48話
ブックマーク有難うございます!
「昨夜はお楽しみでしたね。」
朝、食堂に降りて行けば、宿屋の店員からそんな言葉が。
どんなプレイしたら、あんな奇声を上げるというのか・・・。
エムル草を全部ポーションに変えてやろうと思ったけど、頭がおかしくなりそうだったのでヤメタ。
それでも250本作れば、レベルも上げることに成功した。
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Name: 高橋 勉
Race:人族
age:29
job:異界の錬金術師
Lv: 2→3
MP:250→300
Vit:100→105
Str:95→98
Int:120→130
Agi:95→97
Dex:115→125
Luc:99
Skill:【アイテムボックスLv2】【棍棒Lv1】【投擲Lv1】【隠蔽Lv1】【魔力感知Lv1】
Unique:【異界の錬金術Lv2】【異世界言語】
かなりステの伸びがイイ。特殊ジョブだからだろう。
【異界の錬金術】もレベル2に上がり、なぜかアイテムボックスも上がっていた。
昨日の苦行―激マズマナポループ―を考えれば、魔物倒してレベ上げした方がいい気がしてきた・・・。
宿屋のシンプルな朝食を取りながら、今日はどうするかと話し合う。
「防具買った方がいいよね?」
「そのほうがよろしいかと。」
城を出るとき貰っておけばよかったんだが、街を見に行くだけのつもりが結構長居してるな。
ミレアは動き安さを重視しているのか、防具はレザーのベストと紺色のズボンはかなり頑丈そうだ。
委員長も俺と同じく軽装だけど、錬金術師ギルドでブン獲ってきたトンガリ帽子がある。
『鑑定・・・っ!』
ミレアが少し離れていたので、コッソリ委員長に鑑定するのだが。
パシン!と音と共に軽い衝撃が走る。
>鑑定に抵抗されました。
完全鑑定とはなんだったのか、普通に抵抗された。
「どうかしましたか?高橋先生。」
鑑定したことにはバレてなさそうだが。頭の上の帽子がこちらに向けて口を開けてる。
「あ、いや、なんでもないよ。」
委員長というよりは帽子の能力か?もう一度、今度は帽子をコッソリ鑑定してみる。
『鑑定』
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装備アイテム:暴食のウイッチハット
ランク:レジェンド
基本性能:防御 3 魔法防御 20
特殊効果:魔力変換
エンチャント:精神干渉抵抗Ⅴ
物理、魔法、生物問わず喰らう。
高度なエンチャントが施されている。
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魔力変換:喰らったモノを着用者の魔力へと変換する。
「んん!?」
「なんですか!?」
思わず委員長を睨みつけながら、後ろに飛びのいてしまった。
生物問わず喰らうって・・・ヤバすぎだろ!
しかも特殊効果も超チートだし、それあったら生産レベ上げ超はかどるんですけどぉ?
「なぁ、その帽子ちょっと貸してくんない?」
「嫌ですよ。加齢臭がついたらどうするんですか。」
イヤイヤ、ちょっと前までエロ爺が着けてたじゃん。てか加齢臭なんてしないよ!
「お願い!ちょっとだけ!ちょっとだけでいいから!!」
そう言いながら、委員長に詰め寄りお願いする。
もう嫌なんです!マナポ飲むのはもうこりごりなんです!!
「うわぁ・・・引くわぁ・・・。ツッチー・・・異世界だからってロリコンはダメっしょ。」
「高橋先生、そんなに必死になって気持ち悪いですわ。死んで頂けますか?」
帽子を借りようとしただけなのに、そんな声が後ろから掛けられる。
振り向けば、あまり遭いたくなかった生徒達が、ゴミを見るような目でこちらを見ていた。
その目には、教師に向ける畏敬の念など微塵も無い。
「グ・・・、神崎に一条・・・誤解するなよ?俺は・・・ちょっとだけ、入れたかっただけだ。」
帽子に頭を!
「死ね!変態!!」
「ぐはっ」
神崎の輝く拳に腹を打ち抜かれる。
ドン!とテーブルを吹っ飛ばし、壁まで飛ばされる。
(レベルが上がってなかったら、死んでたな・・・。)
途切れる意識の中そんなことを考えていた。
お読み頂き有難うございます。
書いてる時にあの漫画思い出して、久々に満喫行きたい(^^)
いつの間にか連載再開している、あの漫画です|д゜)




