッサを最初は慰めていたジェイクであったが、徐々に残った2人からの視線に耐えられなくなり、ドツバに助けを求めようと目で訴えた。


自分は部屋から出て行った方が良いのではないか、と。


「ったく・・・資料を貸せ、後は俺が進めておく・・・お前はそいつが泣き止むまで外にいろ」


ドツバが資料を奪うように回収すると、ジェイクはメリッサを連れて速やかに退室する。


そして、残された2人は形容しがたい空気の中、ぎこちなく椅子に座り直すのだった。


「はぁ~・・・悪いな、お宅の娘さんには随分世話になったよ」


ドツバはまず謝罪すると、続けてカインへ感謝の言葉を述べた。


教団はメリッサが生活に困らないようサポートはしたが、彼女は想像以上の働きで秘宝を集め、教団の飛躍の一助となった。


それは紛れも無い事実だ。


「いや、こちらこそ・・・娘を迎え入れてもらい感謝している・・・が・・・」


どうにか会談を続ける空気に戻りつつあるが、まだ具体的な事は何も決まっておらず、問題は山積みである。


しかし、ドツバが資料を広げたにも関わらず、カインはそれを一切見ようとはしなかった。


「メリッサをどうするつもりだ?」


カインがこの会談で聞き出したかった最大の問い。


それはメリッサの変化だった。


あれほど素直で従順であったが娘が、怪しい宗教団体の名も無い男に好意を持っている。


父親として、これほどの大問題は無かった。


「・・・どうするって?」


突然殺気を帯びた視線で睨んでくるカインに対して、ドツバはゆったりとした口調で返す。


しかし、彼を良く知る者からすれば、もう爆発まで後数歩の状態であると気付くだろう。


応接間は先ほどまでの和やかな雰囲気は何処へやら、一触即発の状態となっていた。


「娘は五体満足で返ってきたが、以前と大きく変わった事が2つある・・・大酒飲みで、不治の熱病に侵されていた」


カインは右手の指を2本立てメリッサの異常の事でドツバに質問するが、彼はその件に関して全く関与していない。


ドツバは血族の中でも沸点がとりわけ低い方だが、彼でなくともいわれの無い事で怒りを向けられるほど腹立たしい事は無い。


彼の怒りのボルテージがまた1つ上がった。


「おい・・・俺達が何かしたってのか?」


もう教団の使者として取り繕う気は無いらしく、いつもの荒々しい語気でカインを威圧するドツバ。


この場で何よりも問題なのは、2人を止める役がいない事だろう。


「ただ質問しているだけだ」


カインはそう言うが、彼が教団を疑っているのはドツバにしっかりと伝わっている。


このままでは右手で握手をしながら、左手でボディーブローを打ち合う事態に発展するのは時間の問題だろう。


「さぁな・・・あいつらも若いんだし、馬が合う所があったんじゃねぇの?」


ドツバは2人の熱愛エピソードをでっちあげてカインを挑発しようかとすら一瞬考えたが、自分の双肩には教団の未来がかかっている事を思い出し、ギリギリの所で踏みとどまった。


「それで私が納得するとでも思うか?」


しかし、そんな説明でメリッサの異常を見過ごせるはずもないカインは更に問い詰めると、ドツバのこめかみが小刻みに痙攣する。


部下が今の彼を見たら、全員一目散に逃げだす事だろう。


それほどに、今の彼は我慢の限界に達していた。


「教団の名誉のために言わせてもらうが・・・俺達は生活の世話をしただけだ、やましい事は一切してねぇ・・・何なら神に誓っても良いぜ」


ドツバはついに最終手段に出た。


血族が神に近いを立てる事。


それは絶対に破る事のできない契約を結ぶに等しい。


誓いを破れば自らの存在意義を捨てる事に繋がる最も厳格な行為であり、カインがそれを疑う事は、本人だけでなく神をも同時に疑うに等しい。


もし、これをカインが認めなければ教団との取引は白紙に戻るだろう。


「・・・解った、お前の目は嘘をついていない」


カインはそこでようやく、追及を止める。


これ以上はお互いの不利益になる事を察知したのもあるが、ドツバに嘘をついている素振りは無かった。


「誤解は解けたか?」


ようやく気温が戻って来た応接間の中で、少しずつクールダウンを始めたドツバが確認を取りながらペンを取り出す。


今の彼は非常に多忙であり、早く活動についての詳細を決めたいようだ。


「つまり、メリッサは本当にあの馬の骨に恋をしてしまった訳か・・・あぁ・・・私がもっとしっかりしていれば・・・」


しかし、大事な娘を奪われた事を知った父親の悲しみは、どんな海よりも深い。


肩を落としてうつむくその変わり様に、ドツバは肩透かしを食らう。


「おいおい、そう落ち込むなよ・・・子はいつか親元から巣立っていくモンだぜ」


先程まで睨み合っていたはずの男が急に弱々しくなり、憐れんだドツバはカインを慰めた。


これでは喧嘩はおろか交渉も進まない。


彼は何とかしてカインを元気づける必要があった。


「巣立ち・・・か・・・私は自分のエゴでメリッサを縛り付けているのかもしれんな」


自虐的な言葉を呟きながら顔を上げたカインの表情には全く覇気がない。


賭けに負けて無一文になった酒場の酔っ払いよりも酷い顔をしている、と喉まで出かかるドツバは慌てて別の言葉を考えた。


「あんまり深刻に考えんなよ、年頃の娘をもつ父親なんて、どこもそんなモンだぜ」


その言葉でようやくカインの表情が綻んだ事にため息をつくドツバ。


そして、今度から面倒くさいフロストハウス親子の対応は、全てジェイクにやらせようと心に決めるのだった。

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