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レイ・リコード 本編未使用(いーつのことだか、思い出してごーらん♪)  作者: 久遠 悠
第一楽章(あんなーことー、こんなーことー、あーったでしょう♪)
3/9

その3

エルス。ティアが力を解放した後の彼のぼんやりとした記憶の中で。

これも改定後にカットしたもの。

 五感の全てを消失させた光の中、エルスの意識が徐々に薄れていく。

 終わらない落下感はどこまで続くのか――終わるのだろうか。天も地も認識できない平衡感覚の中で、永遠にこのままであってもそれはそれでいいのかもしれない、と思った。

(――ティア――桁違いのエーテル――ひかり――閉鎖街――ティアそのもののような青年――鳥の飛べない蒼――死人の棺――テセウスの船――)

 混濁する意識の中で、うっすらとエルスは思い出していた。

 ティアの足元に広がっていた陣のようなもの。



 ――あれは、シルヴェステル・アファナシエフのものだ。

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