15話
本日2話目です。
気になっていたスキルの確認も無事終え、倒れこむようにベットへと移動した。
「疲れた・・・」
半日ほどしか経っていないが、とても疲弊していたようだ。
「コーヒー飲みたい・・・」
鞄の中身を思い返すが、コーヒーの類は持っていない。
テーブルの上にディナーベルが置いてある。
「うーむ、これで呼んだら来てくれそうだな。」
先程の銀髪碧眼巨乳美人メイド―ミレア―を呼ぶかどうか迷っていると。
ドアが軽くノックされる。
のぞき窓やチェーンもない、開けるか?いやまず声を掛けるべきかと、体を起こす。
「どなたですか・・・?」
「ミレアです。お飲み物をお持ちしました。」
ふぅと一息吐き、中に入るように促す。
ワゴンには、果物を切った物や、カップやポットが用意されていた。
「失礼します。お飲み物はどうなさいますか?」
「コーヒー、お願いしていいかな?」
ミレアは困ったような顔し、その巨乳に手を当て上目遣いでこちらを見やる。
「申し訳ございません、コーヒーという物は存じ上げません。」
「へ?・・・アメリカンでもエスプレッソでもOKなんだけど・・・」
なんなら、カフェオレでも・・・そう言おうとしたが。
「申し訳ございません、想像も及びません。」
想像も及ばない・・・?それは存在しないという意味だろうか。
「どういった物か、お教え願いますか?」
相変わらずの上目遣いで訊ねてくるので、俺は懇切丁寧に教えてやった。
「黒くて、硬くて、苦いですか・・・」
何故豆の部分をチョイスしたかはさて置き、何か思い当たる物があるようだ。
「たしかかつて魔族に支配されていた時に、魔族がそう言った物を飲んでいたとか。」
なんだか、嫌な予感がするが。
「ですので、この大陸では悪魔の飲み物として、処分されてしまった可能性があります。」
ミレアから言い放たれた絶望的な情報に、余計にコーヒーが飲みたくなる。
この世界での新たな目標が、一つ決まったようだ。
・・・その頃の生徒達・・・
「メイドさーん、コンセントどこー!?」
「シャンプーとリンスが欲しいよー!」
「テレビも漫画もゲームもない!?」
「炭酸飲みたいんだけど!コ○ラプリーズ!」
「探検隊出動!」「「「「おう!」」」」
「(優斗様の部屋はどちらでしょう・・・?)」
「(優斗の部屋・・・こっちかな?)」
・・・その頃の勇者・・・
「あの王女様・・・そろそろ部屋に戻りたいのですが。」
「もう少し勇者様の世界のお話し聞きたかったですが、・・・アリーと呼んでくれたら戻ってもいいですよ。」
「いえ、王女様をそのように呼ぶわけにはいきません。」
「・・・」
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